庶民にホンマの茶の湯は楽しめるか?
先日の日曜、関西学院大学で行われました「お茶と日本人」というシンポジウムに参加させてもらいました。あまりの内容の濃さでちょっとここには書ききれません。てなわけでひとつだけ。
「詫びたものがええというものの“わらやに名馬をつなぎたるが好し(村田珠光)”…雅びなものがあってこそ詫びたものの価値が引き立つんであって、詫びたもんならなんでもええということではない。その辺が世間では勘違いされていると思います」という趣旨の発言が、パネリストの方からあり、納得。で、結局「茶の湯は(色々な意味でゆとりない)庶民のもんやないわ」と思い知った次第。まねごとはできてもね。
余談ですが、パネリスト某氏(京の和菓子司社長)が「砂糖は昔は貴重品でした。聞くところではあの“赤福餅”も明治以前は“塩味”やったそうです」と言っておられました。なかなか想像できませんけど…
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