“会記”はパソコンのでええんか?
一門のお茶会が今秋行われるんですが、ご覧の通り「会記」が今回、パソコン入力、プリンタ出力になってしまいました。
前々回の茶会まで、大先輩の社中さんがこの会記を書いておられたのですが、高齢につき引退、前回の時は、その伝統を絶やすまいと、中堅の若手(?)が書いてくれはったんですが、今回からこんな有様に。実は、前回の茶会の時も、“パソプリ会記”が作られていたのですが、「ええんかなぁ」と社中の一部で話した結果、書くと手を上げてくれはった人がいたのですが、今回は、その方欠席、そういう当方も欠席、あまり声高に「こんなんでいいんでしょうか!」とも言えんなぁと。てなわけでついに伝統は途切れてしまいそうです。ちなみにこのパソプリ会記、社中さんが作ったものでして、あんまり「こんなんなぁ」と言うのも気が引けて…というより、センセが一番、この会記を「ええのん出来たがな、読みやすうてええわ」と喜んではるわけでして。
「(花嫁修業的位置づけでお稽古に来られてた昔と違い)みんな社中さんも仕事持って忙しいからな」とセンセとしては、社中に配慮してこうされたのは、解るんですけれども…。で、まぁ、わたくし自身が書道上手くなって「わたし書きますわ」と言える様になればええだけの話なんですけどね…まぁ、あと200年くらいかかる話ですけどな。
余談…というか、関連ある話ですが、うちの場合、月謝は毎月「御月謝 | 山本龍造」と袋に書いてお渡しするスタイルで、月ごとに書く事に意味があるという趣旨のことをむかし、今は亡き大先生に聞きました。ですから、“月謝”と印刷した袋とか、パソプリ袋では…。会記も一緒やないかなと。他所の社中は…どうなんやろなぁ。(会記の内容は…加工しました)
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コメント
うちは月謝袋に印鑑ですね(^^)
会記は印刷ですよ。
手書きはあまり見たことないです。
投稿: いも番長 | 2007年9月17日 (月) 08時05分
それぞれの稽古場にそれぞれのやり方ありですな。
印刷の会記は…あまり見ないなぁ。そうそう、今ではすっかりマイナーな存在になったワープロによる出力の会記は見た事ありますけど、しかも最近。センセは「読みやすうてええなぁ」と感心してはりましたけど…も。
投稿: 山本龍造 | 2007年9月17日 (月) 10時13分
おこんばんはでございます。
お茶会無事終了いたしました。
予想通り、少々“緩め”な空気でよかったです。
会記について触れる方はどなたもおられず…(お客様方も)
また次回様子見て提案しなあきまへんな。
その頃には新しい社中はんが入ってきはって、書道の達人かもしれまへんし。
(希望)
投稿: 生意気な妹弟子 | 2007年9月25日 (火) 01時55分
生妹さんこんにちは。
緩々…まではいきませんでしたんか?。そらよかったですな。
会記…まぁなぁ。どんなん出てるかが気になるんやろうなぁ“熱心”な茶○ほど。それでええんやけれどけど。
ほな、書道家を社中に取り込みますか、小沢一郎似の。
書き込みおおきに。またネタあったらよろしゅうです。
投稿: 山本龍造 | 2007年9月25日 (火) 11時37分