京都ネタ

2018年9月22日 (土)

ソース 60 ▲ 復刻版オジカソース

 うちのひとがネタにと町会の旅行の土産に買ってきてくれたのが、これ。
Ozika1Ozika5 Ozika2  オジカソース…テレビ番組“魔法のレストラン”とコラボしてはるソース会社。何となくそれだけで本格派なソースのイメージが湧いてきます…って、どうだかなぁ。
 まず見た目。瓶に入ってる状態は沈殿物いっぱい。色合いはウスターソースにしてはかなり薄めです。写真では赤っぽくなってますが実際は若干緑がかった茶色で、いかにも果実野菜を擦りおろして仕込みましたでって感じです。
 そのまま味わいますと…うん、明らかにいわゆる日本でいうところの“ウスターソース”とは別種。なんなんでしょ、スパイシーさはピリッと効いていますが風味が違うんです。どことなく魚醤っぽさが感じるなと思いますれば原材料に“アンチョビペースト”が入ってます。あ、そうそうその感じ。アンチョビの味が隠し味にならず、前へ出てきているって感じ。ちょっと慣れるまで違和感を覚えそうです。
Ozika3  はい、いつもの焼きそばにして食してみました。色合いの薄さが焼きそばにも表れています。素材の色味を邪魔しないとも言えますがもひとつ美味しそうには見えないかと思います。そしてひとくち…ふたくち…うん、これはソース焼きそばって感じがしません。目隠しして食べれば中華風な焼きそばかなんかやと思うかもしれません。それから先にも触れましたとおり、色目が薄いのでついついソースを多めに使ってしまったのでしょう、塩味がキツくなってしまったのが残念。とは言え“ご飯のおかず”にはええ味やと思われます。ちょっとこのソースは…焼きそばには合わないみたいに思いました。
 てなわけで次は、焼き飯にかけて食してみました。
Ozika4  塩コショーに粉末ブイヨンで味付けしたそれにちょっとかけてみますと…うん、これはいけまっせ。どう美味しいかって訊かれると…そうですね、洋食っぽくなるというのと深みが増すってところでしょうかね。そうか…これはきっと調理するときに使うソースやなくて、テーブルの上に置いてあってお好みでかけるってのに適したソースなんでしょう。きっと本場英国はウースターでの使い方って…知らんしらん。
 じつは…もう20年位前になるでしょうか、オジカソース工業さんに取材させてもらったことがあるんです。その頃は一般庶民向けのものはなく業務用100%の商いをされていました。祇園で創業した京都で一番古いソース屋で“オジカ”の由来は、リー&ペリン同等の知名度を誇るウースターソースのブランド“オージック”やったかなんかを日本読みにして“オジカ”と名付けたと聞いた覚えがあります。ですからこのオジカさんは、本場ウースターのソースに近づけようとアンチョビを入れて本格的に作ってはるってことやねんわと昔の記憶が蘇ってきて納得しました。本格派のウースターソースが日本で作られ手軽に買える…有り難いことです。まぁ…残念ながら口がすっかり日本のソースに慣れ親しんでしもてますけど、ね。

名称:ウスターソース 原材料名:野菜・果実(トマト玉ねぎ、りんご、その他)、砂糖、食塩、醸造酢、赤ワイン、香辛料、昆布エキス、醤油(大豆、小麦を含む)、アンチョビペースト 製造者:株式会社オジカソース工業 京都市山科区勧修寺東出町9

昆布エキスに醤油か、本場のウースターソース…とは違うか。

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2018年9月 6日 (木)

情けない“空”

 京都は北山某所へ納品。道すがら、ふと見た看板が妙に気になって。
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 “”って…こんな情けなかったかいな。
 何なんでしょこの“空”から発せられる情けなさは。“”の部分が“”になっているだけでこないに落ちぶれた風情になる…だけではないなぁ。全体的に…情けない風ですな、たれ目っぽくて。ええわぁ情けない“空”。
 と、現場ではそこだけに気がいってましたけど、写真よく見れば3枚の看板の表現皆違いまっせ。“空車”に“空車庫”、そして“”…伝えたいことはどれもわかりますけど“空車あり”は…ね。タクシーちゃうねんからって感じ。
 でも味わいあるからどれもOKや。やっぱり手書き、人柄というか何というか出まくってますわ。

(於:京都市北区) そうか!“ハエ”って見えるから情けなっぽいってのもあるわ。
※関連記事:
新しい空』 2017年1月 記

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2018年8月29日 (水)

“小野小町ゆかりの化粧橋→”の看板

 “小野駅から徒歩15分”が今日の仕事の現場。どこやそれ?兵庫県の小野か?否々。そこは京都市は山科区。へぇ、そんな駅あるんや…と思いつつ地下鉄東西線には乗らず京阪は六地蔵駅からバスに乗って現地入り。何で?ってそらぁ、バスは景色も楽しめるしラジオも聞けるしね…ってラジコで聞けよって、ほっといて。スマホ持ってませんもんで。
 旧街道を行くバスが勧修寺の前なんかを通ったところで下車。京都でも超馴染みないわぁここらは…と思いつつしっとり落ち着いた里を行きますればこんな看板。
Keshohashi1 Keshohashi2  まぁ見ての通りですわ。何の有り難みもない橋のたもとに針金で縛り付けられた出で立ち、それなりに読めるも錆びも進み…ま、ええ感じではあるんですが何や嘘くさいなぁ。
 調べますればこの橋の近くにある随心院が小野小町ゆかりのお寺でその中に“小町化粧井戸”という枯れ井戸があるとか。その井戸が湧いていた頃にはこの川にその水を流していたと考えられ橋にこういう名がついたとか。へぇ知らなんだ…ってそもそも歴史全般さっぱりわかってへんのですけど。
 てなわけでアホげ的にはこの看板の方が気になる訳ですわ。どぉってことないビジュアルの橋に説明看板、しかもそこに広告がふたつも入ってるってのがこれまた不思議。“福壽亭”は見当たらず。右には“京都相互銀行 醍醐支店”…“相互銀行”ってもう長いこと耳にしませんわ。こっちは1989年に“京都共栄銀行”となったあと1997年に経営破綻ののち、今は“関西アーバン銀行”の支店として残っているみたいです。少なくても30年は前に括り付けられた看板…平安ロマンを漂わせつつバブルもその後もリーマン染み込んだその姿…そらぁ味わい深いはずですわ。

(於:京都市山科区) 小野小町ゆかりの地やから“小野駅”か。帰宅後気づいた。

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2018年6月15日 (金)

ナナメで数十年か、京の室外機。

 納品で京は西陣へ。帰路、下鴨某所へ向かう途中に閑静な住宅街が。ちょっと洋のテイスト感じるお宅が目に入りええなと思ったのも束の間、こっちの方が気になって…
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 かなり年季の入ったエアコン室外機が…ナナメで踏みとどまってますわ。これは経年変化で台の脚が折れたのではなく最初からこの状態やたのではと思われますけど、どうでしょう。
 何十年ずっとナナメならもうすっかり慣れてはるやろと思いつつもなんとも気の毒。性格までひん曲がりまっせ…ってそこまで擬人化せんでもよろしいか。いやいやついついこういう図みると“ダイビングクイズ”を思い出すもんで。若い衆には…なんのこっちゃでしょうけどね。

(於:京都市上京区) そもそもナナメでも動くんやったら、平行に置くのはただただ見た目の問題だけってことか。

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2018年6月 6日 (水)

丸ポスト二題

 先日京都で一泊仕事。思えば西陣あたりの町並みの夜は知らんなぁと散歩しましたら…よろしいなぁ夜もまた。静かでどこ行っても趣あってどんどん楽しなるわと2時間ほど歩いてましたら、こんなモン発見。
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 そうそう、こういう町並みにはやっぱり丸ポストですなぁ…と思いつつ近づいたら取り出し口がありませんやん。無粋にも胴に“本物のポストではございません。郵便物は投函できません。”の貼り紙。なんやこれ、ただのオブジェに成り下がってますんかいな。
 まぁスクラップされるよりええんかもしれませんけど何とも言えん気分。この調子やと古い自販機なんかも“ジュースは買えません”てな貼り紙と共にそのうちオブジェとして再利用される日も来るかもしれませんな。
 で、今日見た丸ポストが、これ。
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 仕事終えてバス停探してますと近くに可愛い丸ポスト…なんですけど色が妙。こんな色でしたかいな…否々、これは赤すぎ。もっと朱色がオリジナルカラーですよね。
 近年ポストの色が朱色系の赤から赤っぽい赤に変わってきたなと思ってましたけど、その流れが丸ポストにまで及んでるとは知りませんでした。そらまぁね、同一会社が設置してるもんですから老いも若きも同じ色にせんならんのでしょうけど…似合わんわぁ。こんなんピンクやら白に塗られた蒸気機関車と一緒やん…ってちゃいますか。古いんかなぁ感覚が。歳いったもんです。

(於:京都市上京区、堺市南区) DD51とかDE10も朱色やないといややわ。

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2018年5月28日 (月)

何となく艶めかしいセンダン

 京都某所へ打ち合わせ。少し早めに着いたので界隈を探索。ふと目にした街路樹が…なに気に艶めかしい。
Sendan1 Sendan2  おへそがあったり下腹部ぽってりしてたり股開いてたりくねらせてたり溶け合ってたり…ってそんなニュアンス、言葉にしたら台無しでした。アホげ、無粋なことで。

(於:京都市北区) 写真クリックして大きくすると、ちっとはそう見えるかと。

※関連記事:
木に、へそ。』 2016年3月 記

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2018年4月 6日 (金)

雨でしっとりまばゆい新緑、午後3時。

 花の次は、まばゆい新緑。
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 納品で行った京都はしっとり雨も手伝って「あぁニッポンって感じ…」ってなんのこっちゃ。
 生活臭の漂わん凛とした空間が日常のすぐそこにある…やっぱり京都の街は別格やなぁと歳を重ねてようやくそう感じる様になったかな。その割にいつも要件済ませてさっさと引き上げてくるんですけども。

(於:京都市上京区) ホンマはまだまだわからんねん神社仏閣の有り難さ。

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2018年3月21日 (水)

一本足埋まるも和むポスト、京阪は橋本駅前。

 せっかくの一本足埋め込まれるも、なんかええ感じ。
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 本来の持ち味を生かせてないから可哀想と思うも何となく坪庭の灯篭のごとくこの空間にうまいこと収まっていて案外幸せモンに見えまして。しかしまぁ…駅前ポストにしてはのどかなことで。

(於:京都府八幡市) うまい具合に集荷の車が来たモンや。

※関連記事:
一本足のポスト、骨折中?』 2017年11月 記

半分生き埋め角ポスト、松下電器産業製。』 2017年3月 記
一本足ごとビルトインされたポスト気の毒』 2016年1月 記

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2018年3月 8日 (木)

トース○ ゆで玉□ …

 ちょっと前に入った昔ながらっぽい喫茶店で。
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 モーニングは要らんわとコーヒー頼んでふとテーブルの上見ますと…こんな表記が。“”はマジックで付け足し、“玉子”の“”は貼り付け。
 “ト”はともかく“子”の下には何が書いてあったのか…気になりつつもよう訊きませんでした。

(於:京都市中京区) コーヒーカップがいかにも昔な感じ♡。

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2018年1月24日 (水)

出町の不思議な頭なき動物っぽい壁画は…

 京都某所へ納品。帰路、京阪目指していつも通り出町の商店街を行きます。
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 でっかい魚(サバ?)を掲げた魚屋さん…はまぁオモロイものの昔からあっていつも楽しむアイテム。それより…ですわ、この右側面に描かれている白黒の動物風なもん、これは何なんでしょ。
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 こんな絵あったかなぁ…いやあったんでしょう、いかにも「昔からここに居るよ」って感じの風合い。何となく懐かしい雰囲気も漂わせてますもんね。
 よく見たらモルタル壁にひびがあって…そうか、ひびの右側だけモルタルやり変えて頭部がなくなってしもたんですな…と思うもその質感はどっちも一緒やし…不思議。
 そや!とストリートビューで調べてみたろと見ますれば…あれっ、謎の動物居ませんやん。
 と言うことはこれはひびに合わせて描いたもんですわ。おもろい絵描きよんな〜とあれこれ調べてみましたらこれ“まちかどアート事業”の一環で描かれたものやそうです。
 あーなるほど。いや、この商店街、いっつもなんぞ仕掛けてはって可愛らしい雰囲気がありますがこれもそれとは恐れ入りました。絵の風合いが…あまりにも昔からっぽかったもんで。ええなぁこの出町桝形商店街は。今度は買い物もして楽しませてもらおっと。

(於:京都市上京区) で、これは何?パンダのしっぽだけレッサーパンダ風?

※関連記事:
サルも人間も一緒やいっしょ』 2016年12月 記

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