看板

2017年8月25日 (金)

宣伝公社

 和歌山は湯浅で仕事。阪和線は紀伊駅で停車中、ふと目に入った赤い看板に思わずタイムスリップ。
Sendenkosha1 Sendenkosha2
 黒電話に赤電話…“国鉄”は今も使うことあれど“電電公社”は、すっかり忘れ去られ…こんなところに名残があるとは。

(於:和歌山市) 駅の看板もすっかりシート切り文字になって味ないな。

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2017年8月23日 (水)

ザ・テナント募集中

 気持ちはわかるけれども、や。
Chintaibukken
 ドヤッとテナント募集の看板まみれ。目立つも「そんな人気ない物件なんやろか?」と勘ぐってしまいそうな気もしますが…でもええなぁ、和歌山っぽくて。いや、なんとなく。

(於:和歌山市) 湿度なし、突き抜けてるなぁ。さすが和歌山。

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2017年8月17日 (木)

たばこ屋の隅でセンター大村崑

 羽曳野市某所で仕事。近鉄は松原駅前からクルマに乗せてもらい現地に向かう途中ふと目に入った大村崑さん。
Oishiidesuyo1 Oishiidesuyo2  「ちょっと止めて」とも言えず駅で解散後改めて出向くと…やっぱりええ感じ。看板自体の味わいもさることながら、何となくそこにありそうにないそのシチュエーションにして“取って付けた感”がないところがええんでしょうな。崑ちゃんを中心に公衆電話やら牛乳箱やら自販機たばこの文字と全部で独特の雰囲気を醸し出していますわ。
 まぁオロナミンCの看板自体のことはそれはそれはあっちこっちでいっぱい語られてることでしょうから割愛…と思いましたけど、看板左下の“巨人の星”見ると…あぁまさしく幼少期の記憶が蘇ってきまして。卵と混ぜて“オロナミンセーキ”…YouTubeにもCMいっぱいありますけどそれ見ると50年前にして120って…さすが大塚!って思ったり。いや何となく、はい。
 看板の詳細は兵庫県在住の主婦安部さんによる素晴らしいサイト“お散歩 Photo Album”の“飲料2 オロナミンC”に詳しく記されています。

(於:松原市) 崑ちゃん“いいとも!”出演時、手土産にオロCさげてはった…

※関連記事:
すりガラス越しにこっち見てはる大村崑』 2015年4月 記
浪花千栄崑さん…』 2014年8月 記

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2017年8月 1日 (火)

果実に野菜の絵いろいろ…じつは花屋さん。

 何屋さんかひと目でわかるええパラペット。
Fruitflower1
 「はぁ果物屋さんやな」と思いつつもニンジンやらハクサイも描かれていて「え?」。さらに屋号に目をやると“花店”とありまっせ。
Fruitflower2  で、下に目をやると屋号通りの花屋さん。ちょっと妙やなと思うもまぁこれは、元々果実に野菜のお店やったところに花屋さんが入りはったってことなんでしょう。
 ストリートビューで過去をチェックしてみますればやっぱりその通り。2010年の状況を見ますと“○○青果食料品店”とあります。“青果”から“生花”へ…なかなかうまいことスイッチしてる気もしますな…ってそれは響きだけのことですわな。
 ここは商店街の一角。全国のそれ同様、やや賑わいに欠ける状況にあってちとしんみりした気分にもなりましたがこの果物に野菜の絵に少し救われました。この花屋さん、そんな気分にも配慮してはるんかもしれんなぁと思うと、なおのことええ壁面やなぁと思うのでありました。

(於:滋賀県大津市) 四半世紀ほど前仕事の合間に訪れた時は…もっと賑わっていた気がする…

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2017年7月31日 (月)

グチュっと縮れた赤い意匠

 街角の自販機の上見上げると、そこに妙なグチャッとした赤い紋様。
Gigubazabude1 Gigubazabude2
 寒天かなんかの干物をイメージした図案かいなぁと思うも下見ればそこに“KIKUMASAMUNE”。解って見ると確かに“菊正宗”ですけど、えぇ、ホンマでっか。“清酒”の崩し方も含めてアヤシイわぁ。そもそも菊正宗は“キクマサ”ならわかりますけど“KIKUMASAMUNE”とは…書かんでしょうに。
 でもまぁやっぱりこれ、キクマサの看板。カッティングシートの切り文字フイルムの経年変化でこうなったということでしょう。しかしまぁ哀れなこと。
 で、ですね、ちょっと訳あって近々クルマを買い換えるんですけど、近年のはやりは屋根部分が白とか黒とかの2トーンもの。調べていくうちに買お思うクルマのそれは、屋根部分が塗装ではなく白いフイルムを貼ってあるのやとかDラッピングというそうです)。そんなん…劣化せんのんか心配しつつも「きょうびそんなヤワなもん売らんやろ」となんとなくその不安を払拭しよと努力してましたがこれ見たら…「やっぱりアカンのちゃう」。10年もしたら屋根がグシャグシャのパリパリになる気がやっぱりします。ですけどその頃には街ゆくクルマの多くがえげつない屋根で走っていて案外目立たんかもしれんからよろしいか…けどまぁ、やっぱり不安やなぁ。

(於:滋賀県大津市) ボロなった頃には2トーン車も“古っ”ってとこか。剥がしたらええか。

※関連記事:
今日的素材も経年変化でええ感じ。』 2011年10月 記
暑さで文字もひからびて』 2010年9月 記

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2017年7月23日 (日)

懐かしのトンガリ文字

 京都の人と打ち合わせ…ってことで相寄り高槻へ。高槻って思いの外ひと多い賑やかなところで同じ様なコーヒー店も隣向かいにあってへぇーって感じ。ま、それはよろしいか。仕事終えて商店街を行きますれば…うわぁ懐かしい感じ。
Osakanoen1 Osakanoen2
 「ほなどこで見たことあるん?」と問われれば思い出せんものの、確実に半世紀ほど前には割とそこここにあった書体の様に思うのですが、どうでしょ?
 “株式会社”まで同一の書体。その徹底ぶりも昔のスタイル。堂々の社名と相まってよろしいなぁ。
 日曜定休ってことで撮ることができてよかったヨカッタ。この社名ですからてっきり肥料や種苗のお店かと思っていましたらどうやらお花屋さんの様。開いてるときに見るともっとこの社名に書体が映えることでしょうな。

(於:高槻市) CupNoodle”の書体は色褪せんなぁ…と思ってましたけど、よく見ると’70年代全開かも。

※関連記事:
可愛ぃ懐かし葉っぱ文字』 2011年9月 記

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2017年7月22日 (土)

東芝のお店、シャッターに“光速エスパー”。 2

 カラーテレビが売りの、ラジオ店。
Esper4
 ここは和歌山。一応屋号の一部にモザイク入れるも熊楠通ならすぐわかりますか。
 ま、それはともかくずっともひとつな話題が近年続く東芝、そのお店がすっかり昔な風情としてそこにあるのがちょっとさみしい気がします。知らんうちに白物家電は“東芝”と名がつくも中国系企業のモンになっているし…なんかシャープ以上に親しみも馴染みもない原発な会社になって…どうなっていくんでしょう。
Esper5 Esper6
 シャッターにはご存知(?)“光速エスパー”。2年前の記事でもやはり和歌山で東芝のお店にあるエスパーのこと取り上げましたけど、見比べてみると、かなりキャラが違う様に思います。描かれた時代が違うのか、それとも看板屋さんによって仕上がりがまちまちで、それが許されていたってことなんでしょうか。いずれにせよそんな緩さがオッケーな方が…味ありますな。
 プラ看板も落ち、すっかり店じまいされても健気に客引き…頭が下がりますなぁ。エスパーの思い、経営陣はどう考えてはるでしょうな…とか何とか。

(於:和歌山県紀の川市) “オ”と“店”の間に何入る?“な”とか…って、プラが左ズレしてるだけか。

※関連記事:
東芝のお店、シャッターに“光速エスパー”。』 2015年7月 記

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2017年7月18日 (火)

剥げハゲの文字読めば“戦功”とあるお酒の看板。

 再度、桃買いに桃山町へ。
Senko1 Senko2  道すがら「まだあるわ」と安心。それがこの看板。
 何て書いてあるかわかりますかね。“清酒”と酒店名は読めても肝心の酒名が劣化しすぎて…まぁ時代に合わんという点においては自粛してる奥ゆかしい看板とも言えますか。
 よく見ると読めますね“戦功”と。これ、岸和田の山手にある『三輪福』でおなじみ井坂酒造場さんの以前の銘柄。昔々、学生の頃、酒蔵まで買いに行った折にもらった印刷物に“昔は『戦功』の名で親しまれていましたが、酒の神様、三輪明神より『三輪福』の名を頂き…”といった内容のことが記されていたことが結構記憶に残っています。戦前戦中ならともかく、戦後もしばらく“戦功”で出されていたことに対して「へぇ〜」って思ったもんです。余談ですが戦前『戦力』を名乗っていた灘の酒蔵は戦後『千緑』と読みそのまま、漢字を変えたそうです。残念ながら、もう現存しない蔵元の話ですが。
 この看板、確か見つけてから30年以上経つと思います。その頃からこんな感じ。お店はもう閉じはった様子でした。ちょっとさみしいなぁとかつて撮った写真を見ますとビールのポスターなど扉に貼ってあってまだ現役。ちょうど10年前の光景。看板の劣化具合がそのまんまですから、こう並べても10年の歳月が感じられんもんですな。ずっとこのままやったらええなぁと思うも、それはないことでしょう。どんな物件も、いずれなくなってしまうもんです。

(於:和泉市) この様な酒名は復活せん方がよろしいな。

※関連記事:
清酒“センリョク”』 2011年8月 記

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2017年7月10日 (月)

木屑盛った立体文字がええ感じの表札

 今日も和歌山へ。すっかり“和歌山アホげ”。
 JR和歌山駅近くで待ち合わせやと言うのに南海で和歌山入り。中途半端な待ち合わせ時間やし和歌山市駅でうどん食うて行こ思うてのことやというのに…“南海そば”閉店。42年やってはったそうですが…JRに続き南海もか。和歌山は駅そば流行らんのですかね。
 まぁしゃないと歩きますれば、古いビルこんな看板…
Johoku1 Johoku2
…というか表札。全体的にも手づくり感が伝わってきてええんですけど、やっぱりこの“城北教室”の部分、ここですわ。
 現場でよく見ても、写真を拡大してももひとつ何を粟おこし状態に固めているのかわかりません。ですが全体みどりで“”に葉っぱは付いているところをみると、多分木屑を盛ってあるんでしょう。
 表札入れる枠の色合いもビル名の書体もええ感じ。そや!南海電車の色合いですな、昔の。なんかほっこりします。やっぱり和歌山やなぁ。

(於:和歌山市) 市駅、高島屋跡に入ったイズミヤも撤退してた…なんや益々さみしいな、南海の和歌山…って思たら建て替えとか。そらええんちゃいますか。

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2017年7月 9日 (日)

演芸場の看板を邪魔するパラボラアンテナ

 今日も和歌山は紀の川市の看板ネタをお届けします。
Tkg1 Tkg2
 和歌山電鐵貴志駅降りてしばらく行きますと昔ながらな木造建屋に劣化してほぼ読めんブリキ看板が。堂々“大衆健全娯楽”をうたい、お芝居、歌謡ショー、舞踊ショー。下には“演劇の殿堂”…以下“和歌山駅前”まで見えるも肝心の屋号が衛星放送用のアンテナで読めませんわ。そう、このアンテナが看板の前で邪魔してる図がたまたまながら、何とも皮肉な光景やなと思いまして。
 テレビが普及してビデオに衛星放送そしてネット動画…どんどん選択の幅広がっている現状を思うと、まぁ随分古いモンが残ってるもんやという感じがします。
Tkg3
 とは言うもののここ数年は大衆演劇が見直されていると言います。この看板の演芸場はどうやらもうない様ですが、同じ和歌山駅前に数年前新たに演芸場が開店したそうです。やっぱり二次元やらバーチャルだけではこころが枯渇するってことなのでしょうか。ええことです。
 役目終えたブリキ看板の左右には市民会館で行われる歌謡コンサートのポスター。時代変われどやっぱり生モンは不滅やねんなぁと思うと、ちょっとほっこりしてきました。

(於:和歌山県紀の川市貴志川町 YouTube時代はライブで稼がんとという事情もあるな。

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