琺瑯タンク

2019年9月20日 (金)

琺瑯タンクの余生 47 ● 和歌山県田辺市上芳養

 前回の物件と同じ県道208号線沿いの同じ集落にありました。
Horo47  細い山道のカーブを曲がれば不意に現れたそれ、緑のと赤茶けたのと二本あってまぁ共にすっかり溶け込んでいる様にもみえますけど、木目の板に蛾が溶け込んでいるのを発見した時の様な気色悪さを発見時に感じたんですが…って、ちょっと言い過ぎかもしれません。
 沢の近くに置かれていて、塩ビのパイプが繋がれている状態でしたので、沢の水を溜めておくのに使われているの様に思われましたが詳しいことはわかりませんでした。しかしまぁいかにも夏って感じの光まわりですな。

(於:和歌山県田辺市) 夏っぽい上に和歌山っぽいな…何となく。

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2019年9月 3日 (火)

琺瑯タンクの余生 46 ● 和歌山県田辺市上芳養

 この夏は何度となく和歌山へ行きましたが、所要の折に景勝地“奇絶峡”へついでに行こ思うも通常の道が崩落で通行止めってことで細い別道行きますれば、梅林の中に琺瑯タンクを発見。
Horo46a Horo46b  遠目に見るとそれなりに緑同士で溶けこんだ図に見えましたが近寄り見れば、まぁ普通にそこにあるって感じですな。まぁこのタンクは梅干し漬け込む用と言うより水や農薬散布なんかに使われているものかと思われます。
 前回の45の時にも触れたのと同様、このあたりにも近年造り酒屋がなかった模様。田辺市に限れば“田鶴の声”、“三ツ葵”、“此の友”などがあったってことで、まぁその辺からやってきたものかもしれませんねって程度で終わりにします。

(於:和歌山県田辺市) 細道好きには軽自動車は必須ギアでんな。

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2019年8月21日 (水)

琺瑯タンクの余生 45 ● 和歌山県田辺市龍神村龍神

 所用で高野龍神スカイラインを走行。ごまさんスカイタワーの手前らへんで琺瑯タンク発見。
Horo45a Horo45b  錆びサビの開放型。かすかに残る“防火用水”のペンキ文字…ということは“防火水槽”のカテゴリに入れるべきかと思うもやっぱりこっちですね。
 見ての通りまわりに建物のない高台に置いてあるので、もひとつ“防火用水”として用意されているってのもリアリティがありません。ひょっとしたらここへ置かれる前、どこかで防火目的として使われていたってことかもしれません。
 調べてみた限り、むかしも今も龍神村には酒蔵が存在しない様子。現自治体の田辺市にはかつて“田鶴の声”、“三ツ葵”、“此の友”などがあったみたいですが、まぁこのタンクは海南市からやってきたと解釈するのが妥当やないかと思います。しかしながら…和歌山県の酒蔵も激減したもんですなぁ。

(於:和歌山県田辺市龍神村) ミンミンゼミにツクツク混じって…晩夏な気分。

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2019年7月13日 (土)

琺瑯タンクの余生 44 ● 和歌山県有田郡有田川町修理川29あたり

 恒例の桃買いに和歌山は紀ノ川市桃山町へ行くも、昨年の台風の影響で不作ということで…そうか、農業に従事するのは大変ことやと改めて思いつつそのまま小旅へ。南へ向かって走りますれば畑の向こうに琺瑯タンク発見。
Horo44  木々と同じ色して景観に溶け込みやがってなんと憎いやつでしょ。近くまで見に行こ思いましたけど、ちょっとその勇気なくて遠目に数枚。開放型にビニールシートの蓋…楽しみつつを送ってるって風に見えるのは、和歌山やからでしょうか。
 ここ有田川町は吉備町金屋町清水町が2006年に合併して発足した町。さてこのタンクはかつてこの辺で使われていたものなのかどうなのか。“金葵”、“紀勢鶴龍神丸)”のふたつが今も商いをされているそうですが、かつては“勝心”もあったとか。それらの蔵の余剰タンクかもしれませんけど、酒蔵が多くあった海南市からやってきた様にも思います。
 ストリートビューで過去を見た感じでは、周りの苗木(?)は多分ミカンかと思われます。これも昨年の台風でやられて植え直したのかもしれません。まぁそのおかげで琺瑯タンクも見えた訳ではあるのですが…農業に従事するってのは大変やなぁと改めて思うのでした。

(於:和歌山県有田川町) ここらはどうもほぼ“長久”の島と化してる様に思われる状況でした。

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2019年6月25日 (火)

琺瑯タンクの余生 43 ● 和歌山県伊都郡高野町高野山670

 高野山の某寺院で仕事…って“某”とか言ってもまぁどこのことかは、ね。
 バス降りて少し歩きますれば遠目にそれらしき物が置かれている様子。近寄りますればやっぱりそう、密閉型の琺瑯タンクが一本、塀越しに確認できました。
Horo43  ところどころ地色の青が現れるも薄緑色に塗られて景観に配慮されていますが、やや違和感を発している感じ、縦書きで“高野”までは読めるもその下はわかりませんでした。ちなみにこの場所はどうやら高野七弁天のひとつ“首途弁財天社”の敷地内の様です。弁天様と言えば水を司る神であることを思うときっとこのタンクも水を確保するためのものかと考えられますが、あくまでも空想です。
 修行の地だからでしょう、高野山には元々酒蔵がなかった様ですので麓の町村より持ってきたものと想像します。伊都郡内にはかつては鶴の瀧酔人日)・稚乃瀧大盛力などたくさんの酒蔵があった模様ですが今は初桜を残すのみの様です。

(於:和歌山県高野町) 電車にケーブル、バス…しかしまぁ遠かったわぁ。

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2019年1月 5日 (土)

琺瑯タンクの余生 42 ● 奈良県葛城市今在家

 カーナビは知らん道を教えてくれるので、おかげでネタも見つかります。
Horo42a Horo42b
 過日行った橿原市の帰り道、行きと同様えらい細い道行けとナビは言います。で、農道を走りますと田んぼの脇に琺瑯タンクが一本。小振りのですが酒母用にしては大きめって感じです。
 木で蓋されてましたのでもひとつどう余生を過ごしているのかはわかりませんでしたがまぁなんらかの形で農業に使われているんでしょう。
 近くには“金鼓”のほか“透泉”、廃業した“偕老”などの蔵元がありますが、そのどこかから来たものなのかどうなのかもさっぱりわかりませんでした。いつものことですけど。

(於:葛城市) 小さなタンクの上に小さな家…かわいい。

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2018年9月 8日 (土)

琺瑯タンクの余生 41 ● 京都府京丹後市大宮町周枳954

 土蔵と琺瑯タンク…案外似合ってるもんですわ。
Horo41a Horo41b  このシチュエーションですからもうおわかりかと思います。そう、ここは造り酒屋。使わなくなってここに置かれているのか「ここは酒蔵でっせ」とアピールする広告塔としてここで余生を送っているのか…訊けばよかったなぁ。
 ここは“白木久”醸造元の白杉酒造。造り酒屋がそこそこ残っている丹後半島ですのであちこち行きたい買いたいと思うも、いま頂き物のお酒がいっぱいあって、一軒だけと決めたのがここでした。その理由は“カフェが併設されている”と何かで読んだから…だったんですけど、残念ながら営業されていませんで…でもまぁ、ここのお酒は中央区の某美味すぎ立ち呑み屋さんで何度かよばれていて“全量飯米で仕込んではる”という話を聞いていて、その理由が“ごはんの味わいをお酒で”とのことでせっかくやったらここってことで。
 あ、このくくりは“琺瑯タンク”でした。酒の話はは他サイトで。あ、でもあとひとつだけ。私はここのお酒とても美味しいわぁと思いますけど“ホカホカごはんの様な…”と思ったことはないですわ。上品な甘さの透明感あふれる…って、ま、これくらいにしときます。

(於:京都府京丹後市大宮町) 若き日々には蔵訪ねてはシッタカであれこれウンチク語ったもんやけど…いまは何も言わへんに等しなった。
※参考記事:
名酒のお店佐野屋さんの記事、蔵元紹介“白杉酒造”。

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2018年8月17日 (金)

琺瑯タンクの余生 40 ● 奈良県五條市西吉野町黒渕

 旅行けば、道中どこかに琺瑯タンク。
Horo40a Horo40b  国道168号線で新宮まで行く道すがら、お昼時やしと立ち寄ったお店でホッドドッグ注文しつつ向かいをみますればその隅にこれがありました。
 元の緑の色合いに銀のスプレーでペイントを試みた様なそのビジュアル。まわりに廃材っぽいもんが散乱していてちゃんと何かの目的があってここで余生を過ごしているって感じがしません。
 ストリートビューでこの地を調べますと秋口には柿の直売所の駐車場になっている様子。案外このタンクで柿渋でもつくってるのかもしれませんね。
 今は五條市のいちエリアになっている西吉野村ですが過去50年ほどはここらに酒蔵はなかった様です。現役時代はどこで活躍していたのかは、想像できませんでした。

(於:奈良県五條市西吉野町) スプレー缶で塗装しよとの思いつきがええな。

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2018年8月 7日 (火)

琺瑯タンクの余生 39 ● 岡山県美作市壬生2292

 政治家のポスターに挟まれて密閉型の琺瑯タンクが一本。色褪せて妙に馴染んだ感じがします。
Horo39
 すっかり色褪せスレート葺きの建屋に実に溶け込んでいます。空の青さもシャッターの淡い柿色含めてこれといった主張がなくなんかええ感じ…と思いましたけど、こっち向くお方がぶち壊しか、いやいやアクセントになってるか。
 岡山も酒どころ。さてこのタンクはどこから来たのかと調べよと思うも平成の大合併で旧町名わからんとなるとその気も失せました。ちなみにここは建設業者さんの一角。どの様な余生を過ごしているのか…小さくブラシが写っているところを見ると、建機の洗車用水が溜めてあるんかもしれません。

(於:岡山県美作市) 安倍さんも色褪せてまんな。

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2018年7月 2日 (月)

琺瑯タンクの余生 38 ● 和歌山県紀の川市平野210

 恒例のあら川の桃買いに和歌山へ。新しいクルマのナビ通りに行くと道端に琺瑯タンクが。
Horo38a Horo38b
開放型のが三本。元々は青だったかと思われますが錆びてしまって…まぁこの方が景観になじんでいるとも言えますか。
 手前の木も奥のビニールハウスのもミカンの木。和歌山は有田ミカンが知られたところですけど紀州〜泉州は割とあちこちで栽培されていてます。そしてこの様に琺瑯タンクが隅に置かれているのはよく見かける光景。それだけ和歌山県下の酒蔵が廃業した証とも言えますかね。覗き込む訳にもいかなんだので現在の用途はわからんままでした。

(於:和歌山県紀の川市) 桃は今季はやく熟してると聞いて行ったけど…ちと早すぎたか?

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