お酒

2017年5月16日 (火)

幕末慶応の酒“幕末太陽傳”を呑む。

 ほんまかいな。
Bakumatsushu1 Bakumatsushu2
 “幕末太陽傳”なるお酒発見。ラムネ色の一升瓶に入るも色ののったお酒ということか薄い黄緑色に見えて「これは濃醇そうやな」と頼みますればロックしか提供していないとのことでそれを頂きました。
 説明書きを読めば江戸時代に“下り酒”と呼ばれた上方の酒の中でも特に人気やったという伊丹の酒で、現存する“白雪”の小西家に伝わる“酒永代覚帖”を元に復元したものとか。
 で、お味は…「え?こんな飲み良いお酒やったんか?」って感じ。まぁロックの氷が溶けてそう感じたのでしょうけど、どうも現代の嗜好にけっこう寄り添った味にしてるんちゃうんかいなと思ったり。はい、あくまで私見です。もちろんおいしく頂きましたで。
 ネットで検索してみますれば小西酒造から“幕末 慶応の酒”として通年売られている商品が期間限定で名を変えて売られているということみたいでちょっと納得。ある限られた期間に売るだけのために酒母から当時の製法に基づいて造るとなるとどんだけ小さい桶で仕込んでるんかいなと思ったもんで。

(於:兵庫県宝塚市) “下り酒”の割に樽の味もせなんだなしなぁ。

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2017年4月27日 (木)

“小 金木”

 和歌山市某所で仕事。さっさと終えて「行きましょか」と駅前の立ち呑み屋入ったのがまだ4時過ぎ…あぁなんと呑気なことで。
Koganeki1  ここは“和歌山市のお酒”が充実。コーヒー茶碗のソーサーに上にコップ置いてちょっとこぼして一杯280円か320円。どうやら前者が“二級”で後者が“一級”。まぁいずれにしても安い訳で、アテも充実こちらも廉価、有り難いことです。
 でまぁちゃん爺氏とあれこれ話しつつふと一升瓶の奥見ればこんなアテがある様で…えぇ? 酒瓶撮るふりして隙間から一枚。
Koganeki2  “小 金木”…何なんでしょ? “各種”とあるも何にもそこに並んでないんでどんなもんなんかわからんなぁと思ってましたら、酢の物とか並び出しました。
 まぁいちいちの説明はイランかと思いますけど「これ、わざとこう記してるんでしょ」と、氏。そうか…“金木”で“金のなる木”的意味合いを持たせてるのかもしれません。転じて“安い立ち呑みで浮いたお金は小金なる木が庭にある様なモン”…とか?
 「間違ってまっせ」って言わんでよかったぁ…って、そもそもまだ2回しか入ってへん店でそんなことよぅ言いませんけども。安いし空いてるし駅前やし…和歌山仕事は夕刻に終わるのがいちばんですなぁ。

(於:和歌山市) 祝砲・長久・菊御代と呑んだけど、一杯目のそれは自醸酒ちゃうとか…

※関連記事:
年364日営業の風呂屋さんの元日。』 2013年1月 記
夏体み中 19日より再開』 2008年8月 記

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2017年4月21日 (金)

燗酒は徳利入れて弱火で4分、余熱で1分。

 先のドライブ、せっかくやしと造り酒屋を数軒まわってお酒買って…あぁ懐かしいなぁ。カブの荷台にさん箱くくり付けて酒蔵巡りしていた学生時分を思い出します。やっぱり蔵元から直で買うと、あれこれ話が聞けてそれはそれは思い入れも湧いてきて…ええもんです。
Okan1 Okan2
 何軒か訪問したなかのひとつが宍粟市山崎町の老松酒造さん。ここは当初行くつもりはなかった(失礼)のですが、“播州一献”の山陽盃酒造さんの近くにあってついでに寄った次第。蔵へ行くと土曜日で閉じてる様子。“ご用の方は”と社長さんの携帯電話番号を記した紙が貼られてましたけど…それはできんわなと指定される酒蔵西隣にある酒販店を訪問。別法人みたいなこと貼り紙にあることばのニュアンスにはありましたが、ここは実質“直営店”って感じ。
 そこでお酒を購入。“宍粟市で最も人気がたかく晩酌に飲まれています。”という紹介が酒蔵の板壁に貼ってあったのでその“スエヒロ老松”を購入。それは級別廃止以前の“二級”とのことでしたが、「燗酒が好きなもんで」のコトバにお店の女将「お燗の仕方、知ってはる?」。
 その様に改めて訊かれると…知らんなぁ。てなことで教えてもらったのが

  ・鍋で湯を沸かす。
  ・徳利にお酒を注ぐ。
  ・お湯が沸いたら弱火にして4分温める。
  ・火を消してさらに1分待つ。

という方法。「じっくり熱めにして、ややさめた頃が呑み頃」という話もされていました。さぁその場で書いてくれはったレシピ(?)を元に、早速実行。
Okan3 Okan4 Okan5
 今まで上燗は火を消したお湯で温めると聞いてましたけど、加熱しつつ4分待つ…
 で、5分後、そのお酒を口にしますれば…なんとおいしいこと。
 そのお酒、先にも触れました通りの“二級酒”でアルコール添加は当然、糖類も入ったやつですけど、これがうまいんですよ、うん。どう旨いか…そうですね、それはホンマにおいしいというのは当然のことながら、アタマで呑む必要ナシってのも美味しいと思えた一因なんかもしれません。
 徳利は父親作、杯はお子が広島は宮島でお土産に買ってきてくれたもん。あ、アルミのチロリは15年以上前に酒好きの皆さんより頂いたやつで…そうか、そういう気持ちの入ったグッズで呑むことでより旨さが増しているんでしょうなぁ。
 “熱燗は邪道”と決めつけ「本醸造、ぬる燗で」と八尾は長龍の居酒屋“なる”行っては粋がって注文していたハタチの頃が懐かしいなぁ。まぁそんなことより、じんわり温度上げていっての熱燗はこんなに旨いもんなんかと改めて知った次第。まぁ、ここのお酒だけのお燗の仕方なんかもしれませんが。

(於:兵庫県宍粟市) 老松酒造のHPに“お燗の仕方”として載ってましたわ。

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2016年8月30日 (火)

恵我之荘駅からチロっと見える“翁千歳”の看板…

 羽曳野市某所での仕事、帰りは恵我之荘から近鉄電車。駅までバスあるもちゃんと調べてなかったので仕方なく○○タクシー呼びますれば、何かドライバーさん感じ悪すぎ。ええ歳して自分の感情のまま仕事して平気とは…よろしなぁ。こんなところで昭和を感じるとは…
Eganosho1 Eganosho2  で、行きしな「そうそうこれこれ」と見ていた看板がホームから見えます。これねぇ、当たり前ですけどずっとこのまんななんです。山本龍造学生の頃から「おっ、懐かし…」と、こころにグッと来つつ大学に通ったあの頃からそのまんま。いやぁそれがまだある。ここを通過するたび愛でつつも、この駅で乗降することもなく今日に至って…はや30余年ですわ。
 じっくり見ます。何にも変わってませんわ。そらまぁ少しは変わってることかと思いますが、若き日の鶴瓶さんみたいな髪型で吊り革持ちつつ通学してた時見た車窓からの看板そのまま。こっちはすっかり変わったというのに…さすがエバーグリーンな琺瑯製ですわ。
 で、看板。“天下一品 キッコーマン”のそれは垢抜けしてドンと視覚に訴えかけてきてさすが世界のキッコーマンって感じ。ですが、私がずっと「こいつこいつ…」と思って見ていたのは、その下に位置するヤツです。
 “羽千”にしか見えんその看板こそが「…あぁ、まだあるわ」と安堵する看板。昔からの河内の一部の人にはわかるもまぁほぼ「はぁ?」でしょう。これ“翁千歳”と記された地酒の看板です。
 沿線は古市駅から西へ少し行ったところに“翁千歳”の醸造元オキナ酒造はありました。幼少の頃…あぁ、あかん。思い出として記すことが多すぎて。
 後に新ブランド“近つ飛鳥”を立ち上げて特定名称酒中心に製品をシフトして濃醇にして華やかなお酒で大阪の酒で一目置かれる存在となるも…あ、このくらいにしておきましょう。
 いずれカテゴリ“かつての大阪酒”の記事としてきっちり記したいと思います。書きたいことが多すぎる“オキナ酒造”のこと…あぁ、ここが廃業しはったのは近鉄バファローズ消滅の少し前の2003年のこと…はやいなぁ日々の流れって。

(於:羽曳野市) 翁千歳の廃業、そして長龍の本社移転で、我がにとっての地酒は…消滅した。

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2016年5月13日 (金)

サワー…

 西大寺、浄瑠璃寺に続き岩船寺へ参って近鉄奈良駅で解散。シュッと地下に潜り、前々から入ってみたかった“蔵元豊祝”へ。
 高めの気温でノド乾いて「ビールビールっ」とドンドン飲みたいところですがここは日本酒の宣伝酒場、やっぱりお酒飲まんと悪いしと低アルコール微発泡のを注文しましたところ、瓶ごとこんなんが出てきました。
Sour1 Sour2
 味のことは…まぁええんです。気になったのは、このレッテル。何とも言えん昭和な感じ全開、ネーミングも…しかり、ですな。
 蔵元のサイトを見ますればこれ“新感覚の微炭酸にごり酒”とありますので、どっちかというと近年売り出されたモンの様ですが…何なんでしょ。
 きょうびの若い衆のセンスがこれで、「はて?」と思うこっちがすっかり時代から取り残された存在なんかもしれません。けど…なぁ。

(於:奈良市) もう一本の“”は今っぽい。“”そっくりやが、松竹梅の。

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2016年5月 2日 (月)

昭和なプラ看板 124 ● 清酒 大東一

 もう廃業された様な酒屋さん、イチ押しがこの銘柄やったんでしょう。
Daitoichi1 Daitoichi2  酒名は赤で記したモンが酒の看板では多いですが、黒一色で大東一と記されているところに自信の表れを感じられます。
 大東一ほか世界一統、祝砲、日本城などスケール感ある酒名の多い和歌山県…これはきっとたまたまではなくて県民性に起因しているんでしょうね。
 で、大東一ってどういう意味なのか…調べますれば“大東”とは東の果て(極東)、すなわち日本のことをさすコトバやということ。ということは“日本一の酒”ってことですかね。名実ともに日本一を目指しはったのか、一時期は灘にも進出、“灘の生一本”のフレーズで売ってはった時期あるも、数年前に和歌山に一本化されたみたいです。それでも別ブランド“羅生門”は、モンドセレクション金賞を売りにするお酒の先駆けとして、今も人気高いみたいです。余談ですが和歌山の蔵元は一時期、競う様に灘、伏見に進出していた時期がありました。これも…間違いなく県民性でしょう。
 で、こんなんも見つけたんですけど、どうです?
Daitoichi3 Daitoichi4
 こちら横書き。あのねー、縦書きで成立してるもんをそのまま横にしたら…ね。けどまぁ面白いからええですな。しかしまぁ…なんともマヌケな“”やことで。
 と、ここで終わろと思いましたけど、そもそも先の縦の看板のバランスももひとつですなと。てなわけで完成形の“大東一”で、しめくくり。“ 大 東 一 ”の三文字で△形のひとつの意匠になってます。やというのに横組みにするとは…
Daitoichi5 Daitoichi6

(於:和歌山市) やっぱり酒の名は髭文字がよろしいな。

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2016年4月19日 (火)

銘酒 菊司 社長 駒井○○ 醸

 奈良市某所で仕事。近鉄は菖蒲池駅で降りますと、北側はすっかり小ギレイな街になって遊園地の面影はありません。南側も住宅地っぽいし期待できんかなぁと思いつつ歩きはじめるといきなり…ええの発見。
Kikutsukasa1 Kikutsukasa2
 最近ホンマ見かけん様になったお酒の琺瑯看板に何なに“社長 駒井○○ 醸”。社長自ら酒を醸して…これは、最近はやりの“蔵元杜氏”のさきがけ? ではないでしょうな。どうやらこのお方、衆議院議員選挙に立候補されていたみたいですから…ね。“菊司”の名を売るより「蔵元のモンです」という素性をアピールってなとこなのでしょうか。
 で、この“菊司”は生駒の菊司醸造のお酒。近年は“往馬”のブランドでマニア好みのお酒を醸されています。数年前、醸造場を奈良市は都祁の方に移されたとのこと(未確認)。当代はまさしく社長さん自らが醸してはります。

(於:奈良市) 同行の人に「あやめ池来るのOSK観に来たとき以来」と告げると「OSKって何ですか?」…そんなもんなんや。

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2016年1月16日 (土)

抽出…どんな日本酒?

 伊丹空港と言えば“空港銘酒蔵”。ここは…唯一無二、ここだけの方法で供される日本酒が呑めまっせ。
Chushutsu1 Chushutsu2
 普通に売ってるそれはともかく、何が唯一無二かってそこにある“試飲マシン(1杯35ml 100円)”で出てくるお酒がですね“抽出”されたお酒やということですわ。
 日本酒ってのは発酵させてしぼったもんやと思い込んでいましたけど、こういう抽出法の日本酒ってのもあるんですなぁ。どういう方法なんでしょう。各蔵元のお酒のエキスを綿か紙に染み込ませておいて、いざ注文が入るとこの機械の中でアルコールでその成分を抽出するってことなんでしょうかね。試飲マシンですからそういう方法で出されたお酒が市販のそれと違わないってことでしょうからこれまたたいしたもんです。
 しかしながら酒税法上この“抽出された日本酒”ってのは“清酒”と言えるのかどうなのか。“リキュール”に分類されそうにも思いますが、その辺はどうクリアしているんでしょうか。もうかなり前からここのお酒抽出法ですが国税局も黙認ってことですかね…とか何とか。

(於:伊丹市かなぁ…大阪空港 いつまでも“抽出”のまま…きっとマチガイやないんやろ。

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2015年8月27日 (木)

夏休み 1

 夏も終わりに近づいてようやく夏休み。というのに出発の25日、台風の影響で船欠航。急遽行き先変更。
1508251824
  ハンドル取られつつ強風の中、山陽自動車道をひたすら走って西へ西へで広島は南区に到着。ドア開けて下車してビックリえら強風。「こんなキツイ風の中走ってきたんか」と思うとちょっと恐ろしなりますわ。
 宿泊の部屋から外見ますればいかにもって感じの空。まぁ、これもよかろ。しばらくアホげも、夏休み。

Sst(於:広島市南区) 夜呑んだ“シルバー西條鶴”ってのが柔らかい美味しいお酒やったけど、ネット上では画像すら載ってない…

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2015年8月17日 (月)

吉呑みチョイ

 今日は神戸市西区で仕事。学園都市駅…ここらは“西のつくば”って感じのとこなんでしょうか。いかにもにニュータウンなその街で、アホげネタは見つかりませんでした。当たり前か。
 帰路、結構な距離を三ノ宮まで地下鉄で移動。ちょっと休憩したいなぁとガード下歩きますれば赤くないもののそそる提灯が灯ってますで。
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 最近話題の吉野家の“吉呑み”。ちょっと興味あったので入ってみることに。
 冷えた電車で珍しくビールな気分にならず冷酒と決めたものの、夕食をご近所さんとこでよばれる予定もあり腹にこたえんもんを…と枝豆を注文。「5分ほどかかりますけど」…長かったなぁ。見てますれば凍った枝豆を水に浸けて常温になるまで待つ訳で…ま、そんなもんでしょうが、見えんところでやってくれたら有り難かったかなぁ。
 で、しばしの休憩。お酒は新潟県長岡市の柏露酒造が醸す吉野家専売銘柄。思いのほか色と味ののったお酒で正180ml入340円。なかなかおいしいです。が…う〜ん、やっぱり枝豆はビールのモンでしたわ。
 17時40分、がらがらの店内が18時頃になってかなり満席に。みんな吉呑み…ではなく若い衆が“牛カルビ丼”なんかを黙々と食ってました。
 「もひとつ吉呑みのアテの種類が少なかったなぁ」と思いつつ帰りしな提灯を改めてみたら“チョイ”とありますわ。そないに深く考えずに帰宅の途につきましたがこれ、“チョイ”の付いてるのは“吉呑み”ほど本気でやってない店舗のことの様です。ま、そもそも本気で呑むつもりもなかったので全然ええんですけども。
 枝豆150円で計490円なり。500円でお釣りがきて…ええんちゃいますか。多くを期待してはいませんがやっぱり本家本元の“吉呑み”、ちゃんと行ってみたいと思いました。

(於:神戸市中央区) 要するに吉野家贔屓なんや。

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