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2007年10月 3日 (水)

珍酒票 2 “蘭玉”

Nihonnshudekanpai  で、今回東京へ行ったのは「日本酒で乾杯推進会議」のイベント(於:東京會館)へ参加のため。ま、「日本人なんやから乾杯は日本酒でしようや」という運動をする会の催しでして、塩爺ほか多彩なゲストによるおもろてタメになる内容のフォーラムがまずあり、その後会場を変えてほぼ全国都道府県のお酒(各県一社一銘柄)が味わえるパーティがありました。その内容は推進会議のサイトに任せることとして、色々なお酒を呑む中、「??!」な味のお酒に出会ったことを以下に。
Rangyoku その名は「蘭玉“本醸造原酒”」。徳島県のこのお酒、酸味が強くてこってりしていて、日本酒というよりシェリーかなぁって感じの味わい。みんなが同じ傾向のお酒を造るより、こんなお酒もあった方が面白いなと思います。ただ、あまりに個性的すぎるので、この一本で徳島の酒を語るのは危険すぎるように思いますので、ご注意ください。
 で、家に帰り、ブログ「珍酒票1“獅子頭”」の回でふれました大正期のレッテルで構成されたファイルを何げにパラっと見たその頁になんと「蘭玉」を発見!。Rangyokuomote「TOKUSHIMAKEN」の表記もありますし、字体も一緒なんで同じ蔵元のものに間違いありません。「酒神御宮神治明」…すなわち「明治神宮御神酒」とも書いてあります。徳島の酒で明治神宮の…何だか有り難いお酒なんでしょうか「蘭玉」って。“大日本優等清酒”ですから、当然なのかもですが。
 で、このレッテルを撮った後、何げに裏を見てまたビックリ、Rangyokuura万年筆でレッテルの原案が描かれているではありませんか。やはり印刷会社から流出したものに違いありませんね。「こんな感じで」と描きはったんは蘭玉の蔵元か印刷屋さんの営業か…ええ味わいなこと。
 東京で「蘭玉」の味に驚き、家でも「蘭玉」のレッテルに驚かされ…何か縁があるんかもしれません。以上、演出なしのホンマの話でした。

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