茶の湯

2017年1月18日 (水)

阪堺の天王寺駅前駅旧電停、姿消す。

 仕事帰り、天王寺でバスに乗り換え。阿倍野の歩道橋から南見下ろせば…跡形もなかった。
Tekkyo1 Tekkyo2
 そらまぁそうか…と思うも何やさみしいもんがあります。ま、そんなことよりさっさと物事進めていくことは大事やなぁと改めて。
 “明日でええことは今日すんな”ではアカンと思いつつズルズル…は、ヤメや。っていっつも思ってはいるんですけど。それはそうと、駅の線路面に敷き詰めてあった石畳はどこかで余生を送ることになってるんでしょうか。

(於:阿倍野区) “天王寺駅前駅”って場所的に“阿部野橋駅前駅”の方が正しいと思うけど。

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2016年10月 1日 (土)

かむなびさんの“谷町小茶の湯”へ

 10月1日は日本酒の日、ですが“日本茶の日”でもあるとか。へえ知らなんだ。てなわけで行われていた味酒かむなびさんで開催されていた“谷町小茶の湯”へ。
Kochanoyu  まず、いつもながらな工夫こらした美味なる肴にサラッとしたもんから醤油以上の色合いと化した熟成酒味わいひと息ついたところでお菓子頂き、お店の一角を仕切った“お茶室”で亭主の点てる薄茶一服よばれて…というのが一連の流れ。説明すればそれだけですけど、なんともね「いやぁまいったななぁ」と思って。“行きがかり上茶の湯習ってる”の私にしたらあれこれ目から鱗。いやね、でも気持ちはすごいわかるんです。“平成の世、自分にとっての茶の湯って何なん”はよく思うところ。ですけどそこそこの年月習ってると「あぁ、勝手なこと、目立つことせん方が得策や」と自分なりの取り込み方なんかもうええわとなるんですけど、ここの大将は何でもやってみはる。石橋を叩き割らないその潔さにね、いつも“たいしたもんや”と教えられるんですけど、今回も「ええでええで、どんどんやってや」と思いました。
 まず酒と肴から始まるというのがね、茶会にあらず、ですよね。お茶事のエッセンスを取り込みつつ“日本酒の日”をも思わせる。で、その次に出されるお菓子、これが女将の自家製ですわ。白い表面のひび割れたところから見え隠れする赤がマグマの様で…もうちょっとちゃんとお話しするべきやったと後悔。もちろんお味もかむなび特製の味わいで美味。目の前で作らはったもんを頂く…贅沢なはなしです。
 そして“お茶室”へ。布で仕切られた普段8人掛けくらいのテーブル席の机上にゴザが敷いてあって、そこに風炉釜水指。立礼席の様で頂く我々客もそのゴザの上に出されたお茶を飲む訳ですからいわゆる“立礼席”とも違う…限られた空間がちゃんと“茶の湯”の場に。そうそうそうなんやと。いやいや、素人の私はそう思い、惜しみない拍手を心の中で送っていたのでした。
 なんかね、ありますやん、いろいろと。取り合わせがどうやとかこれとこれは一緒に使わんとか道具の格がとか。それ考えたらがんじがらめに…先にも書きましたけど「もうええわ」になって「お茶は茶人のしはること」、とか「貧乏人は茶すんな」との思いに陥ってしもてましたが、私は…ええと思いますね。うん。
Nophoto 大将だけでなく女将も関わってはって、自分たちが良しと思ってる道具を使って…あ、特に今回入れ込んでおられたのが杉桶の水指。大桶職人集団“ウッドワーク”さんに特別に作ってもらわはったそうです。少しでも伝統文化が理解され、日常にも使われるものとなる様に願って皆に見て感じてもらってるとのことでした。
 あれこれ写真で説明したいところですが、やっぱりパチパチは無粋ということで外観のみ。ま、想像でお楽しみください。

(於:中央区) 褒め殺し…ってコトバもあったなぁ。いやいや記事はいたって本気。

※関連記事:
某お店の料理雑感。』 2013年5月 記

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2016年7月24日 (日)

飲みきれば、そこにくまモン。

 今日は祭釜。
Kumamon1 Kumamon2 Kumamon3 Kumamon4
 …まいりました。

(於:某所) 中華そば“天下一品”の鉢にある“明日もお待ちしてます。”を連想…まだまだやなぁ。

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2016年5月10日 (火)

で、大茶盛へ。

 西大寺での所用というのは、これ。
Ochamori1 Ochamori2
 はい、大茶盛。時折テレビで見かけるあれですわ。あれに社中の遠足で参加させてもらいました。
 「あれっ?、先日ニュースでやってたけど…」と思ってましたら30名以上の団体で申し込むと、一服頂けるとのことでセンセがお膳立てしてくれはった訳で…何も知らんで参加だけして、アカン社中ですわ、ほんま。
 写真の様にお茶碗は当然のことながら、釜から水指から茶杓、柄杓、茶器、茶筌に至るまですべてがビッグサイズ。茶巾も然りでその様子が…まるで雑巾。そらまぁそうでっしゃろと思いつつあんまり直視せんときました。
 そんなことあれこれ思てるうちにお茶が運ばれてきました。
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 で、茶碗のビジュアルからして「これはひとりでは飲めんで」とばかり周りの人わぁわぁ言いながら助けてお茶をいただく訳ですけど、これがね、案外“余計なお世話”なんですよねじつは。意外と軽い上に、皆に手伝うてもらうとチカラ加減がよくわからん状態になってかえって飲みづらい状況におちいる訳ですわ。茶碗の重さよりも口の横から溢れることの方が難儀なわけで…と、わかったとて、ひとが飲んではるのを知らん顔する訳にもいかんから、何となくみんな手伝ってる様に振舞っていたのかもしれませんな。さっすが、お茶習ってはるお方ばっかりやことですわ…とかなんとか。
 大茶盛式のこと自体は西大寺HPのここを読んで頂くとしてこんな催し(?)、テレビの向こうの話やと思い込んでましたけど、この様に体験させてもらえて…やっぱりええ先生やなぁとしみじみ。習い事はセンセ次第なんやろなぁと改めて思いました。あぁ感謝感謝。

(於:奈良市) 3稽古場合同とは言え…一大勢力やなぁ。

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2016年2月27日 (土)

主菓子の包み開けたら雛だらけ

 茶の湯の稽古。今日は混みそうやなぁと思って早めに稽古場に向かいますれば一番乗り。「茶巾絞ったらお菓子盛ってくれはる?」と先生。食籠に主菓子をと桜屋ヱ門さんからの包みを開けると…わっ。
Hinadarake
 まぁ毎年この季節になると頂くお菓子ではありますが、この様に箱いっぱいに並んでるとそらぁインパクト大ですわ。これを味わえるのは一番最初に開封したモンだけですわな。今日の早起きは大正解ですわ。
 かわいいの∞…の様でこの顔、じつに癖モン。黒ゴマの置き方ひとつでなごみ顏にもさみし顔にも怒り顏にもなるわけですけど…こうやって見ると概ね癒し顏してますな。さすがは桜屋ヱ門さん、ぶれることのない仕事ぶり。ま、私やったら、仕事しつつ遊んでしまうことでしょう、うん…って、二流やなぁ。

(於:八尾市) 衣は羊羹、アザラシは薯蕷。

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2015年6月22日 (月)

昭和なプラ看板 109 ● Tea ceremony 茶道教室 表千家流

 今日は南海本線は諏訪ノ森駅前で待ち合わせて仕事の現場へ…ってこっちはチン電贔屓、阪堺線で天王寺駅前から40分ほど揺られて船尾電停経由で現地入り。初めて乗った堺トラム。よろしいなぁ。ですが、座席の配列がもひとつ…かも。
 駅前で落ち合って、仕事先の皆様と歩きますれば、どこか元・お風呂屋さんっぽいの家屋にええ看板発見。
Teaceremony2 Teaceremony1
 何がええってまずは“茶筅”の絵ですわ。それなりにリアルな割にどこかしらかわいい雰囲気があって…いいなぁ。そして何より“Tea ceremony”。さすが利休生誕の地の貿易都市は言い回しが…ちゃいまんなぁ。“茶道教室”のちょっと平べったい明朝体と色合いも時代がかったええ雰囲気を醸し出していますわ。
 残念ながら“いけばな教室”はガムテープで隠され…そうですなぁ、きょうび床の間のない住環境が普通となると、いけばなもなかなか日常から乖離した存在になっているかなぁ…ってま、茶道もいっしょやと思たり思わなんだり。
 しかし何ですな、やっぱり茶道華道はカルチャーセンターより先生宅で習うのがよろしいなぁ。きっとここも楽しくかつ有意義な稽古場であることでしょう…て、勝手な想像ですが。

(於:堺市西区) Tea ceremony”…な〜んか「ちゃうやろ」があるなぁ。

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2014年12月11日 (木)

八寸の上に“○”、開くと“無事”。

 某所の茶会によんで頂きました。
 かつての記事“〇〇正宗”でも触れたこの茶会、いつもほぼ平日に催されるので、今年は毎回仕事と重なって一度も寄せて頂けなかったのですが、今回は「なにが何でも行こ」と。で、いやぁ、よかったなぁ。
 亭主の宗匠自らが濃茶点前をされる…その厳かな時の流れと続いて供された薄茶の穏やかな空気感と…次客から四客に出された茶碗にはそれぞれ大胆な大根の意匠があって…師走ですなぁ。
 あんな道具こんな道具、どれもまぁ私には“ネコの小判”ではあるものの、引率頂いた先生方のお陰で気持ちよくお茶をよばれ、点心席へ。
Buji1 Buji2
 八寸の上に和紙、そこには円相。手に取り広げれば朱で“無事”。
…たまりません。粋(すい)な。亭主が書かれたのかどうなのか…まぁその辺は想像に任せよと思とりますれば、どなたかが点心席を預かる某料亭の女将さんに質問。これはそこの料理長が書かれたとのことでした。「これ、コピーやろな」と言う人もいましたが…そんなわけないない訳で…これも目で味わう料理のひとつですなぁ。
 料理も当然、もちろん今回も“〇〇正宗”を堪能。今回は3つの味がありましたが、やっぱりどれも美味。緊張しつつも上質な時間の中でええ具合に酔って…とは言えいつまでたってもこんな空間では異端やなぁと感じつつ、徐々に徐々に面の皮が厚くなっていってるんかなぁとも思う、そんなひとときでした、わ。

しかしまぁよぉ受け入れてもろてるわなぁ。ちいとは勉強せぇよ、わし。

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2014年7月20日 (日)

祭釜

 3連休の真ん中ということで、ま、アホげも小休止。てなわけでちと弛緩した記事ですがひとつお許しを…って、いつもですけど。
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 今日は例年よりちょっと早めの“祭釜”。気心知れた一門の皆さんだけやったというのもあってか、ええお茶会でしたわ。笑い絶えない中、あれこれ教えてもらいつつも次々と忘れていくという…ダメですねぇ。いやホンマ。
 今夏から掛物変わりましてそこには“涼風一○来”の5文字。四つ目だけ読めんなぁと思とりましたら…いま、社中さんのひとりから「“陣”でっせ」のmail。やっぱりそうか…と思いつつ、また、忘れるんやろなぁ。
 左隅には“紫野”の文字。「この紫野は“大徳寺”のことを指すということ」との解説もしてもらい…ま、こっちは覚えてるかなぁこれからも。「これから祭釜は、これ使うわ」と先生続けはりましたケド…そうか、あの夏の風物詩“酢の掛物”も見ることがないのかとガックリ。ま、今度の掛物もええんですけども…ですわ。その思い…私だけなんかなぁ、否々…やないかなぁ。

クリーニング出して縮んだ浴衣きて笑われて…これも夏の風物詩じゃい。

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2014年5月31日 (土)

茶の稽古、七事式より“廻り花”

 今日は茶道の別稽古。やらんならんこと色々残ってる中、「お稽古どころかいな」と思いつつも行きますれば…よろしなぁ、ええ時間やこと。
Mawaribana1 Mawaribana2  色々お教え頂いた中、今日のスペシャルコンテンツ(?)は七事式より“廻り花”。用意された様々な花を順に生けていく…これがね、案外面白いもんですわ。
 「ほほぉ、こういう組み合わせで生けはったか」とか「そう生けはったら、わしはこうしたろ」とか…皆の思いがひとつになってる様でそやない様で、でも全体的に何とのう調和していて不思議な感じ。
 正味の話、“お花”って、そないに興味なく生きてきましたけど、こうやって自分で生けてみると、その面白さに少し開眼したかも。ま、遊び心あふれる(?)七事式のひとつであって、華道とかアレンジというものとは違う世界の花やから、そう感じたんやろとも思いますけどね。
Mawaribana3  写真を撮り損ねたのですが、バケツに入っている草花を奥に写る花台に盛って床の間に置いて、その花を花器に合わせて何種かを組み合わせて生けていきます…って、そんな説明でええんかいな。ま、読み流しといてください。

先に生けはった花を自分の番に抜いてもオッケーやそうですが…それはできんわな。

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2013年5月11日 (土)

最近の気分、茶の湯に対して。

 こんなこと言うてええのやろか…と思いつつ。
 茶道の世界を何となく知ってくると、言葉悪いけど「貧乏人は茶すんな」みたいなことをひしひしと感じる。
 もちろん富豪も庶民も茶道やったらよろしい。刀はずして茶室に入れば、そこには平等対等の世界があるとか言うし。でも徐々にわかってくれば「そんな世界ちゃうやん」な気分になる。お茶に親しめば親しむほどそこには見えない“壁”があるのが、見えてくる。わかった様な気になって親しげに近寄れば、ヤケドしそうな世界…うまく言えないけれど、本音と建前ってことなんかなぁ。まぁ、そういうことを人は「奥が深い」と言うのかも知らんけれども。
 てなことを外で感じつつも月三回のお稽古が楽しくて楽しくて…習い事続けられるか否かは、いかにええ先生(師匠)に出会えるかですな。有り難いなぁ。

結局わしが「わかっとらん!」と言うことかもしらん気がしてきた。恥ずかし。

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