琺瑯タンク

2018年7月 2日 (月)

琺瑯タンクの余生 38 ● 和歌山県紀の川市平野210

 恒例のあら川の桃買いに和歌山へ。新しいクルマのナビ通りに行くと道端に琺瑯タンクが。
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開放型のが三本。元々は青だったかと思われますが錆びてしまって…まぁこの方が景観になじんでいるとも言えますか。
 手前の木も奥のビニールハウスのもミカンの木。和歌山は有田ミカンが知られたところですけど紀州〜泉州は割とあちこちで栽培されていてます。そしてこの様に琺瑯タンクが隅に置かれているのはよく見かける光景。それだけ和歌山県下の酒蔵が廃業した証とも言えますかね。覗き込む訳にもいかなんだので現在の用途はわからんままでした。

(於:和歌山県紀の川市) 桃は今季はやく熟してると聞いて行ったけど…ちと早すぎたか?

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2018年6月26日 (火)

琺瑯タンクの余生 37 ● 兵庫県南あわじ市阿万東町

 淡路島はどこを走ってものどかでええ感じ。燃費もエコ運転の評価も上がって気分も上がるってもんです。道端にひとつ、一番よくあるスタイルの田畑で余生を過ごしている琺瑯タンクを発見。
Horo37a Horo37b  温室並ぶ農地の一角に錆びつつも堂々としていてええ感じ。何を栽培されているのかもひとつわかりませんでしたが…菊かなぁ。いや、無責任なこと言うのはやめときましょか。
 隅々走った訳ではないですが、今回はこれひとつだけの発見に終わりました。今でこそ実質2社となってしまった淡路島での酒づくりですが、1974年の酒造家リストには協同瓶詰法人含め15もの酒蔵が掲載されています。それを思うともっとあちこちに琺瑯タンクがあってもええと思ったのですが。さて、これはどこから来たものなのか。一番近い酒蔵は“南長”の蔵元ですが、ここはまだ一応商品は出されているみたいですから…どうでしょ。まぁ不要になったタンクがここで余生を送っているとも考えられますが。

(於:兵庫県南あわじ市) 淡路島の自給率って100%超えって…知らなんだ。

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2018年4月 2日 (月)

琺瑯タンクの余生 36 ● 大阪府堺市堺区栄橋町2丁4

 仕事の前に南海は堺駅界隈を散歩しますれば道端に琺瑯タンクが。
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 エアコンの室外機やらプラ籠をまわりに従えて密閉型のそれがデンと鎮座しています。違和感ある光景の様な妙に響きあっている様なその存在感は現役ならではこそそう見えるんでしょう。あ、ちなみにここは堺魚市場の横。魚介類を洗う水が貯えられているのやないかと思われます。
 堺はかつて醸造業で栄えたところ。このタンクも地元の造り酒屋で使われていたものなのかもしれませんね…って言っても堺で酒づくりが途絶えたのが1971年とのことですから、その可能性は低いでしょう。余談ですが2014年、堺に再び酒造の火が灯り喜ばしい限り。酒名が“千利休”…あやかるのもええですけど、ちょっと…まぁよろしいわ。

(於:堺市堺区) やっぱり酒名は“鶴”とか“誉”とか“桜”とか付く昔ながらのが好きやな。

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2017年8月 7日 (月)

琺瑯タンクの余生 35 ● 香川県高松市塩江町上西乙582あたり

 垂直に立ってないというのは、なんとも収まりの悪いことで。
Horo35a Horo35b  石垣の上にどんと2本…な割に共に左倒れで安定感に欠きます。おまけにこれも先の物件同様錆びサビで、全体的に存在感はあるも、やはりどこか気色悪い雰囲気を醸し出しています。
 これは放置されているのか使われているのかもひとつわかりませんでした。ほん近くに牧場がありましたので、そこが何かに使われているのかもしれません…と思いましたが、2012年のストリートビューを見るとそこには何も写っていません。と言うことは錆びた状態のものをここに運んだと考えられますので、やっぱりこれも、ただ放置されている様に思われますが…

(於:香川県高松市) なんかさみしいふたり連れ。

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2017年8月 6日 (日)

琺瑯タンクの余生 34 ● 香川県高松市塩江町上西乙1339あたり

 都心離れて旅ゆけば、必ず(?)見かける琺瑯タンク。今回は草に埋もれた状態で発見。
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 塗装もすっかり剥げ落ち痛々しいまでに赤茶けた状態で密閉型と開放型一本ずつ道端に置かれていました。写真では新緑とのコントラストが綺麗とも言えますが、実際にはちょっと気持ち悪い感じ。開放型は真っ逆さまに、密閉型には蓋が閉じられた状態…なんぞ怪しいモンでもここに隠されているのではないかと考えるとなおのことあんまり近寄りたくない物件でした。
 さてどこの蔵元で使われていたものなのか…香川県にはなんともう6社(7社かもしれません)しか造り酒屋が残っていないという状況。1995年の資料では19社20蔵が操業、高松市内にも6社あったのに今はゼロ…瀬戸内に大橋架かって本州から諸々物資流入でお酒もしかりかな。それを思うと…交通の便がよくなることはええことだけでもないんですなぁとしみじみ。もうこれ以上蔵元数が減りません様に。

(於:香川県高松市) 旅先で呑んだのは“綾菊”。美味しかったから買いに行ったら閉まってた。

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2016年11月 2日 (水)

琺瑯タンクの余生 33 ● 和歌山県有田郡広川町南金屋500

 広川町は南金屋で見つけた物件は、こんな感じ。
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 すっかり錆びてミカン色を通り越して赤錆色に。中は雑草のが生えていて、もう何かの目的があってここに置かれている風ではありませんでした。
 それよりそもそもこの丈の低さはなんなんでしょう。酒母用のそれの様な、その割に大きすぎる様な。あ、生酛造りの酛摺り用かなぁ。初めて見る寸法のやつでした。

(於:和歌山県広川町) やっぱりのどかな和歌山県やこと。

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2016年11月 1日 (火)

琺瑯タンクの余生 32 ● 和歌山県有田郡広川町上中野

 先の物件より先の地区では4つ発見。
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 道路から見えるだけで4つですから、きっとくまなく探せばもっと出てくるんやないかと思われます。
 開放型のに混じって大きな密閉型のがひとつ。塗装もはげ落ち赤茶けミカン色。たまたまながら、これまたうまいこと景観に調和してますわ。
 これだけあちこちで使われているということはかつてこの地に造り酒屋があったということでしょうか。調べましたが広川町では見つけることができませんでした。ですが有田郡に広げますと「勝心」という酒がかつてあったみたいです。ちなみに「金葵」「紀勢鶴・龍神丸 」の2蔵が今も商いを続けておられる様です。

(於:有田郡広川町) 和歌山の酒蔵も激減や。

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2016年10月31日 (月)

琺瑯タンクの余生 31 ● 和歌山県有田郡広川町唐尾359

 白崎海洋公園から御坊湯浅道路までの景色はほぼミカン畑。そして「もうええわ」と言いたくなるくらいに琺瑯タンクがあちこちに設置されていました。「一挙まとめて…」と行きたいところですが、地区別に分け3回に。
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 小高い丘にはミカンの木、そして琺瑯タンク。多くのそれ同様緑色に塗られていますので大きいモンとは言えそれなりに景観に溶け込んでいます。木とナミイタのフタを鎖で十文字に締め上げてある様子は、結構厳重に中身を保管しているといった感じ。肥料やら農薬が入っていて盗まれることもあるのか…ってあくまでも想像ですが。

(於:和歌山県広川町) ストリートビュー見ればすぐそばにも密閉型のそれが…気づかなんだ。

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2016年8月18日 (木)

琺瑯タンクの余生 30 ● 長崎県佐世保市下船越町

 先の長崎旅では九十九島を見るために“展海峰”へ行きましたが、そこで、こんな光景を目にしました。
Horo30a Horo30b  その風合いがなんともそれっぽいものの、こんな丈の短いのは見たことないし…埋められているのかと近寄って見てみますと、なんと、琺瑯タンクの輪切り状態でした。
 なるほど、こういう状態も使い勝手が良さそうです。で、悔やまれるのが近くから俯瞰気味に撮影するべきやったなぁということ。この周辺、農地か花壇の様で、向かった途端にたくさんの農夫(?)がやってきて何とも言えん「あんた誰?」な空気が蔓延し…さっさと出てきてしもた次第。あぁ情けない。

(於:長崎県佐世保市) 国内旅、できたら清酒文化圏の方が行きたいかな。

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2016年8月 6日 (土)

琺瑯タンクの余生 29 ● 和歌山県伊都郡かつらぎ町中飯降85

 前々からその存在を知るも、このカテゴリのモンという認識がありませんでした。
Horo29a Horo29b Horo29c  ここは日本酒の醸造元。見ての通り密閉型の琺瑯タンクを黒く塗って、そこに“高野山般若湯”と記して看板として使われています。
 昔より“初桜”の酒名でやってはりましたがここ数十年でこの看板にある通り“高野山般若湯”なる新しいブランドを立ち上げてはりますが…そうですなぁ、観光みやげ的そのネーミングに「私はええわ」な気分になっていつもその名のお酒はスルー…ってホンマはここが造ってはる味醂がずいぶん昔より気に入ってまして、それを和歌山へ行った折にはいつも買っています。
 それは糖類添加のホンマモン味醂ではないのですが、なんとも言えんタカラや日の出のそれより色がのっていてコクがありそうって感じにコロッといってるだけの様にも思いますが、それと同じくらいに一升瓶入りってのが安心できるって面もありますわ。酒や酢などは、やっぱりPETボトルのやと「溶け出してへんか?」っていう気色悪さがありますんでね。
 あ、話がドンドン味醂のことになってしまいますが、数年前に原材料のお米の産地を表示せないかん様になって…「えぇ?」となりました。その大半が中国やタイのお米が主原料に造られていたとは…と。焼酎使った古式製法の某三河味醂にしてもそういう状況。ま、それ以来は大手中小にかかわらず国産米の味醂やとよしとしています。
 で、ここの“初桜・紀州本みりん”ですが…レッテルのどこを見てもお米の原産地表記がありませんわ。う〜ん、アヤシイなぁ。問い合わせたら、がっかりしそう…かも。あんまり考えずに使うことにしまっさ。

(於:和歌山県かつらぎ町) 何となくオキナワっぽい雰囲気を感じるのは…和歌山やからか?

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