朧ヶ橋と朧ヶ小橋で渡るのは…井路やったんか。
会社勤めしていた頃やからもうかれこれ20年ぐらい前から気になる形状の川を渡る橋が摂津市にあってね。何げに車で走ってる分にはひとつの橋を渡っただけなんですけど、よく見たら橋の上流は三本の水路で構成されていて下流はひとつの川の真ん中に仕切りがあるという…「何なんやろ?」と思いつつも調べることもなく今日に至ってましたが…ネット時代は便利ですね。ようやく解りました。これって川とは言わず“井路”っていう農業で不要になった水(悪水)を排出するための水路やと。で、写真は鳥飼井路と番田井路で真ん中の細い水路は給水路やそうです。それからそこに架かる橋も一見ひとつの橋でしたが“朧ヶ橋”と“朧ヶ小橋”に分かれていました。おぼろけはし…元々ちょろこい橋だったのでしょうかね?。不思議な名前です。
高槻〜摂津のあたりは湿地帯で高低差がほとんどなく排水が大きな問題やったとかで天井川の安威川の下をくぐらせる等して低いところ低いところへと悪水を流したとか。ふーんそうやったんか。元々摂津の出やない人間には新鮮な発見でした。それにしても何故同じところを流れる水路の真ん中に仕切りがしてあるのか?ですけど、これは…写真を見る限り水位が違いますから、この仕切りを取るとどっちかの井路が逆流するってことなんではないかと思うのですけどどうでしょうかね。
で、この井路ってどないなってるのかとGoogle Earthで上から見てみました。これは朧ヶ橋よりちょっと上流の鳥飼あたりの鳥瞰写真ですが…何本もの川や井路が平行して流れていて…かなり変わった地形です。これはぜひともこの目で見てみんと…もうちょっと涼しくなったらね。
(井路の詳細は摂津市のHPを参照してみてください)
| 固定リンク | 0
「小発見」カテゴリの記事
- “ン”剥がしたらええやろって感じ(2025.01.12)
- 何げにかわいい塩ビ管と、(2024.12.21)
- こんなところに“U字溝”(2024.12.14)
- 立入禁止の木(2024.12.04)
- 運送会社名いっぱい、某社出荷部の表示板。(2024.11.26)
「建造物」カテゴリの記事
- 今日的物流倉庫(2024.12.22)
- 本町一丁目6のビル壁面、午前7時29分。(2024.11.23)
- 物集女町、午後4時21分。(2024.10.16)
- ビルの外壁、石やと思っていたけど…偽モンやったんか。(2024.09.04)
- 淀川越える新名神高速工事中の橋脚、午前7時5分。(2024.08.08)
「摂津(大阪市外)」カテゴリの記事
- “沖縄のウタ拝”へ(2024.12.12)
- 淀川越える新名神高速工事中の橋脚、午前7時5分。(2024.08.08)
- 錆びサビにチリチリ(2024.07.13)
- 賃貸マン(2024.07.12)
- 制水弁と仕切弁のフタ、尼崎市の。(2024.06.26)
「大阪ネタ」カテゴリの記事
- 久宝寺橋から観光船“てんま”を、午後2時25分。(2024.12.20)
- 会所枡の蓋にあるさくらの意匠は…(2024.11.14)
- 逢坂二丁目、午後0時52分。(2024.11.07)
- 瓦屋橋から南を北を眺める東横堀川の図、午前9時32,33分。(2024.11.06)
- 八尾市の景色、令和に昭和。(2024.11.05)
コメント