宝塚歌劇

2018年9月21日 (金)

北翔海莉20th Challenger!! ザッツ★北翔テイメント!!

 バウホールは貸ホールでもあるとは知らなんだ。
Challenger1 Challenger2  「こんなんあんねんや」で、うちのひとチケット探してくれて行ってきました。
 退団しはったひとをバウと言えどヅカで鑑賞する…夢の様でもあるものの、ちょっと複雑な気分。先へ進んで欲しい気持ちとあのヅカ独特の世界観をもう一度見たい気持ちとのせめぎ合いが正直ありました。
 出てきはった氏は…ちょっと細面にならはった感じ。前半は予想通り(?)宝塚時代を振り返る内容。「あぁ懐かしい、おかえり北翔さん」な気持ちで盛り上がるも氏含めまわりも固める皆さんも現役のタカラジェンヌやないという事実はやっぱりちょっとさみしいかなぁ。今回の出し物のタイトルにしては…これでええの?とちと思ってますとなんのなんの…やっぱりチャレンジャーはちゃうわな展開になってひと幕目は終わりました。
 で、後半。こっちはヅカテイスト残しつつもタイトルにふさわしい内容に。声も前半の最初の方より伸びやかでダイナミックで「そうそう、これこれっ」って感じ。その内容といい客席とのやりとりといい宝塚歌劇団という重石から解放されているなぁって風でした。あ、そうそう、もちろん観客側もしかり。声援のかけ方なんかがヅカ鑑賞ではあまり聞きなれん直球さで…演者も観客も一体になって暖かい気分に包まれたのでした。
 やっぱりいいなぁ北翔さんは。でももう宝塚歌劇団のトップではないという事実を改めて知らされるひとときでもありました。「来年も再来年もずっとバウでやってな」な気分になりながらも「これでひと区切り、次の展開を楽しみたいな」とも思いました。やっぱりね、北翔さんの“陽”はたまらん魅力。退団しはって「もう追いかけまい」と思っていた気持ちが薄れたのは言うまでもありません。“一生懸命はひとに伝わる”…当たり前と言えば当たり前ですけどその事実を再認識させてもらいました。さっ、わしも一生懸命仕事しよっと。
 あ、そうそう、星条海斗改めりつこさんが舞台を引き締めてはりましたことを付け加えておきます。

ちゃんと今日も“加美乃素”を立ててはりました。そろそろ使おかな。

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2018年9月 4日 (火)

月組公演“エリザベート”

 北翔海莉さんの退団ですっかりタカラヅカに興味を失ってる山本龍造ですが、うちのひとから「行けへん?」と誘われ大劇場へ。
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 久々に観る月組。もう誰も知らんわ…ってあっ、紫門ゆりやさんだけかな。
 強力な台風が関西に上陸でチケットの払い戻し可やというのに阪急乗っての宝塚入り。呑気にもほどがありまんな。
 で、いざ観劇。この出し物観るのはこれで5回目やというのにいっつも話の筋書きほぼ覚えてなくて…そのせいで毎回新鮮な気持ちで鑑賞できるわけです。アホもたまには役に立ちます。
 で、この出し物。最初の頃はキライやったんですが前回見た時頃より「なかなか深くてミュージカルミュージカルしたミュージカル(?)でええな」とさすがは人気の出し物やなと思ったもんですが…ダメですわ、これ。やっぱりこっちの年齢とか気分によって感じ方が変わってくるんでしょうか。陰気すぎ。こんな現世はカンニンしてほしいわ…で、全然“明日へのファイト”も湧かん…あ、すんません。ほんまに観る側の私の置かれている状況で感想は変わるんでしょうかね…なんか申し訳ないですけどピンと来ませんでした、かなり。
 すべてが終わったところで館内放送が。阪急全線で運休とのこと。
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 館内の通路にパイロンやバケツ、吸収パッド…雨漏りしてますわ。こんなん滅多に見れませんでと楽しんでいたのも最初のうちだけ。座席で待機していてもOKでしたけど「今津線が動き出した、阪神も動いてる」てなガセネタ信じて駅まで行ってそれ全然ウソで待って待って20時27分に運転再開した電車で西宮北口まで移動するも神戸線動かずで結局宝塚線の方がはよ復旧しそうやともう一回宝塚戻って…家に着いたら11時過ぎ…あぁ疲れました。
Elisabeth5  腹ごしらえしとこと食堂行けば売り切れ寸前というか我々のうどんで最後。ついてるなぁ。ここで食するのはじめてですから、カマボコにある“スミレの花”にまで反応。ま、それだけのことというか、些細のことでも楽しい思わんと待ってられませんわ…って、だただいつものことですけど。
 で、なんでこんな時に結局ヅカ鑑賞かって?うちのひとは言います「絶対安全なところに“避難”しといた方がええやん」と。確かにそうやなぁ…と思う反面、滅多に来ない強力な台風を全身で感じておきたかったなぁって思いの方が全然大きくて。ま、観劇の内容の満足度にもよるんしょうけどもね。

被災されました皆様に1日も早く平穏な日々が訪れます様に。
※関連記事:
月組公演“エリザベート”』 2009年6月 記

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2017年10月 5日 (木)

星組公演“ベルリン、わが愛/Bouquet de TAKARAZUKA”

 宝塚観劇卒業したはずの山本龍造ですがこの度、茶の湯で知り合ったお方から「万代貸切公演応募したら当たったので行きません?」の誘いを受け、行ってきました。
Bdt  そのお方言いはります「普通は応募したら大体当たる」と。何度かは私も当たったことありますけど…そんなに当たるもんなんですね。
 てなわけで観てきましたのは新生星組のこの出し物。北翔さんのことはもう忘れてその世界に浸ってきましたが …まぁ、ね。ちょっと感動薄い物語に中弛み感を覚え、二部のレビューは…まぁいいか。それより何より、大劇場でこのところ全然お目にかからんかった御崎恵さんによる指揮。御崎さんは一緒に行ったお方の従兄弟でもあるわけで、始まる前にお互い軽く手を振って…あの揺れる長い黒髪での指揮…いい感じ。で、内容ですが誘ってくれた人言うに「オーソドックスなレビューや」ということ。そこがわたし的にはちょっと退屈かな。てなわけで打ち込み音源ゼロでそこはよかった。
 で…やっぱりね、いいわぁ礼 真琴さん。小柄でシュッとしつつもこの人が歌うと…締まるなぁというか聞き惚れるなぁというか。氏がいずれトップになって…てなこと想像すると、やっぱりヅカ観劇は、やめられへんのかもしれません。
 観劇終わって飲食でもと焼き鳥屋向かうも満席。仕方ないなと駅前のソリオ内で呑み屋さがしてビールに日本酒呑みもって話していると、そこに「5名行けますか」の声。入って来はったその人らの会話が…どうもヅカの楽団員な感じやなぁとその話を「そや、従兄弟に訊いてみよ」とmail。何回かのやり取りの末御崎さんから電話があり、飲んでる人の特長なんかを話すうちにきっとそうやということになって電話を楽団員に回して…みなさんビックリ。こんなことあるんですね。ついでながら私も御崎さんとお話しさせてもらって…緊張して何喋ったんかさっぱり覚えてませんわ。
 とまぁ結局のところ、観劇後の呑み屋のひと時に感激したという…ちょっといつもと違う不思議な宝塚での一日でした。

御崎さんは最近、東京宝塚劇場中心に活動してはるとのことです。

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2017年5月16日 (火)

幕末慶応の酒“幕末太陽傳”を呑む。

 ほんまかいな。
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 “幕末太陽傳”なるお酒発見。ラムネ色の一升瓶に入るも色ののったお酒ということか薄い黄緑色に見えて「これは濃醇そうやな」と頼みますればロックしか提供していないとのことでそれを頂きました。
 説明書きを読めば江戸時代に“下り酒”と呼ばれた上方の酒の中でも特に人気やったという伊丹の酒で、現存する“白雪”の小西家に伝わる“酒永代覚帖”を元に復元したものとか。
 で、お味は…「え?こんな飲み良いお酒やったんか?」って感じ。まぁロックの氷が溶けてそう感じたのでしょうけど、どうも現代の嗜好にけっこう寄り添った味にしてるんちゃうんかいなと思ったり。はい、あくまで私見です。もちろんおいしく頂きましたで。
 ネットで検索してみますれば小西酒造から“幕末 慶応の酒”として通年売られている商品が期間限定で名を変えて売られているということみたいでちょっと納得。ある限られた期間に売るだけのために酒母から当時の製法に基づいて造るとなるとどんだけ小さい桶で仕込んでるんかいなと思ったもんで。

(於:兵庫県宝塚市) “下り酒”の割に樽の味もせなんだなしなぁ。

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2017年3月28日 (火)

星組新人公演“スカーレット ピンパーネル”

 あれっ…ヅカ観劇卒業したんちゃうかったかいな。
Sp3  「新人公演のチケット買えたで」とうちのひと。いち公演一回だけの新人公演。まぁこれは本来なら深く深く入れ込んではるファンの人たちが行くもんでしょうから、どこか「行ってもええんやろか」な気もありつつも観てきました。
 そうか…これが新人公演ってもんなんか。主演は天華えまさん。始まりかけ、ちょっと声がかすれてはってうちのひとなんか「手に汗にぎったわ」。ですが話が進むにしたがって堂々たる演技に。さすがです。
 いつも通り最初は話の筋がもひとつわからんわいと思いつつすぐについていけて楽しませてもらいました。で、「やっぱり本公演も見んとあかんのちゃうん?」に、「私嫌いやねんこの出し物。なんかええ者はええ者、悪モンは悪モンってはっきりしてて深みないやろ」と。あぁなるほどね。ええ者にも邪念が、悪モンにもなんらかの事情がある様な出し物やないと、か。まぁわかりやすくてええんですけどね白黒ハッキリってのも。
 で…ですわ。過去振り返ればこれでこの出し物3回目の鑑賞やというのにまたまたその筋書きすっかり忘れてる。まぁ毎回新鮮な気分で観ることができるからええとは言え…何や心配になってきました。ま、今回はサクッとこんな感じで終わり。

この春はじめてお相撲さん生で見たわ、大劇場で。

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2016年12月19日 (月)

北翔海莉 1st Christmas Dinner Show

 “退団後は…追っかけない”と心に決めていたはずが「こんなんやらはるけど、どうする…」てな話になって「後悔するのもいややしなぁ」で、相変わらずうちのひとうまいことチケット入手してくれまして、先ほどリッツカールトン大阪より帰ってきました。
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 てなわけで先月宝塚歌劇団を退団しはったとこの北翔海莉さんのクリスマスディナーショーに行ってきました。
 生まれた頃から退団までの写真によるスライドショーからスタート。「まるで結婚式の披露宴みたいやな」なうち、バイク乗りの衣装の映像が流れてそれでナマ北翔さん登場。左右にダンサー計6人…おっさん(失礼)、もとい、お兄いさんたち。もうね、そら“新生”感バッチリですわ。ですけどね、やっぱり 「退団しはったんやなぁ」という事実を見せつけられた感じ、かな。そらまぁそれでええわけで、鑑賞する側が過去を引きずってどないすんねんな話なわけですわ。
 選曲なんかは割愛して随所に北翔さんの可愛らしい持ち味がちりばめられていて良かったと思いました。ですがまぁ…そうか、タカラヅカでトップに立つということ、そしてそのダイナミックな“場”で輝くということはどういうことなんかを今更ながら知ったと言う部分が、ね、うん。
 何とか手に入れてくれたお席が51番テーブルとまぁ、末席中の末席。やっぱりここからは双眼鏡がないと…状態。ですが、ですよ!、さすがファンサービス忘れはれへん氏だけあってか、その末席の出入口から登場する場面があり…しかも2回も。さいわいなことにその出入口真ん前の席でしたので間近に拝見させてもらうことができました。いやぁ思ったより華奢な感じ…と言うとイマイチなニュアンスかな、ではスリムと表現しましょうか。ステージであんだけの存在感を示してはるからきっとそれなりにボリューム感のある方なんかと思ってましたら…はい。
 初めてのディナーショー。私はてっきり「食べながら鑑賞するんやろ」思てましたら…ちゃうんですな。ま、そのおかげで同席の初めてお会いした方たちともお話しさせてもらうことができて楽しい上質なひとときでした。これも北翔さんが導いてくれはった縁ってもんで、これからもやっぱり氏を応援して行こやないかという気持ちが、今これを記す中で徐々に湧き上がってくるのでありました。

12時半から食事始めて何がディナーショーやっちゅうねん。

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2016年11月20日 (日)

星組 東京宝塚劇場公演千秋楽“北翔海莉ラストデイ”ライブ中継

 「別にもうええか」と思いつつも「買えたし、行こか」と梅田の東宝シネマへ。
Hkld  この手の中継ってまぁはじめて行ってみたんですけど、何やね、もう全然「しょせん二次元やなぁ」な感じ。当たり前ですけど舞台全体を見て感じてこそ鑑賞なわけで…なんとも疲れました。
 画像を制作してはる人たちの気持ちはわかるも「そんなアップ要らんねん」って感じ。家のモニタで見るわけやないんですから、大写しは…ね。ほれ、宝塚歌劇のポスターって、ちょっと気が引けますやん。キワモノ的要素が出すぎて…なんて書くと怒られるかな。ま、そんな感じをこの中継でも感じたわけです。
 あと、スポーツ観戦のそれとは違い、全然拍手とかせえへんのですね、あの静けさも…どうなんかな。
 ま、それでも退団の挨拶とかその辺の中継は見る価値あった訳で4人の退団者の挨拶それぞれ見て「やっぱり(男役)トップの挨拶は別格やな」と思った次第。ちゃんと練られた言葉も、アドリブも風格に満ちていて…宝塚劇場の挨拶は“通過点”で、東京宝塚劇場の方が“最後の最後”って感じ。じつに吹っ切れた清々しさがありました。やっぱりね、タカラヅカは宝塚が本拠地。ですからこっちでホンマの千秋楽を迎える様に、東京公演から先にやったらどないやねんと思いますわ。
 てなわけでもうしばらく記す予定がなかったヅカネタ再び、でした。

大劇場公演とは髪型とか違ってたりするんやなという発見もあったけど。

※関連記事:
星組 北翔海莉さん退団公演“桜華に舞え/ロマンス!!”・千秋楽』 2016年10月 記

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2016年10月 3日 (月)

星組 北翔海莉さん退団公演“桜華に舞え/ロマンス!!”・千秋楽

 我が贔屓の北翔海莉さんもいよいよ退団。てな訳で堪能しましたで最後の出しモン“桜華に舞え/ロマンス!!”ちょっとトコトン。
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 まぁ、こっちも決めてるんですよ“これでしばらくヅカ観劇は卒業や”と。てな訳で当初より数回観にいくつもりでまずは9月1日に。
 何事も前知識なしで楽しむのを良しとしている私でも今回のはそのポスターを見るまでもなく和モノと知り…正直あんまり好きやないんですよね、和モノ。これで卒業かとちとがっかり。
 で、いざ鑑賞。えぇ…チャンバラもんか。ひと殺しシーンもなぁ。おまけに薩摩のコトバまみれでもひとつ何言うてはるんかもわからんし。あぁ…
 で、二幕目のショー。これ古風というかオーソドックスな感じ。あんまり弾けた感ないし…と数回見る予定やったものの「もう、あと1回くらいでええわ」。
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 てなこと思いつつも9月17日にも観劇。端っこの席といっても袖舞台真横のええ席から見た二回目は「…ん、ええんちゃうん」。
 いやいやなんのなんの、一回目の印象を完全に覆してますわ。なんかね、初回に感じた北翔さんの“疲れてはるんか?”みたいなモンが全然なくてスカッとした仕上がりに感じられて。もちろん私見です。方言のセリフもだいぶわかってきてストーリーもほぼ理解できて「これはええ出しモンや」と。そう言えば何かで目にしたか耳にしたな「千秋楽まで進化し続ける」とこの公演を説明してはった北翔さんのコトバを。
 そう感じたら当然二幕目も違って見えてくるもんです。オーソドックスな出し物には違いない訳ですけど“まさに王道”な堂々さ加減が北翔さんのヅカでの現位置にぴったりに思えてくるんですなぁ。この時…いや、ここは初回からかなぁ、ちょっと気になったのが女性役に扮した礼真琴さん。これがね…くるんですよグッと。何がそう思わせたかってあれこれ考えると…そうか、いわゆる“娘役”は色気出したらアカンのでしょうけど、男役が女性衣装でやるときには許されると。それでですわ。ま、こういう見方はいかにも“男目線”で、すんません。それから、歌が上手いのがそれ以上になにより魅力的やというのを付け加えておきます。
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 もうそう感じたらなんとも楽しい舞台でして。3回目は10月1日、ほぼ中央前の方。北翔さんを間近で見ることができる最後のチャンス。でね、よ〜く見させてもらいましてん、お顔を。そしたら思いました「この人、タヌキ顔やわぁ」と。もちろん褒め言葉。そうなんですよね、やっぱりこの人かわいいもんがある。それがおもいっきり顔にも出てはるんですよね。やっぱり全身からラブリーなもん出してはりますわ。対して二番手、次期トップの紅ゆずるさんは“キツネ顔”。このコントラストがたまらんこの舞台を面白くしてるなぁとも思いました。あ、もちろんキツネ顏もオッケーオッケー。それぞれの個性です。
 あ、どのタイミングで書けばええかとついつい後回しになってますけど、この出し物にかなりの深みと味わいを添えてはるのが西郷隆盛役の専科からの美城れんさん。殺伐としたシーンが多くある中、なんとも言えんほっこりした安心感がずっと根底に流れているのは、この人の持ち味によるところが大きいなぁと思います。それから初日観たとき、私の2つほど前の席の肘掛に腰掛けはってビックリ。なかなかうまい演出でしたわ。
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 そうそう、北翔さんと言えば“加美乃素”。その日の15時公演が加美乃素さんの貸切公演。なんや噂ではアドリブ満載の人気ステージとか。入場したとこにはこの様にデーンと加美乃素製品を紹介する棚が置かれていました。それはまぁそれでええんですけど何なんでしょ、この商品棚に大勢の人々が集って写真撮ってはりました。何やわからんまま私も撮りましたが…北翔ファンは、加美乃素ファンでもあるんですかねー。
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 入場前から北翔さんにお出迎えしてもろて…なのももう最後。そうか…ついにその時が来たか。
 てなわけで4回目は10月3日、日めくり見ますれば今日は“大安”。あぁなるほど、そういうことやったんですね。
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 千秋楽。そらもう大劇場全体がもう異様な…は言い過ぎかな、熱気で溢れかえっていました。白装束の人たちもいっぱい、席に行けばおきまりのペンライト。やっぱりこの日は独特のモンがあります。
 拍手もそらぁいつもより特大。皆でええ公演にしよという雰囲気の中で始まりました。
 4回も見てると、少し筋書きが変わってることに気付き、うちのひとにその話をすると「そらアンタが理解してへんかっただけ、最初から一緒」と一笑。へへ、ま、そんなもんで観れば観るほどあれこれ見えてくるんですね。同じ出し物4回観るというのは、紫吹淳さん退団公演“薔薇の封印”以来のこと。今までヅカ観劇で「おもろないわ」と切り捨ててきた数々の公演も、回を重ねて観ると、どれもそれなりに面白かったんやないかという気がしてきました。
 てなわけで北翔さんトップ就任まで、ほとんど馴染みなかった星組ですが、それぞれのジェンヌが様々な魅力を備えてはることも見えてきて…あぁ、やっぱり観劇やめられへんのかいなという気に。生え抜きの次期トップ紅ゆずるさんは胡散臭い役どころが魅力的。礼真琴さんはシュッと今日的ながらそこそこクセもんっぽい雰囲気を漂わせて…気になる存在。麻央侑希さんも背が高くて頭小さいちょっとキザと…どんな人なんやろ。そうそう、同じく退団しはる娘役トップ妃海風さんもね、変幻自在に色んなを面を持ってはってかなりええ感じ…あぁ気づくのが遅かったぁ。
 全体通じてカッコええ一本気な主人公に出会えて…あぁなるほど、この出し物で辞めはるのも理解できましたわ。
 普段飲まん焼酎ですけどせっかくのことやと幕間にカクテルとソーダ割りを。二部の間にええ感じで酔いが回って幕降りて…さ、おまちかね。
Ouka13 Ouka14  サヨナラショーが始まりました。同じく今回で退団される専科・美城れんさんの美声も堪能できてもちろんええショーやこと。そうそう、この美城れんさんへの拍手は、北翔さんを上回ってるんちゃうかというくらいにどの回も凄かったですね。知れば元々ずっと星組やった人やと。そらぁやっぱり大拍手となりますわ。もちろんそんなこと以上にやっぱり安定したええ味わいに対して惜しみない拍手を皆送ったわけですけど。
 最後に美都くららさん、 美城れんさん、妃海風さん、北翔海莉さんの順で退団者ご挨拶。それぞれに個性あふれる挨拶をしてはりましたが、ここで持っていってはったんが妃海風さん。自ら「タカラヅカ大好き!」全開なその挨拶。天然ボケの連発…ええ意味で崩してくれはりました。そんな人ですから、惜しまれつつも“男役トップと同時退団”という王道を選びはったんかもしれませんな。で、北翔さんはやっぱり努力の人やったんやと思いました。“最大のライバルは己の中にある弱い自分、それに打ち克ってやってきました”的なコトバに…そやろなぁと。ご苦労さんでした。
 盛り上がり、惜しまれつつの退団。幕が降りたり上がったり…計6回。ま、お決まりといえばお決まりなんかもしれんなと思いつつ、みなファンは熱いなぁと思ったのでした。もちろん私もですけど。
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 すべてが終わり日が暮れて…いよいよお見送り。なんかね、白装束の皆さんがとっても多くて遠慮気味に立った場所があんた、何にも見えませんがな。「霧矢大夢さんの時は外からながら中を見渡せたし、紫吹淳さんの時は…そや!中で見送ったで」と思い、そんな話をしてましたら「昔こんな立派な“門”あったかなぁ?」と、うちのひと。そんなん、あったんちゃうんと帰宅後ストリートビューでチェックしますと、確かに以前はない!。知らなんだなぁ気がつかんなんだわぁ。どうやら100周年の時に、鉄の門扉みたいなもんからこれに変わったみたいで…見とらんもんやなぁ。
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 てなわけで去っていくシーンはこんな感じ。先のふたりはろくに撮れなんだんですが、その失敗を生かしてトップふたりはなんとか撮れたぁ。
 夕刻には雨上がるも1日雨やったこともあるのか…オープンカーを使わなんだのがちょっとがっかり。それより…ですわ。きょうびの退団では高級車やないんですね。4台ともみんな私には大衆車に見えたんですけど。これが時代を現しているのかたまたまなのか。ちなみに北翔さんの乗ったクルマは“千葉ナンバー”。郷に帰るという意味合いを持たせた粋なはからいやったのかも。やりますな、ファンクラブの人たち。
 「おっ、この人ただモンやないわ」と思ったのが紫吹淳さん時代の月組公演“薔薇の封印”のときの乞食役(正しくは浮浪者、ニコラ)。調べればその公演が2004年ですから…そうか、12年楽しませてもらったわけですか。大空祐飛さんに次ぐトップになるまでの長い道のりでしたけど、ほんまにおおきにご苦労さんでした。なんでも乗り越えてきはったお方ですから、次のステージもちゃんと自分のモンにして堂々と世に出てきはることでしょう。ですが引退して二世に期待するもよし、とも思ったり。ま、まだ東京公演のことで頭ん中いっぱいなことでしょう。ずっと楽しませてくれはって、有り難うございました…って本人読まはるわけでもないのに誰にいうてんねん。
 てなわけで、しばらくこのくくり“宝塚歌劇”の更新は…ないでしょう。知りませんが。最後に、なかなか手に入らんチケット購入に尽力してくれたうちの人にも感謝せなあきませんな。

(於:兵庫県宝塚市) ここ数日で急に白髪増。マリーアントワネットの白髪話は嘘やないな。そろそろお世話になろかな加美乃素。

※関連記事:
月組 霧矢大夢さん退団公演“エドワード8世/MistyStation”・千秋楽』 2012年3月 記

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2016年7月 4日 (月)

星組バウホール公演“One Voice”

 ひとことで言ったら…非の打ちどころなき出しモンでしょうか。もちろんええ意味で。
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 トップの退団決まってる状態にしてバウホール公演のみって何と酷な公演なんでしょ。チケット全然買われへんわ買おうにも高値になっとるしで「もう…しゃない」と諦めてましたところ、あの手この手でうちのひとが何とか一枚手に入れてくれたのが昨日。で、これまたうまいこと今日は仕事がないってことで14時半からの公演に行ってきました。
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 ベンチャーズ風(?)な音楽(ってベンチャーズかな)の生演奏でスタート。’50〜’90年代の洋楽中心であんな歌こんな歌…これはまぁ50歳代向けってところでしょうか。変に日本語詞になってなくてよかったぁって感じ。で、やっぱり北翔海莉さんはうまいなぁ…でも、他の人たちはどうなんやろという心配(失礼)は、うまいことやってありますわ。大勢で歌うことでその歌唱力の差を上手にカムフラージュ(これまた失礼)、そこに、専科より夏美ようさん、美城れんさんを迎えてあんたこのふたりの歌がまたうまいこと。トップとはまた違う聴かせ方というか見せ方というか…やっぱり“専科”ってのは、すごい人ら揃いなんですね。ご両人とも元々星組にゆかりあるとのこともあってか、全体にどの場面も決まってるというか融和したもんを感じました。
 で、北翔さんも何度となく演奏陣を紹介してはりましたけど、うん、このステージ、演奏も含めて良かったんです。どう良かったかって、演奏がシャープっていうのかキレてるというのか…正直言うと、大劇場のそれでいっつも思うあのモッサリ感(またまた失礼)、あれがないんです。音楽監督の佐伯準一氏がキーボード、そこにリズム隊にギター、管楽器2本という6人編成にして…こちらも一流の皆さんって感じでした。
 第二部は私知りませんけどどうやらミュージカルナンバーがメインやった様で、日本語での芝居がかった歌が多かったかな。しかしまぁどんな場面でもどんな歌でもこなしはる北翔さんが近々タカラヅカで見る事ができなくなるというのは残念な話ですわ。
 “残念”…と言えばもうひとつ。歌と演奏が終わったあと、もうちょっと余韻残して拍手したい様な曲も数多くあったんですが、みな、すぐに拍手始めるもんやから…あれはどうなんかなぁって気がしました。2秒…いや、1秒でもええからそういう“間合い”がほしいなぁと思ったりしたんですがまぁ、大劇場にしてもここバウにしても、その道の“観劇のプロ”みたいなお方達の決め事に沿ってやらんとね…って、歌舞伎かっちゅうねん。
 “One Voice”のサブタイトルは“歌声をひとつに…”。まさにその通りの2時間(休憩25分を含む)は、どこをとってもキラッキラで陽気な舞台でした。そうそう、そこが北翔さんの魅力なんですよね。基本1日2公演…2時間もんやし、ちょっとムリしてもろて1日3回で“追加公演”やってもらいましょか。まぁ、それも酷な話ですわな。

“キラッキラで陽気”って、トロピカルなそれとはちゃいまっせ。

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2016年4月12日 (火)

星組公演“こうもり/THE ENTERTAINER!”

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 ほぼ半年ぶりの大劇場での観劇…ってまぁホンマは今日でこの出し物2回目なんですが。前回はS、今回はSS席から観せてもらいました。“加美乃素”の緞帳がおりていて…これこれ、北翔さんはやっぱりこれやないと…とか何とか。 さ、幕が開いて102期生のお披露目があっておっ!いやぁやっぱりええなぁ北翔さん…ってな気分が徐々にうすれまして。まぁ何というかその、えぇ席は具合悪いところもありまして。そのね、うん、睡魔に襲われてついついウトッとなると演者も気分悪いやろなぁって。
 そうなんですよ、今回の第一部“こうもり”は…どうも私にはちょっと退屈な出しモンでした。仮装舞踏会を舞台にしたシーンなど、派手やかで賑やかでパッとしてるんですけど、どうもね、その…単調な気がして。全体的に舞台が動いたり変わったりする場面が少ないというのも私には退屈やなって要素かもしれません。つまるところ、何年観せてもろても仕掛けに反応している様で…こっちが観劇の素人やということですわ。ま、うちのひとも「前と同じところで寝てしもたわ」言うてましたんで…まぁ花粉症のクスリの副作用が原因やと思いますけどね。
Entertainer2 Entertainer1
 第1部の出し物に便乗して今回はシャンパンが幕間に販売されていてついうっかりその商法にハマって…まぁええか。あ、そうそう、昔は“シャンペン”言ってましたけど知らんまに“シャンパン”とか“シャンパーニュ”…ま、シャンペンという響きにはもう模造のそれを含んだ二流なイメージがありますわな。
 はなし戻って第2部の“THE ENTERTAINER!”、これは良かったですなぁ。芝居とショー、ふたつ合わせてタカラヅカ。どっちかが退屈でも、全面がっかりすることがないのも魅力のひとつですわ。しかしほんま何でもできはるねんなぁ北翔さんって。まぁ食堂百貨の千日堂かくいだおれか…なその内容にいやマイッタまいった。そこが「…なんや」て思う人もいるやもしれませんけど、やっぱりね、できることちゃいまっせ。しかもどんな役回りも堂々やもんなぁ。今回は久々ピアノの弾き語りも披露。宙組時代のバウホール公演“ザ・セカンドライフ”でも観たと思いますけど…別の出しモンやったかも。かなり久しぶりに聞きましたけど…聴かせるなぁやっぱりよろしいわ。歌詞も…「え?退団すんの?」な内容で…あかんあかん、はやすぎでっせ。
 今回は全体を通して「ええなぁ星組」って思いました。素人ですからほんまのとこわかりませんけど“ひとつにまとまってきてるんやろなぁ”なモンを感じたんですが…どうでしょ?
 102期生だけやなく団員含むロケットのシーンが4つ(3つかも)もあってなかなかのど迫力。その中に由美かおる的こってり系のお方もいてはりまして「おっ、シュッとした平成顏だけ採ってるんやないやな」とひと安心。そろそろヅカ観劇“卒業”しよかと思ってましたけど、こういうお方見つけてしもたら、また追ってしまうんでしょうなぁ。ま、今のところ、お名前も存じ上げんのですけども。

2部の後半、打ち込み音源で今日的な出しモンあったけど…あれはなぁ。

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