金露で白鶴、多聞で世界一統…?
“大阪アホげな小発見。とか”という総タイトルをちょっと忘れてダラダラと日記くさい内容になっとった最近。で、反省。まぁ“とか”が付くからええんやけど。てなわけで、原点に帰るべく…って、新ネタないんで過去のファイルより。
「ニュー金露」という“割烹”?、“金露”の文字がお酒の金露と同じロゴ、でも看板には“白鶴”のマークとロゴが。「多聞酒蔵」という立ち呑み屋。木製の立派な看板にも清酒“多聞”。が、暖簾に赤文字で、“世界一統”。どないなっとるねん、ええ。まぁ、わからんこともないんやけど、ややこしいわ。
“金露”も“多聞”も現存してる。ただ、金露酒造は倒産の後、ブランドだけ生きていて、今は“日の出みりん”のキング醸造の酒やし、“多聞”も民事再生のあと、ひと造りだけ復活はしたものの結局酒づくりから撤退、今は“大関”から出されているわけで「みりん屋の酒は置きとないわ」とか「大関で造ってどこが多聞やねん」な気分になりはったんかいねぇ、店主さんが。いや、もっとシビアに「味が…まっ、前とちゃうやんけ!」と近似な味わいの酒を探した結果なんやろか。いずれにせよ、店名もロゴもそのままっちゅうのが、すごいわ。関係ないけど写真に写る「かっぱ」という居酒屋の看板が“黄桜”いうのも気になりますな、当たり前すぎて。
日本酒業界、かなり大変やね。上記のほかにも「大御所」という呑み屋の酒が“月桂冠”やったり「寿海」という店の酒が“多聞”やったりと。あ、大御所も寿海も酒名でっせ。まぁ、大御所は蔵も酒もないから仕方ないけどなぁ。(ニュー金露:2003年 於:東大阪、多聞酒蔵:2006年 於:北区)
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