宝塚歌劇

2017年5月16日 (火)

幕末慶応の酒“幕末太陽傳”を呑む。

 ほんまかいな。
Bakumatsushu1 Bakumatsushu2
 “幕末太陽傳”なるお酒発見。ラムネ色の一升瓶に入るも色ののったお酒ということか薄い黄緑色に見えて「これは濃醇そうやな」と頼みますればロックしか提供していないとのことでそれを頂きました。
 説明書きを読めば江戸時代に“下り酒”と呼ばれた上方の酒の中でも特に人気やったという伊丹の酒で、現存する“白雪”の小西家に伝わる“酒永代覚帖”を元に復元したものとか。
 で、お味は…「え?こんな飲み良いお酒やったんか?」って感じ。まぁロックの氷が溶けてそう感じたのでしょうけど、どうも現代の嗜好にけっこう寄り添った味にしてるんちゃうんかいなと思ったり。はい、あくまで私見です。もちろんおいしく頂きましたで。
 ネットで検索してみますれば小西酒造から“幕末 慶応の酒”として通年売られている商品が期間限定で名を変えて売られているということみたいでちょっと納得。ある限られた期間に売るだけのために酒母から当時の製法に基づいて造るとなるとどんだけ小さい桶で仕込んでるんかいなと思ったもんで。

(於:兵庫県宝塚市) “下り酒”の割に樽の味もせなんだなしなぁ。

保存

保存

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2017年3月28日 (火)

星組新人公演“スカーレット ピンパーネル”

 あれっ…ヅカ観劇卒業したんちゃうかったかいな。
Sp3  「新人公演のチケット買えたで」とうちのひと。いち公演一回だけの新人公演。まぁこれは本来なら深く深く入れ込んではるファンの人たちが行くもんでしょうから、どこか「行ってもええんやろか」な気もありつつも観てきました。
 そうか…これが新人公演ってもんなんか。主演は天華えまさん。始まりかけ、ちょっと声がかすれてはってうちのひとなんか「手に汗にぎったわ」。ですが話が進むにしたがって堂々たる演技に。さすがです。
 いつも通り最初は話の筋がもひとつわからんわいと思いつつすぐについていけて楽しませてもらいました。で、「やっぱり本公演も見んとあかんのちゃうん?」に、「私嫌いやねんこの出し物。なんかええ者はええ者、悪モンは悪モンってはっきりしてて深みないやろ」と。あぁなるほどね。ええ者にも邪念が、悪モンにもなんらかの事情がある様な出し物やないと、か。まぁわかりやすくてええんですけどね白黒ハッキリってのも。
 で…ですわ。過去振り返ればこれでこの出し物3回目の鑑賞やというのにまたまたその筋書きすっかり忘れてる。まぁ毎回新鮮な気分で観ることができるからええとは言え…何や心配になってきました。ま、今回はサクッとこんな感じで終わり。

この春はじめてお相撲さん生で見たわ、大劇場で。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2016年12月19日 (月)

北翔海莉 1st Christmas Dinner Show

 “退団後は…追っかけない”と心に決めていたはずが「こんなんやらはるけど、どうする…」てな話になって「後悔するのもいややしなぁ」で、相変わらずうちのひとうまいことチケット入手してくれまして、先ほどリッツカールトン大阪より帰ってきました。
Kh1cds1 Kh1cds2
 てなわけで先月宝塚歌劇団を退団しはったとこの北翔海莉さんのクリスマスディナーショーに行ってきました。
 生まれた頃から退団までの写真によるスライドショーからスタート。「まるで結婚式の披露宴みたいやな」なうち、バイク乗りの衣装の映像が流れてそれでナマ北翔さん登場。左右にダンサー計6人…おっさん(失礼)、もとい、お兄いさんたち。もうね、そら“新生”感バッチリですわ。ですけどね、やっぱり 「退団しはったんやなぁ」という事実を見せつけられた感じ、かな。そらまぁそれでええわけで、鑑賞する側が過去を引きずってどないすんねんな話なわけですわ。
 選曲なんかは割愛して随所に北翔さんの可愛らしい持ち味がちりばめられていて良かったと思いました。ですがまぁ…そうか、タカラヅカでトップに立つということ、そしてそのダイナミックな“場”で輝くということはどういうことなんかを今更ながら知ったと言う部分が、ね、うん。
 何とか手に入れてくれたお席が51番テーブルとまぁ、末席中の末席。やっぱりここからは双眼鏡がないと…状態。ですが、ですよ!、さすがファンサービス忘れはれへん氏だけあってか、その末席の出入口から登場する場面があり…しかも2回も。さいわいなことにその出入口真ん前の席でしたので間近に拝見させてもらうことができました。いやぁ思ったより華奢な感じ…と言うとイマイチなニュアンスかな、ではスリムと表現しましょうか。ステージであんだけの存在感を示してはるからきっとそれなりにボリューム感のある方なんかと思ってましたら…はい。
 初めてのディナーショー。私はてっきり「食べながら鑑賞するんやろ」思てましたら…ちゃうんですな。ま、そのおかげで同席の初めてお会いした方たちともお話しさせてもらうことができて楽しい上質なひとときでした。これも北翔さんが導いてくれはった縁ってもんで、これからもやっぱり氏を応援して行こやないかという気持ちが、今これを記す中で徐々に湧き上がってくるのでありました。

12時半から食事始めて何がディナーショーやっちゅうねん。

保存

保存

保存

保存

保存

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2016年11月20日 (日)

星組 東京宝塚劇場公演千秋楽“北翔海莉ラストデイ”ライブ中継

 「別にもうええか」と思いつつも「買えたし、行こか」と梅田の東宝シネマへ。
Hkld  この手の中継ってまぁはじめて行ってみたんですけど、何やね、もう全然「しょせん二次元やなぁ」な感じ。当たり前ですけど舞台全体を見て感じてこそ鑑賞なわけで…なんとも疲れました。
 画像を制作してはる人たちの気持ちはわかるも「そんなアップ要らんねん」って感じ。家のモニタで見るわけやないんですから、大写しは…ね。ほれ、宝塚歌劇のポスターって、ちょっと気が引けますやん。キワモノ的要素が出すぎて…なんて書くと怒られるかな。ま、そんな感じをこの中継でも感じたわけです。
 あと、スポーツ観戦のそれとは違い、全然拍手とかせえへんのですね、あの静けさも…どうなんかな。
 ま、それでも退団の挨拶とかその辺の中継は見る価値あった訳で4人の退団者の挨拶それぞれ見て「やっぱり(男役)トップの挨拶は別格やな」と思った次第。ちゃんと練られた言葉も、アドリブも風格に満ちていて…宝塚劇場の挨拶は“通過点”で、東京宝塚劇場の方が“最後の最後”って感じ。じつに吹っ切れた清々しさがありました。やっぱりね、タカラヅカは宝塚が本拠地。ですからこっちでホンマの千秋楽を迎える様に、東京公演から先にやったらどないやねんと思いますわ。
 てなわけでもうしばらく記す予定がなかったヅカネタ再び、でした。

大劇場公演とは髪型とか違ってたりするんやなという発見もあったけど。

※関連記事:
星組 北翔海莉さん退団公演“桜華に舞え/ロマンス!!”・千秋楽』 2016年10月 記

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2016年10月 3日 (月)

星組 北翔海莉さん退団公演“桜華に舞え/ロマンス!!”・千秋楽

 我が贔屓の北翔海莉さんもいよいよ退団。てな訳で堪能しましたで最後の出しモン“桜華に舞え/ロマンス!!”ちょっとトコトン。
Ouka1 Ouka2
 まぁ、こっちも決めてるんですよ“これでしばらくヅカ観劇は卒業や”と。てな訳で当初より数回観にいくつもりでまずは9月1日に。
 何事も前知識なしで楽しむのを良しとしている私でも今回のはそのポスターを見るまでもなく和モノと知り…正直あんまり好きやないんですよね、和モノ。これで卒業かとちとがっかり。
 で、いざ鑑賞。えぇ…チャンバラもんか。ひと殺しシーンもなぁ。おまけに薩摩のコトバまみれでもひとつ何言うてはるんかもわからんし。あぁ…
 で、二幕目のショー。これ古風というかオーソドックスな感じ。あんまり弾けた感ないし…と数回見る予定やったものの「もう、あと1回くらいでええわ」。
Ouka3 Ouka4
 てなこと思いつつも9月17日にも観劇。端っこの席といっても袖舞台真横のええ席から見た二回目は「…ん、ええんちゃうん」。
 いやいやなんのなんの、一回目の印象を完全に覆してますわ。なんかね、初回に感じた北翔さんの“疲れてはるんか?”みたいなモンが全然なくてスカッとした仕上がりに感じられて。もちろん私見です。方言のセリフもだいぶわかってきてストーリーもほぼ理解できて「これはええ出しモンや」と。そう言えば何かで目にしたか耳にしたな「千秋楽まで進化し続ける」とこの公演を説明してはった北翔さんのコトバを。
 そう感じたら当然二幕目も違って見えてくるもんです。オーソドックスな出し物には違いない訳ですけど“まさに王道”な堂々さ加減が北翔さんのヅカでの現位置にぴったりに思えてくるんですなぁ。この時…いや、ここは初回からかなぁ、ちょっと気になったのが女性役に扮した礼真琴さん。これがね…くるんですよグッと。何がそう思わせたかってあれこれ考えると…そうか、いわゆる“娘役”は色気出したらアカンのでしょうけど、男役が女性衣装でやるときには許されると。それでですわ。ま、こういう見方はいかにも“男目線”で、すんません。それから、歌が上手いのがそれ以上になにより魅力的やというのを付け加えておきます。
Ouka5 Ouka6
 もうそう感じたらなんとも楽しい舞台でして。3回目は10月1日、ほぼ中央前の方。北翔さんを間近で見ることができる最後のチャンス。でね、よ〜く見させてもらいましてん、お顔を。そしたら思いました「この人、タヌキ顔やわぁ」と。もちろん褒め言葉。そうなんですよね、やっぱりこの人かわいいもんがある。それがおもいっきり顔にも出てはるんですよね。やっぱり全身からラブリーなもん出してはりますわ。対して二番手、次期トップの紅ゆずるさんは“キツネ顔”。このコントラストがたまらんこの舞台を面白くしてるなぁとも思いました。あ、もちろんキツネ顏もオッケーオッケー。それぞれの個性です。
 あ、どのタイミングで書けばええかとついつい後回しになってますけど、この出し物にかなりの深みと味わいを添えてはるのが西郷隆盛役の専科からの美城れんさん。殺伐としたシーンが多くある中、なんとも言えんほっこりした安心感がずっと根底に流れているのは、この人の持ち味によるところが大きいなぁと思います。それから初日観たとき、私の2つほど前の席の肘掛に腰掛けはってビックリ。なかなかうまい演出でしたわ。
Ouka8 Ouka7
 そうそう、北翔さんと言えば“加美乃素”。その日の15時公演が加美乃素さんの貸切公演。なんや噂ではアドリブ満載の人気ステージとか。入場したとこにはこの様にデーンと加美乃素製品を紹介する棚が置かれていました。それはまぁそれでええんですけど何なんでしょ、この商品棚に大勢の人々が集って写真撮ってはりました。何やわからんまま私も撮りましたが…北翔ファンは、加美乃素ファンでもあるんですかねー。
Ouka9 Ouka10
 入場前から北翔さんにお出迎えしてもろて…なのももう最後。そうか…ついにその時が来たか。
 てなわけで4回目は10月3日、日めくり見ますれば今日は“大安”。あぁなるほど、そういうことやったんですね。
Ouka11 Ouka12
 千秋楽。そらもう大劇場全体がもう異様な…は言い過ぎかな、熱気で溢れかえっていました。白装束の人たちもいっぱい、席に行けばおきまりのペンライト。やっぱりこの日は独特のモンがあります。
 拍手もそらぁいつもより特大。皆でええ公演にしよという雰囲気の中で始まりました。
 4回も見てると、少し筋書きが変わってることに気付き、うちのひとにその話をすると「そらアンタが理解してへんかっただけ、最初から一緒」と一笑。へへ、ま、そんなもんで観れば観るほどあれこれ見えてくるんですね。同じ出し物4回観るというのは、紫吹淳さん退団公演“薔薇の封印”以来のこと。今までヅカ観劇で「おもろないわ」と切り捨ててきた数々の公演も、回を重ねて観ると、どれもそれなりに面白かったんやないかという気がしてきました。
 てなわけで北翔さんトップ就任まで、ほとんど馴染みなかった星組ですが、それぞれのジェンヌが様々な魅力を備えてはることも見えてきて…あぁ、やっぱり観劇やめられへんのかいなという気に。生え抜きの次期トップ紅ゆずるさんは胡散臭い役どころが魅力的。礼真琴さんはシュッと今日的ながらそこそこクセもんっぽい雰囲気を漂わせて…気になる存在。麻央侑希さんも背が高くて頭小さいちょっとキザと…どんな人なんやろ。そうそう、同じく退団しはる娘役トップ妃海風さんもね、変幻自在に色んなを面を持ってはってかなりええ感じ…あぁ気づくのが遅かったぁ。
 全体通じてカッコええ一本気な主人公に出会えて…あぁなるほど、この出し物で辞めはるのも理解できましたわ。
 普段飲まん焼酎ですけどせっかくのことやと幕間にカクテルとソーダ割りを。二部の間にええ感じで酔いが回って幕降りて…さ、おまちかね。
Ouka13 Ouka14  サヨナラショーが始まりました。同じく今回で退団される専科・美城れんさんの美声も堪能できてもちろんええショーやこと。そうそう、この美城れんさんへの拍手は、北翔さんを上回ってるんちゃうかというくらいにどの回も凄かったですね。知れば元々ずっと星組やった人やと。そらぁやっぱり大拍手となりますわ。もちろんそんなこと以上にやっぱり安定したええ味わいに対して惜しみない拍手を皆送ったわけですけど。
 最後に美都くららさん、 美城れんさん、妃海風さん、北翔海莉さんの順で退団者ご挨拶。それぞれに個性あふれる挨拶をしてはりましたが、ここで持っていってはったんが妃海風さん。自ら「タカラヅカ大好き!」全開なその挨拶。天然ボケの連発…ええ意味で崩してくれはりました。そんな人ですから、惜しまれつつも“男役トップと同時退団”という王道を選びはったんかもしれませんな。で、北翔さんはやっぱり努力の人やったんやと思いました。“最大のライバルは己の中にある弱い自分、それに打ち克ってやってきました”的なコトバに…そやろなぁと。ご苦労さんでした。
 盛り上がり、惜しまれつつの退団。幕が降りたり上がったり…計6回。ま、お決まりといえばお決まりなんかもしれんなと思いつつ、みなファンは熱いなぁと思ったのでした。もちろん私もですけど。
Ouka15 Ouka16
 すべてが終わり日が暮れて…いよいよお見送り。なんかね、白装束の皆さんがとっても多くて遠慮気味に立った場所があんた、何にも見えませんがな。「霧矢大夢さんの時は外からながら中を見渡せたし、紫吹淳さんの時は…そや!中で見送ったで」と思い、そんな話をしてましたら「昔こんな立派な“門”あったかなぁ?」と、うちのひと。そんなん、あったんちゃうんと帰宅後ストリートビューでチェックしますと、確かに以前はない!。知らなんだなぁ気がつかんなんだわぁ。どうやら100周年の時に、鉄の門扉みたいなもんからこれに変わったみたいで…見とらんもんやなぁ。
Ouka17 Ouka18 Ouka19 Ouka20
 てなわけで去っていくシーンはこんな感じ。先のふたりはろくに撮れなんだんですが、その失敗を生かしてトップふたりはなんとか撮れたぁ。
 夕刻には雨上がるも1日雨やったこともあるのか…オープンカーを使わなんだのがちょっとがっかり。それより…ですわ。きょうびの退団では高級車やないんですね。4台ともみんな私には大衆車に見えたんですけど。これが時代を現しているのかたまたまなのか。ちなみに北翔さんの乗ったクルマは“千葉ナンバー”。郷に帰るという意味合いを持たせた粋なはからいやったのかも。やりますな、ファンクラブの人たち。
 「おっ、この人ただモンやないわ」と思ったのが紫吹淳さん時代の月組公演“薔薇の封印”のときの乞食役(正しくは浮浪者、ニコラ)。調べればその公演が2004年ですから…そうか、12年楽しませてもらったわけですか。大空祐飛さんに次ぐトップになるまでの長い道のりでしたけど、ほんまにおおきにご苦労さんでした。なんでも乗り越えてきはったお方ですから、次のステージもちゃんと自分のモンにして堂々と世に出てきはることでしょう。ですが引退して二世に期待するもよし、とも思ったり。ま、まだ東京公演のことで頭ん中いっぱいなことでしょう。ずっと楽しませてくれはって、有り難うございました…って本人読まはるわけでもないのに誰にいうてんねん。
 てなわけで、しばらくこのくくり“宝塚歌劇”の更新は…ないでしょう。知りませんが。最後に、なかなか手に入らんチケット購入に尽力してくれたうちの人にも感謝せなあきませんな。

(於:兵庫県宝塚市) ここ数日で急に白髪増。マリーアントワネットの白髪話は嘘やないな。そろそろお世話になろかな加美乃素。

※関連記事:
月組 霧矢大夢さん退団公演“エドワード8世/MistyStation”・千秋楽』 2012年3月 記

保存

保存

保存

保存

保存

保存

保存

保存

保存

保存

保存

保存

保存

保存

保存

保存

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2016年7月 4日 (月)

星組バウホール公演“One Voice”

 ひとことで言ったら…非の打ちどころなき出しモンでしょうか。もちろんええ意味で。
Ov3 Ov4
 トップの退団決まってる状態にしてバウホール公演のみって何と酷な公演なんでしょ。チケット全然買われへんわ買おうにも高値になっとるしで「もう…しゃない」と諦めてましたところ、あの手この手でうちのひとが何とか一枚手に入れてくれたのが昨日。で、これまたうまいこと今日は仕事がないってことで14時半からの公演に行ってきました。
Ov1Ov2
 ベンチャーズ風(?)な音楽(ってベンチャーズかな)の生演奏でスタート。’50〜’90年代の洋楽中心であんな歌こんな歌…これはまぁ50歳代向けってところでしょうか。変に日本語詞になってなくてよかったぁって感じ。で、やっぱり北翔海莉さんはうまいなぁ…でも、他の人たちはどうなんやろという心配(失礼)は、うまいことやってありますわ。大勢で歌うことでその歌唱力の差を上手にカムフラージュ(これまた失礼)、そこに、専科より夏美ようさん、美城れんさんを迎えてあんたこのふたりの歌がまたうまいこと。トップとはまた違う聴かせ方というか見せ方というか…やっぱり“専科”ってのは、すごい人ら揃いなんですね。ご両人とも元々星組にゆかりあるとのこともあってか、全体にどの場面も決まってるというか融和したもんを感じました。
 で、北翔さんも何度となく演奏陣を紹介してはりましたけど、うん、このステージ、演奏も含めて良かったんです。どう良かったかって、演奏がシャープっていうのかキレてるというのか…正直言うと、大劇場のそれでいっつも思うあのモッサリ感(またまた失礼)、あれがないんです。音楽監督の佐伯準一氏がキーボード、そこにリズム隊にギター、管楽器2本という6人編成にして…こちらも一流の皆さんって感じでした。
 第二部は私知りませんけどどうやらミュージカルナンバーがメインやった様で、日本語での芝居がかった歌が多かったかな。しかしまぁどんな場面でもどんな歌でもこなしはる北翔さんが近々タカラヅカで見る事ができなくなるというのは残念な話ですわ。
 “残念”…と言えばもうひとつ。歌と演奏が終わったあと、もうちょっと余韻残して拍手したい様な曲も数多くあったんですが、みな、すぐに拍手始めるもんやから…あれはどうなんかなぁって気がしました。2秒…いや、1秒でもええからそういう“間合い”がほしいなぁと思ったりしたんですがまぁ、大劇場にしてもここバウにしても、その道の“観劇のプロ”みたいなお方達の決め事に沿ってやらんとね…って、歌舞伎かっちゅうねん。
 “One Voice”のサブタイトルは“歌声をひとつに…”。まさにその通りの2時間(休憩25分を含む)は、どこをとってもキラッキラで陽気な舞台でした。そうそう、そこが北翔さんの魅力なんですよね。基本1日2公演…2時間もんやし、ちょっとムリしてもろて1日3回で“追加公演”やってもらいましょか。まぁ、それも酷な話ですわな。

“キラッキラで陽気”って、トロピカルなそれとはちゃいまっせ。

保存

保存

保存

保存

保存

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2016年4月12日 (火)

星組公演“こうもり/THE ENTERTAINER!”

Kohmori1 Kohmori2
 ほぼ半年ぶりの大劇場での観劇…ってまぁホンマは今日でこの出し物2回目なんですが。前回はS、今回はSS席から観せてもらいました。“加美乃素”の緞帳がおりていて…これこれ、北翔さんはやっぱりこれやないと…とか何とか。 さ、幕が開いて102期生のお披露目があっておっ!いやぁやっぱりええなぁ北翔さん…ってな気分が徐々にうすれまして。まぁ何というかその、えぇ席は具合悪いところもありまして。そのね、うん、睡魔に襲われてついついウトッとなると演者も気分悪いやろなぁって。
 そうなんですよ、今回の第一部“こうもり”は…どうも私にはちょっと退屈な出しモンでした。仮装舞踏会を舞台にしたシーンなど、派手やかで賑やかでパッとしてるんですけど、どうもね、その…単調な気がして。全体的に舞台が動いたり変わったりする場面が少ないというのも私には退屈やなって要素かもしれません。つまるところ、何年観せてもろても仕掛けに反応している様で…こっちが観劇の素人やということですわ。ま、うちのひとも「前と同じところで寝てしもたわ」言うてましたんで…まぁ花粉症のクスリの副作用が原因やと思いますけどね。
Entertainer2 Entertainer1
 第1部の出し物に便乗して今回はシャンパンが幕間に販売されていてついうっかりその商法にハマって…まぁええか。あ、そうそう、昔は“シャンペン”言ってましたけど知らんまに“シャンパン”とか“シャンパーニュ”…ま、シャンペンという響きにはもう模造のそれを含んだ二流なイメージがありますわな。
 はなし戻って第2部の“THE ENTERTAINER!”、これは良かったですなぁ。芝居とショー、ふたつ合わせてタカラヅカ。どっちかが退屈でも、全面がっかりすることがないのも魅力のひとつですわ。しかしほんま何でもできはるねんなぁ北翔さんって。まぁ食堂百貨の千日堂かくいだおれか…なその内容にいやマイッタまいった。そこが「…なんや」て思う人もいるやもしれませんけど、やっぱりね、できることちゃいまっせ。しかもどんな役回りも堂々やもんなぁ。今回は久々ピアノの弾き語りも披露。宙組時代のバウホール公演“ザ・セカンドライフ”でも観たと思いますけど…別の出しモンやったかも。かなり久しぶりに聞きましたけど…聴かせるなぁやっぱりよろしいわ。歌詞も…「え?退団すんの?」な内容で…あかんあかん、はやすぎでっせ。
 今回は全体を通して「ええなぁ星組」って思いました。素人ですからほんまのとこわかりませんけど“ひとつにまとまってきてるんやろなぁ”なモンを感じたんですが…どうでしょ?
 102期生だけやなく団員含むロケットのシーンが4つ(3つかも)もあってなかなかのど迫力。その中に由美かおる的こってり系のお方もいてはりまして「おっ、シュッとした平成顏だけ採ってるんやないやな」とひと安心。そろそろヅカ観劇“卒業”しよかと思ってましたけど、こういうお方見つけてしもたら、また追ってしまうんでしょうなぁ。ま、今のところ、お名前も存じ上げんのですけども。

2部の後半、打ち込み音源で今日的な出しモンあったけど…あれはなぁ。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2016年1月28日 (木)

星組 梅田芸術劇場公演“Love&Dream”

Ld1 Ld2  いやぁ良かったヨカッタ。その圧倒的な歌唱力…さすが北翔海莉さん。てなわけで今日は梅田芸術劇場であった星組公演“Love&Dream”に行ってきました。
 2部構成で前半はディズニーの名曲を次々に披露。これは…申し訳ないんですけど私には響きませんでした。まぁ2階席からってのもあるんでしょうけど、どうも私、根っからディズニー苦手の様で正直睡魔に襲われつつの鑑賞でした。この前半は演奏が録音っぽかったんで、それも「…もひとつやなぁ」と思った一因かもしれません。
 前半終わって「…あかんわ、ディズニー」。後半もあんまり期待してなかったのですけど、今度はうちのひとと交代で1階7列目からの鑑賞しましたらあんたこれが、ええ内容でしかも生演奏。あ、第2部はタカラヅカのオリジナルを新旧取り混ぜての構成でした。
 そらまぁたかだかここ15年程しかヅカのこと知らんので知ってる曲なんかあんまりないんですけど、それでも何なんでしょ「うん、これこれ」って心に響くんですなぁ。途中台本ある様なアドリブの様なクサ芝居(失礼!)もあったりして北翔さんの人間くささも味わわせてもろてそらぁ満足まんぞく。千秋楽ということもあってでしょう、そこまで声出したら明日こたえまっせってくらいに歌いきってはりました。
 客席も大盛り上がりで最後は何回緞帳上がって下がったかもうわからんくらい。大満足。まぁでもちょっと北翔氏のうまさを引き立てる役目のひともいたなぁ…って、ま、男役はどうしても声作らなあかんという難しさがあるんでしょうけど。
 観客の年齢層はどうも高めでおっさん率低し。そらまぁ平日の昼間ですから当然といえば当然ですが、出し物のせいなのか、ちょっと昔ながらな雰囲気を持つトップやからなのか…どうなんでしょうかね。
 で、よかったなぁと思ってましたら「けどやっぱり、芝居もあって歌がある方が、ええな」とうちのひと。あぁほんまホンマ。両方あってこそタカラヅカですわ。で、そんなタカラヅカはやっぱり宝塚大劇場でないと。阪急宝塚線に乗っての道すがらは、茶の湯に例えたら露地みたいなもんですわな、うん。

拍手とか手拍子せん客が隣におると…不快やわぁ。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2015年11月24日 (火)

雪組バウホール公演“銀二貫”

 先日ラジオで聞いた話では“ファンクラブに入っててもチケット入手困難”やというこの公演ですが、うちの人が何となく買ったらあんた…そらもうええ席で。
Ginnikan  写真で見る通りそこは一番前の席。雪組ファンでもなく、いったい誰が主演しはんのかも知らんという立場やのにこんなええ席でええんかいなと思いつつの観劇。そもそも何で観よかとなったかと言うとNHKテレビのドラマ“銀二貫”が面白かったからという軽い気持ちに端を発してる訳ですから…ついついテレビドラマのそれと比較しつつ観てしまう訳で、何となく申し訳ない気分半開。
 で、どうやったか?。うん…ま、正直申しまして私好みの演出やなかったかもって感じでしょうか。ともあれ2時間少しの舞台での表現にその…“コク、深み”を求めてしまうのがそもそも間違ってますのでしょうな。あ、もちろん楽しくホロっとするええ出しもんでした。
 しかし何です、バウホール公演にしては舞台演出にはかなり気合が入ってるって感じで、純粋に「お子が見たら感激してるやろなぁ」と思うとこいっぱいありました。
 で、そうそう、一番前やからわかったことは、主人と番頭を演じる専科の英真なおきさん、華形ひかるさんが終盤うっすら目に涙を浮かべて演技してはるのが…さすがやなぁと思った次第。涙こそ出ませんでしたがこっちまでやっぱりグッとくるもんがありました。やっぱり専科の人の存在ってのも重要ですねんなぁ…そんなことを改めて思う公演でもありました。

今日の公演には雪組トップの早霧せいな、咲妃みゆ両氏も観劇してはった様でした。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2015年9月22日 (火)

星組公演“ガイズ&ドールズ”

 長かったなぁトップ就任まで。てなわけで北翔海莉さんトップ就任大劇場お披露目公演“ガイズ&ドールズ”を見てきました。
Gd1 Gd2
…ってじつはこの出し物今月1日以来2回目。前回見て「あぁこれはもいっぺん見たいなぁ」ってことで今日も観ましたが…いやぁええなぁ面白かったなぁ。何かね、久しぶりに「タカラヅカって…ええわぁ」って心底思えました。
 そら、贔屓のトップ就任ですから感慨もひとしおなんですけど、それだけやなくて凝った舞台に華やぎにどの人も魅力的で歌もうまいし声はよく通って聴きやすいし…そうそう、これですよヅカは。「トップだけでは…」って思ったのが霧矢大夢さんの時。その時のこともあって「今回は…どやろ?」と思っていましたら何のなんの。また久々に「やっぱり卒業せんとこ」と思いましたわ。
 まぁわたし的には専科からのまさかの移動で北翔さんがトップになって良かったヨカッタですけど…二番手紅ゆずるさんのファンにしたら…うっとぉしい今回の人事やったことでしょう。昔はずっと月組観ていて、瀬奈じゅんさんがトップになって「…なんやおもろないわ」な時期が長かったのでね。
 そういう意味ではあまり長いことこの体制が続くのも良くないのかもしれませんが、まぁやっぱり私は一作でも多くこのメンバーの星組を観たいなぁと強く思いました。よし、これからは星組で行くで。
 で、北翔さんのスカイは…うん、もちろん本人に会ったこともないのでわかりませんけど、なんか「北翔さんらしいなぁ」って感じ。「絶対悪モンちゃうやん」な安心感がずっと根底にあって…それがええのか、それを超えたもんを期待するのか。まぁついつい紫吹淳さんのスカイをまぁはっきりとは覚えていないものの、あの氏の漂わせているクドいほどのアクの強さを…ふと思い出したのでした。
 ネイサン演ずる紅ゆずるさんにも妃海風さん、礼真琴さんと実力派揃い…よろしいなぁ。そこに美城れんさん…これまた何というか、専科の人が加わると、こうもどしっと引き締まった感じになるんやなぁと…もいっぺん見たいなぁ。東京まで行こかいなぁ…とかなんとか。
 最後にいよいよ大きな羽根を背負って北翔さん登場。思いっきりスナップ効かせて羽根をしならせてはりました。ええぞええぞ苦節(?)18年。今度は堂々センターで「ありがとうございました」の口。良かったヨカッタ氏のトップも星組全体も。そうそう、お子は今回2度目のヅカ観劇。2年前には「なぁ…もう帰ろ」を連発していたそうですが、今回はえらく気に入っていた様子。2歳の差が大きいのか出し物とその演じ手がよかったのか。もちろん娘役だけを双眼鏡で追ってましたね。そらそうか、子供にしたら男役は…みんなオバハンに見えることでしょうからなぁ。

夜は宝塚ホテルのバイキング。ここの空間は…ビアケラーのそれとは程遠いなぁ。

※追記:この日の公演は、なんとも言えん客席側との一体感も良かったです。みんなで暖かく観ている感じがとっても。幕締まってからも続く演奏も最後まで聴いている人多くて…よい一体感やったなぁ。あ、緞帳は最後にやっぱり“加美乃素”。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧