ソース

2018年9月22日 (土)

ソース 60 ▲ 復刻版オジカソース

 うちのひとがネタにと町会の旅行の土産に買ってきてくれたのが、これ。
Ozika1Ozika5 Ozika2  オジカソース…テレビ番組“魔法のレストラン”とコラボしてはるソース会社。何となくそれだけで本格派なソースのイメージが湧いてきます…って、どうだかなぁ。
 まず見た目。瓶に入ってる状態は沈殿物いっぱい。色合いはウスターソースにしてはかなり薄めです。写真では赤っぽくなってますが実際は若干緑がかった茶色で、いかにも果実野菜を擦りおろして仕込みましたでって感じです。
 そのまま味わいますと…うん、明らかにいわゆる日本でいうところの“ウスターソース”とは別種。なんなんでしょ、スパーシーさはピリッと効いていますが風味が違うんです。どことなく魚醤っぽさが感じるなと思いますれば原材料に“アンチョビペースト”が入ってます。あ、そうそうその感じ。アンチョビの味が隠し味にならず、前へ出てきているって感じ。ちょっと慣れるまで違和感を覚えそうです。
Ozika3  はい、いつもの焼きそばにして食してみました。色合いの薄さが焼きそばにも表れています。素材の色味を邪魔しないとも言えますがもひとつ美味しそうには見えないかと思います。そしてひとくち…ふたくち…うん、これはソース焼きそばって感じがしません。目隠しして食べれば中華風な焼きそばかなんかやと思うかもしれません。それから先にも触れましたとおり、色目が薄いのでついついソースを多めに使ってしまったのでしょう、塩味がキツくなってしまったのが残念。とは言え“ご飯のおかず”にはええ味やと思われます。ちょっとこのソースは…焼きそばには合わないみたいに思いました。
 てなわけで次は、焼き飯にかけて食してみました。
Ozika4  塩コショーに粉末ブイヨンで味付けしたそれにちょっとかけてみますと…うん、これはいけまっせ。どう美味しいかって訊かれると…そうですね、洋食っぽくなるというのと深みが増すってところでしょうかね。そうか…これはきっと調理するときに使うソースやなくて、テーブルの上に置いてあってお好みでかけるってのに適したソースなんでしょう。きっと本場英国はウースターでの使い方って…知らんしらん。
 じつは…もう20年位前になるでしょうか、オジカソース工業さんに取材させてもらったことがあるんです。その頃は一般庶民向けのものはなく業務用100%の商いをされていました。祇園で創業した京都で一番古いソース屋で“オジカ”の由来は、リー&ペリン同等の知名度を誇るウースターソースのブランド“オージック”やったかなんかを日本読みにして“オジカ”と名付けたと聞いた覚えがあります。ですからこのオジカさんは、本場ウースターのソースに近づけようとアンチョビを入れて本格的に作ってはるってことやねんわと昔の記憶が蘇ってきて納得しました。本格派のウースターソースが日本で作られ手軽に買える…有り難いことです。まぁ…残念ながら口がすっかり日本のソースに慣れ親しんでしもてますけど、ね。

名称:ウスターソース 原材料名:野菜・果実(トマト玉ねぎ、りんご、その他)、砂糖、食塩、醸造酢、赤ワイン、香辛料、昆布エキス、醤油(大豆、小麦を含む)、アンチョビペースト 製造者:株式会社オジカソース工業 京都市山科区勧修寺東出町9

昆布エキスに醤油か、本場のウースターソース…とは違うか。

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2018年9月 9日 (日)

ソース 59 ▲ カープお好みソース

 今年もカープは絶好調。てなわけで協賛して購入。
Carp1 Carp2 Carp3 …はウソで、写真の通り“30%引”にひかれてのこと。やっぱりタイガース贔屓の土地柄では売れんのでしょうか。てなわけで今回は広島の“カープお好みソース”を味わいます。
 まずはスタイル。マヨネーズやケチャップ同様チューブに入っていて古風なソースファンにはちょっと盛り上がりに欠けるかなといった感じ。外装フイルムの広い面積を生かして“創業明治二年こだわり仕立て”やらあれこれいっぱい文言が書かれています。その中でひっかかるのが“プロ推奨”の文字。なに気に見てましたけどなんや曖昧な文言やことですな。まぁいいか。
 次にそのままで。きれいな茶色、プルンとした質感。口に含めば「甘濃いわぁ」って感じ。ですがその甘さは関西の“糖類”主体の甘さって感じではなくて果物系主体かなといった感じで、ほのかに残る苦味が案外ええ仕事してるんちゃいますかって思います。
Carp4  で、いよいよいつも通り焼きそばにして味わってみます。色合いはやや薄めに仕上がってます。で、ひとくち「甘ぁ〜」。やっぱり甘いです。広島のお好み焼を食する時にいつも思うあの「甘ぁ」ですわ。ですけどそれがカナンわけではなくて美味しいわけですからそれでええんです。お子も「おいしー」と食べてました。
 深くて甘くて…ですが原材料名見るといわゆる“エキス”は使われてなくて私好みですわ。
 調べますとオタフクの方がよく見かけるもののこっちの方が歴史ある会社の様です。かつて食した“テングソース”も含めて広島のお好みソースはみんなこの柿色が基本色で…わかりやすいのかわかりにくいのか。ちょっと関西ソース界では考えられんかもしれません。
 最近のお好み焼店では堂々“オタフク”が使われているところもあって…ちょっと複雑な気分。そういう意味ではこっちも頑張ってほしいもんですわ。

名称:濃厚ソース 原材料名:野菜・果実(トマトリンゴ、 たまねぎ、その他)、砂糖、醸造酢、蛋白加水分解物、食塩、でんぷん、香辛料、調味料(アミノ酸等)、酒精、酸味料、カラメル色素  製造者:毛利醸造株式会社 広島県三次市三原町189

名前は“広島カープ”から取ったわけではないとかHPに記してあるけど…

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2018年4月30日 (月)

ソース 58 ▲ 伊勢ソース

 気がつけば、ソースネタ1年以上更新してませんでした。
Ises1 Ises2 Ises3

 これだけソースから遠ざかったのはやっぱり近くの公設市場系スーパー廃業の影響でしょうか(=ニューエールは中華そば玉が週一回安売りしていた)
 てなわけで焼きそばから遠ざかり、ソース味わう機会が減ってましたが今回は“伊勢ソース”。
 今までに何度となくネタ提供を頂いております茶友からおみやげでもらったのがこれ。さすがにアホげに目を通してくれてはるだけあって今回もレアなヤツです。
 まずストレートで。甘みより酸味、渋味の効いた大人な味わい。沈殿物もそこそこあって期待が高まりますが、お子も食する焼きそばですから…ヤツも満足していくれるかなと不安がよぎります。
 とか思いながらドバドバ麺に絡めて…焼きそば3人前ハイ出来上がり。どうです? メッチャ美味そげな色合いに仕上がりました。で、お味は…おいしいおいしい。熱でマイルドになったか酸味等が影を潜め、深みのある味わいで大人も子供も大満足で食しました。でもまぁうまいこと言語化できん情けなさが残ったのですけど。
 裏ラベルを見ると販売者は“前田弥十郎商店”とあります。調べますれば伊勢の建設業“前田組”が手掛けている様子。記された住所を検索しますとそこは伊勢の地ビールで知られる“伊勢角屋麦酒”のある場所と同じところ。ま、何や細かいところはわかりませんでしたが、そのミステリアスさこそ地ソースの面白いところかも。いつもいつもほんま助かるなぁ嬉しいなぁ。またよろしく頼んます。おおきに。

名称:ウスターソース 原材料名:糖類(砂糖、果糖ぶどう糖液糖)、醸造酢、野菜(りんご、たまねぎ、トマト、その他)、食塩、香辛料、カラメル色素、酸味料、調味料(アミノ酸等)、香辛料抽出物(原材料の一部に大豆を含む 販売者:前田弥十郎商店 代表者前田哲K76 三重県伊勢市宇治今在家町東賀集楽27

製造は他社に委託してはる様に見受けられるもわかりません。

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2017年4月22日 (土)

ソース 57 ▲ ヒロタ カレー名人のウスターソース

 近くのスーパーの見切品コーナーでこんなソース発見。
Hcmws1 Hcmws2  その名もズバリ“カレー名人のウスターソース”。200ml入り半額で180円(税別)ですからそれなりの高級品。玉子かけごはん専用の醤油が世に出た流れはソースに波及したといったところでしょうか…って“とんかつ”やら“お好み”やら“焼そば”、“串カツ”と各々の料理に特化したソースはずっと昔からあるわけで、考えてみたらこのソースの誕生もごくごく普通の流れなのかもしれません。
 とまぁカレーに合うことにこだわったこのソースを今回は色々と試してみました。
 まずは見た目、ウスターとは思えないトロトロさで、醤油に例えるとたまりとか再仕込醤油に通じる粘度を有してます。ビン底には沈殿物がたっぶり沈んでおりこれは期待できるなぁって感じ。
 次にそのまま味わってみますと…おぉ濃いって感じ。粘度も高いですが味の濃度もかなりのもんです。醸造元のHP見ますとやはりその成分が通常の2倍とか。その旨みたっぷりさを味わっているとカーンと香辛料の辛味がこれまた刺激的。かなり辛いので“子供はアカンな”って感じです。子供向けの家庭のカレーにかけることで大人向けのそれに早変わり…という使い方を想定している様です。
 さ、ではさっそくカレーにかけてみましょうか。ま、せっかくですので今回はそれ以外にもケチャップライスといつもの定番、焼きそばでも味わってみました。
Hcmws3 Hcmws4 Hcmws5
 我が家の定番、オリエンタルマースカレーにかけますと…はい大人向けなスパイシーカレーに早変わり。確かにそのコンセプトに合ってると思いましたが…どうでしょ、そのね、カレーに負けない味の濃さを目指してはるものの、逆にカレー本来の持ち味を消してしまう方向に作用している気がします。なんかオリエンタルにも作ってくれたうちのひとにも申し訳ないなぁと、そんな気分になる味わいでした。
 この味は…ケチャップライスに合うんちゃうかという感じでかけてみますと大正解!。これはじつに合います。ケチャップの甘さにピリ辛さと味の深みが加味されてうまいなぁうまいうまい。これはきっと焼きそばでもええ感じに仕上がること間違いなし。
 で、焼きそば。色が濃く仕上がって香りも良くて期待が膨らみます。さぁひとくち…うん。ふたくち…うん。あ、なんだか期待はずれ。お好み焼や焼きそばってやっぱり甘くてナンボやということを再認識。まぁきっと普通のとんかつソースなんかで味付けしたあと、このカレー名人ソースを隠し味的に使うと、きっとおいしくなるんでしょうな、うん。
 てなわけでこれ、わたし的には“チキンライスにひと振りソース”かな。しかしながら着色料不使用にしてこの深い色合いはどうやって出してはるのでしょうかね。ふんだんに材料使って丁寧に造って熟成させるとこうなるのかな。ヒロタソースさんの心意気がいっぱい詰まった、そんなソースやと思いました。ごちそうさん。

名称:ウスターソース 原材料名:砂糖類(砂糖、水あめ)、醸造酢、食塩、野菜(たまねぎ、にんじんにんにく、しょうが)、小麦醸造調味料香辛料、かきエキス、(原材料の一部に小麦を含む 製造者:ヒロタソース株式会社 京都市北区紫野下鳥田町2番地

そもそもきょうびカレーにソースかけるかね?

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2017年3月30日 (木)

ソース 56 ▲ 金蝶ソース ウスター

 昨年夏に行った長崎旅でこんなソースを見つけました。
Kcs1 Kcs2  地酒に地醤油は全国あちこちで見かけますが、ソースは案外見かけません。それ思うと数が減ったと言え、やっぱり関西圏はソース屋もその種類も豊富なところなんやなぁと思います。
 てなわけでちょっと珍しい(?)長崎の“金蝶ソース”を今回味わってみました。
 その名に“蝶”と虫の名が入っているところからしてどこかエキゾチック…?。蝶の絵まで描かれちょっと正直苦手かも。ボトルの形状など全体的なイメージはとてもシンプルでなかなかスタイリッシュ…と思いきや下部にある“皿うどん 焼きそば お好み焼きチャーハン etc.”の文字が少し庶民的な安心感を放っています。やや遠慮気味に堂々JASの特級マークも自信の表れか。まずはそのまま味わってみました。
Kcs3  その前にボトル底をチェック。沈殿物はかなり少なめで、振ればすぐに混じります。小皿に注ぐとまぁよく見かけるウスターのそれ同等の色合い。ひとくち含みますと…おっ、酸っぱっ。ピリ辛もなかなか効いていてかなりシャープな味わい。オッサン向けというか子供はどうやろ?な感じです。
 次にチキンライスにかけてみましたが、やっぱり「酸っぱ」。その酸味効いた味わいが食欲増進…という面もあるかも、と思うもやっぱり私にはちょっと刺激的すぎな感じがします。
 で次に、いつもの通り焼きそばで味わってみました。
 今日はお子も食べるし…この酸っぱさは嫌がりよるやろなぁと思いつつも「えい、やったれ」と全面的にこのソースで味付けしました。鉄板をジュワ〜っと言わせて全体的になじませて、さぁ完成。で、ひとくち…「おいしいっ!」。
Kcs4 バルサミコ酢よろしくフライパン上で加熱されることで酸味が甘み、旨みに変わったのかカドがとれてホンマに美味しく出来上がりました。もちろんお子も何の不満もなくいつも通り。その態度ちょっと不満…っていつもより美味しい思わん?。まぁほんの少しそう感じただけですけど。ひょっとしたら、いつもより豚肉増量でこしらえたからかも。
 とまぁわたし的には加熱した方が口に合う代物でしたが、どうやら本場長崎ではそやない使い方をするそうで、一般的には長崎皿うどんに酢やソースをかけて食べるのが定番とか。そこで中華料理店の卓上ソースとして開発され昭和16年に発売されたのがこれと。へぇ、そうなんか。そもそも普段、皿うどんにソースをかけて食べる習慣がないのでちょっと理解できません。「皿うどんにソースなんか合うん?」…って、まぁ今度やってみるとして、長崎の人は酸っぱいのが好きなんかもしれませんね。

名称:ウスターソース 原材料名:醸造酢、砂糖、野菜・果実(りんごとまとたまねぎ、にんにく)、食塩、アミノ酸液(大豆を含む)、香辛料、カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、香辛料抽出物、甘味料(甘草 販売者:チョーコー醤油株式会社 長崎市西坂町2−7

金蝶ソースドロップス”なるものもあるとかあったとか…

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2017年2月 1日 (水)

ソース 55 ▲ 日ノ出ソース とんかつ

Hst1Hst7Hst2 神戸での仕事の後、しばらく歩いていましたら阪神ソースなる会社を発見。さいわいにしてコンビニ併設で「これは買いやすいわ」と“日ノ出ソースとんかつ”を一本買い求めました。
 いかにも“とんかつソースでっせ”なレッテルの色合い、昔のアサヒビールのマークを思わせる日ノ出印も手伝って“地ソース”というより、本格派のソースといった風情が漂っています。下部よく見ればJAS特級の印、やっぱり確かな品質で勝負なんでしょう。
 まずはそのまま。香りは野菜果物が熟成した様な食欲をそそる感じ。ひとくち味わえば適度に酸味が立っており、ベタ甘のそれとは一線を画している様子。鼻から抜ける複雑な香辛料の風味がとても上質な印象…期待が膨らみます。
Hst3Hst6  今回はとん平焼きと焼きそばにして味わってみました。
 まずとん平焼きで。これはもう、ソースの特長そのままの味わい。玉子や豚の脂が混じってやや酸味が緩和されて素直な美味しさといったところでしょうか。
 その印象は焼きそばにしても同様な感じ。自然な色合い、味もまた妙な主張がなく食べ物の持ち味と調和する奥ゆかしさ…ある意味やはり先に触れましたとおり“地ソース”的個性より、王道を行くといった味わいでした。
 製造元の阪神ソースさんのHPを見ますと1885年にはじめて日本でウスターソースを売り出したとのこと。なるほど、それで王道な味わいを追求されているのでしょう…ってまぁ、とんかつソースで何がわかるかってところですが。そうか…ここはやっぱりウスターソースを先に試すべきでしたね。
Hst5 Hst4
 こちらが阪神ソースさんの工場と併設のコンビニ。店内では当然こちらのソースが豊富に並べられてありました。そんな中に“アサヒソース”なる1.8L詰PETボトルが。ですがレッテルの雰囲気は同じで…どうやら500mlの製品は“日ノ出”、1.8Lのを“アサヒ”と使い分けしているだけで、中身は同じモノの様です。

名称:濃厚ソース 原材料名:野菜・果実(トマトたまねぎ、りんご、その他)、醸造酢、砂糖、食塩、香辛料、コーンスターチ、カラメル色素、調味料(アミノ酸)、(原材料の一部に大豆を含む) 製造者:阪神ソース株式会社 兵庫県神戸市東灘区本山南町1丁目1番1号

(於:神戸市東灘区) シンプルな原材料構成を見ても本格派っぽいな。

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2016年9月30日 (金)

ソース 54 ▲ ドリーム 明石風 お好み焼ソース 甘口

Dream1 Dream2 Dream3  播州へ行けば、“ドリームとんかつソース”の琺瑯看板を時折見かけます。豚のシルエットが可愛いその看板に妙な郷愁を覚えるんですが、今回味わったのは“お好み焼ソース”。屋号の“ドリーム”が小さくしか記されていないところが、もひとつマニア心をくすぐりません。
 ですが、ですよ。レッテル裏手にある説明文、これが泣かせます。“鉄板料理のビッグヒット”に始まり…よろしいなぁ。あってもなくてもええ文ながら、あるとついつい嬉しなる…ええ味わいですこと。世界三大鉄板料理のひとつ、お好み焼用のソースなわけですが、今回も焼きそばにして味わってみました。
Dream4 Dream5  その前にまずはそのままで。見た感じはやや赤めの一般的な濃厚ソースの色合い。香りは…青おりやら鰹節の粉的という感じででしょうか。そして味わいは、うん、粉の鰹節とか昆布的旨味とが野菜果物の深い味わいに乗ってると言った感じでしょうか。あと、煮詰まった様な香ばしさも感じます。
 焼きそばにしたその味わいは…はい、純粋に「おいしいわぁ」と。まぁ、ただただ久々の焼きそばやったのでそう感じたというのも理由のひとつかと思いますが、強い旨味でしっかり味付いて、最後に弱い酸味が余韻に残るといったところでしょうか。
 製造元、木戸食品のサイトを見れば“かつおだしを隠し味に”、“黒蜜を使用し”とあります。あぁなるほど。“鰹節粉”っぽく思ったのが“かつおだし”で、“煮詰まった様な香ばしさ”は“黒蜜”なんですね。そのあたりの特徴が“明石風”なんでしょうか。確かに大阪の地ソースにはない味に思いました。
 木戸食品と言えば、沖縄でA1ソースと同じくらいよく見かけるステーキソースの“No.1ソース”の製造元としても知られるところ。地元より遠く離れた地で、より愛されている…不思議な話です。

名称:濃厚ソース 原材料名:糖類(砂糖、果糖ぶどう糖液糖)、野菜・果実(トマトりんご、デーツたまねぎ、にんじん、その他)、醸造酢、食塩、魚介エキス調味料、酵母エキス、香辛料、増粘剤(加工澱粉)、調味料(アミノ酸等)、甘味料(甘草)、酸味料、 乳化剤、香辛料抽出物、(原材料の一部に小麦、さば、大豆、鶏肉を含む) 製造者:木戸食品 株式会社 兵庫県明石市西新町1丁目17番5号

490ml詰って…なぁ。

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2016年6月12日 (日)

ソース 53 ▲ ハグルマお好みソース 関西風

Hosk1 Hosk2 Hosk3  “ハグルマお好みソース 関西風”…見た感じマヨネーズかケチャップのみたいなパッケージ…概ねこの感じのソースは“ダシ入り”の類いのモンが多い様に思います。個人的にはこの手のソースはダシ醤油同様、あんまり好きではないんですが、ま、うちのひとが買うてきましたんで食してみることにしました。
 印刷面が多いのもあるのでしょう、“こだわり仕立て”に“どこどこのかつお節に昆布使用”、“化学調味料・カラメル色素不使用”など、あれこれウンチクが書かれています。なんか…もうこの時点でいわゆる“地ソース”な風情がなくて…まぁ、ええでしょうか。
 今回もいつもの様に焼きそばにして味わってみました。まずはそのままで。
Hosk4 Hosk5  見ての通り、カラメル色素不使用の割に深い色合いで美味そげ。品の良い茶色をしています。香りは…あっ、あれ。ほれ、お好み焼屋さんの鉄板横に置いてある鰹粉と青のりの入ったステンレスの箱、あの蓋を開けた時に立ち上がるあの香ばしさを感じます。さすがは焼津のかつお節が入ってるだけのことはあります。次に口に含んでみますれば…おっ、何なんでしょ、デーツ由来かプルーンっぽいというか、黒砂糖っぽい味を強く感じます。後味にあの鰹粉と青のりっぽい香味を感じるも…やっぱり黒砂糖っぽさが前面に出ていて「甘口やなぁ」な印象です。
 焼きそばにして味わった印象は…これがね、あんまり印象に残らなんだんです。そのままを味わった時のインパクトに比べると「まぁ美味しいんちゃいます」という程度で。まぁ、基本そのまま味わうモンではないわけですから、調理してみて素直な味に仕上がるってのは、ええ味付けなんでしょうね。
 ハグルマ…地ソースの範疇で語ってはいけないメーカーやということがわかりました。安心素材でええソース仕込んで社会貢献…かな。ジャンキーな地ソースもイロイロあってそれも面白いものの、お子にはこういうのを食べてほしい様に思ったりもしました。

名称:濃厚ソース 原材料名:
野菜・果実(トマトりんご、デーツ)、糖類(ぶどう糖果糖液糖、砂糖)、醸造酢、食塩、かつお節粉末、しょうゆ、でん粉、香辛料、昆布、増粘剤(加工でん粉、キサンタンガム)、 (原材料の一部に小麦、大豆を含む) 製造者:ハグルマ株式会社MH 和歌山県紀の川市西三谷717

“化学調味料不使用”で“たん白加水分解物”もちゃんと不使用。筋がとおってるな。

※関連記事:
ソース 44 ▲ ハグルマお好み焼ソース』  2014年11月 記

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2016年1月24日 (日)

昭和なプラ看板 118 ● 大陽ソース

 建物は今日的ですが、そこにあるプラ看板が昔風。
Taiyo_s2 Taiyo_s1
 ちょっと日焼けした感じがそう思わせるのか書体やデザインがそうなのか…なかなかええ感じですわ。
 和歌山の地ソースと言えばこれ。同県には“ハグルマ”もありますがこっちは元々大阪の会社ですからもひとつここらの地ソースとしてはピンと来ませんわ。
 ここのソースはウスターもとんかつも食し記事にした記憶あるんですけど…とんかつのそれがどうも見当たりませんなぁ。確か梅肉入りの甘めで美味しいそれと記したはずなですけど…見当たりません。記事も3,000を越すと記憶も曖昧になる…って、数のせいにしてる様ではあきまへんな。
 その他大陽ソースのことは“ソース 3 ▲ 大陽ソース ウスター”を参照してください。

(於:和歌山市) “ヽ”の付け忘れではありません、念のため。

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2015年12月27日 (日)

ソース 52 ▲ テングお好みソース

 このソースは…はじめて知りました。
Tengu1 Tengu2 Tengu3  アホげの台所事情を察して茶友が広島みやげにとこんなソースを買ってきてくれました。有り難いなぁ助かるなぁ…と言うことはさておき、広島と言えばオタフク、カープ、ミツワくらいしか知らん私にとっては「お〜これはこれは」って感じ。その名も“テング”…なんとも言えんそのオタフクに対抗している様なネーミングにこのマーク…よろしいなぁ。
 こんなソースがあったんかと早速ネットで調べましたがテングにはホームページがありません。このご時世にHPを持ってないというのもこれまたくすぐられます。
 ではとりあえず、そのまま味わってみましょう。
 まず風味。ちょっとビタミンっぽく濃い感じ。あ、明らかに関西のそれとは違うなぁといった印象です。瓶から出してみますとこれ、かなりの粘度。トロンとしています。ただ、寒い気候故固まって可能性もあります。そして味わいは…うん、やっぱりかなりいつも食するお好みトンカツ系とは違って味が濃い印象です。甘味というより旨味がタップリな感じ。その中にふとシナモンっぽい香りを秘めています。「この味の濃さは…あれこれエキスを加えてるんやろな」と思いレッテルの原材料名見るも、その手のもんはいっさい入っていません。ということは野菜果実がふんだんに使われているということなんでしょう。
Tengu4  さて次はいつも通り焼きそばにしてみて食すと…やっぱりソースのまま味わった印象のまま。ただ、かといって素材の美味しさをマスキングすることなくソースの旨味も材料のそれも味わえると言った感じです。
 広島の地で何度かお好み焼きで頂きましたが、総じて「甘濃いなぁ」と感じておったんですが、このテングもやはりその傾向のソースやなといったところです。
 他所の地のソースを味わうことで関西のソースの特徴がちょっとわかった様なそこまでいかん様な。ま、そんなことよりソースが旅の土産って…ほんと嬉しいですわ。おおきに茶友。また頼んまっさ…ってタカリはいけませんな。

名称:濃厚ソース 原材料名:
野菜・果実(トマトりんご、 たまねぎ、その他)、醸造酢、糖類(砂糖、ぶどう糖果糖液糖)、食塩、香辛料、コーンスターチ、カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、甘味料(甘草、ステビア、サッカリンNa)、増粘多糖類 製造者:中間醸造株式会社 広島県三原市西町1丁目2番10号

ここの中濃ソースは“半とんかつ”と言うとか。

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