泉州・堺

2017年9月12日 (火)

防火水槽 196 ■ 貝塚市北町18-11

Suiso196a Suiso196b  昔ながらな街並み残る貝塚寺内町にある登録文化財のお宅前にデンと鎮座する備前焼っぽい甕。防火水槽か否か時折悩む陶器製ですがこのシチュエーションですから迷わずそれと認定。とは言え防火目的というより風情ある家屋の良さをより引き立てるための小道具として置かれているのかもしれません。
 調べますればこのお宅、昭和30年代まで醤油醸造を生業とされていたとか。ということはこの甕も槽場なんかで使われていたのかもしれません。てなこと考えると防火水槽ではない気もしてきましたが…あんまり考えんことにしときます。

(於:貝塚市) 竹を束ねたフタも置石もええ感じ。

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2017年9月 4日 (月)

味ある煉瓦壁にオマージュ、小径挟んで。

 過日貝塚で見かけた煉瓦壁。
Bricks1
 ここ、お地蔵さんの祠を覆う壁。素朴にしてそれなりに意匠を凝らしてあり、草木の黄、緑とのコントラストも相まってかなりええ味わいを醸し出しています。
 これはこれはとあれこれ撮って、さて行こかとふとお向かいのお宅見ると…
Bricks2
…こっちにも、煉瓦。しかもこちらも角を丸くしてあります。これは、景観への配慮…というより、むしろ昔からある煉瓦壁へのオマージュですね。
 自治体が街の景観に統一感を持たせようとこの様な施工をすることはあっても民家のお方が自発的にこの様な仕上げにしてはるというのがええなと思いますね。
 調べますればここ貝塚には“ヨータイ”という煉瓦会社があるとか。そういうこともあって昔より市民に煉瓦が親しまれているのかもしれません。地元愛あるれる一角…かな。ちなみに中之島の中央公会堂にもここ貝塚産の煉瓦が使われているそうです。

(於:貝塚市) 小径挟んでそこに年代差があるのがええわ。

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2017年9月 1日 (金)

防火水槽 195 ■ 貝塚市西町23-15

 何となく夕景に写るも、午前は10時半の図。
Suiso195a Suiso195b  木造モルタル二階建に溶け込む様に佇む…と言うより、コカ・コーラの自販機と干しふとんの存在にかき消されていると言ったところでしょうか。薄手ながら蓋も備えてそれなりに大事にされている割に地味に日々送っている様子。ちゃんと水を蓄えている…様にも思えません。湿度が感じられませんので物入れか何かに使われている様に見えますが…どうでしょ。やっぱりフタ開けて確認すべきやったなぁと思うも、そんな勇気は持ち合わせてませんわ、はい。

(於:貝塚市) なんか妙にええ味わいやねんなぁ、この一角。

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2017年8月24日 (木)

逆さ箒

 過日歩いた貝塚市で見た光景。
Sakasahouki1 Sakasahouki2
 まっ逆さまの箒一本。左のお宅に玄関、右のお宅に勝手口…このシチュエーションにこのオブジェ(?)。どちらのお宅が掲げたものなのか解りませんけど、なかなか強気というか…喧嘩売ってはりまんなぁ。
 数年前にできた某飲食店の外観がその、逆さの竹箒ズラッと並ぶ図で「はいはい、長居どころか寄り付きもしませんご安心を」と思ったもんですが、ここもかって感じ。最近はこないにあからさまに他者を拒否するんですなぁ…って思いましたが、この飲食店の件は“逆さ箒”の意味を店主も設計士も知らはれへんなんだとのこと。へぇ、意外な感じ。で、後日指摘されはった様で逆さ箒いっぱいのファザードは変更され、そのお店への誤解は解けましたが…その“トコトン逆さ箒”のインパクトが大きすぎてやっぱり行く気がせんもんです。
 さ、左右どちらのお宅がこのオブジェを置いてはるのか知りませんけど…これでは回覧板も気軽に回せませんな。

(於:貝塚市) ただ箒と、箒立てるための台なんかもしれんけど、場所悪すぎ。

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2017年8月20日 (日)

防火水槽 193、194 ■ 貝塚市近木町18-22

 住宅地に家庭菜園の様な一角。そこに小さなコンクリの間仕切りが。
Suiso193a Suiso193b
 半分以上埋まってますので絶対とは言い切れませんけど、じっくり観察しましたところ、まず間違いなく防火水槽です。中にも土が入れられ、あれこれ草が茂ってますが、これは元々“池”として埋められたものかもしれませんね。この手の余生は…初めて見ました。
 さらにこの“緑地”を見ますと、もうひとつ、それらしき存在が。
Suiso194a Suiso194b
 こっちはちょっと解りづらいかもしれませんが丸型のそれが半分ほど埋められ、そこに蓮か芋の植物と思われるものが植えられています。丸型とは言えこちらの方が有益な余生を過ごしていてさすが防火水槽って思わされるもんがあります。
 とまぁふたつも防火水槽が隠されているとはちょっとびっくり。ま、それよりこの手のちょっとよくわからん空間が昔はそこここにありましたけど、今ではすっかり姿を消してしもた感があります。こういうところで虫取りしたもんですが。

(於:貝塚市) さぁ200超えするか。

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2017年8月15日 (火)

残暑お見舞い申し上げます

 冴えん天気。太陽見えんのに暑い夏の日。せめてビジュアルだけでもスカッといきましょか。
Coolgreen1 Coolgreen2  別に格段に懐かしいわけでもないですけど、青空と相まってちょっと心地よくなりません? なりますやろ。ま、夏休みの手抜き記事、ひとつお許しを。

(於:貝塚市) コーヒーにフルーツ、スペアミント…好きやったヤツことごとく廃盤…なんだかな。

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2017年8月 4日 (金)

寺内町の旧家に逃げ込む旗の少年

 貝塚の寺内町はあんまり観光くさくなくええ感じ。多分“こども110番の家”の旗かと思われるも…
110a 110b
…景観に自ら配慮しているのか少年の絵だけ残し色褪せ劣化してこれまた惹かれますなぁ。
 って愛でて撮って帰ってきましたけど、よく見たら旗の左に思いっきり防犯カメラがありますやん。撮ったつもりが撮られてたのかと思うとなんとも複雑な気分。まぁ何も悪さして帰った訳ではないからええんですけど。

(於:貝塚市) そもそも立派な旧家に逃げ込めるか?

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2017年8月 3日 (木)

鉄板に斬られ傷いっぱい〆メX〆メX〆メX〆メX

 手づくり感全開。
Xxxxx1 Xxxxx2
 “小さな橋”は…言い過ぎか。路地を横切る側溝に架かる鉄板の表面に“〆メX〆メX〆メX〆メX”といっぱい。
 その様子、どう見ても計画的に凹凸を付けていったって感じがしませんで中にひとつ“”の様な斬られ傷っぽいのが、まさにやっつけ仕事っぽくてよろしいなぁ。
 確かに雨の日の鉄板とかタイル舗装の表面はよく滑り、あとでザラザラ加工を施してある図を時折見かけます。これも後付け仕事でしょうなぁ…ってそもそもこれ自治体によって付けられたというより地元の利用者さんがフタしはった感いっぱいですな。何かいいわぁ、こういうの。

(於:貝塚市) 全部でいくつ? 44の斬られ跡。

※関連記事:
側溝のフタに神戸市のマーク、しかも立体。』 2016年2月 記
側溝のフタ、クモの巣状。』 2014年2月 記
府道-側溝のフタにも府章があるわ。』 2010年3月 記

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2017年8月 2日 (水)

街かどあちこち汚水マス…

 朝から仕事。ほぼ2年ぶりに訪れる貝塚は何ともほっこりさせてくれる空気が町に漂っていてついつい暑さ忘れて旧市街地東へ西へ。最初「ふーん」と思うも…あっちにもこっちにも、これが。
Osuimasu1 Osuimasu2 Osuimasu3 Osuimasu4
 普通地面に埋まっていてフタ部分しか見えん汚水マスが、街かどあちこちに。最初何かの事情で地上に突き出た形に施工したのかと思っていましたけど、どうもそれが地中に繋がってる気配がありません。ということでこれ、オブジェよろしく置いてあるみたいですけど…なんかもひとつええ趣味とも思えませんな。中には植木鉢代りとして活躍しているモノもいますが…ね。
 多分公共下水道が埋設されて各戸汲み取りヤメて下水道に接続が義務付けられこの様に汚水マスを先に配布されるも、自費による工事が滞ってこんな風になっているのかと考えられますが…普通は工事時に持ってくると思うんですけど、違うんですね。調べますれば下水道埋設後3年以内に汲み取りヤメる様に決められているそうです(“公共下水道への接続義務”…貝塚市HP)。しかしながら、ちょっと珍しい街並みですわ。

(於:貝塚市) 自費か…ほっといたろと思う気持ちわかるな。

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2017年7月18日 (火)

剥げハゲの文字読めば“戦功”とあるお酒の看板。

 再度、桃買いに桃山町へ。
Senko1 Senko2  道すがら「まだあるわ」と安心。それがこの看板。
 何て書いてあるかわかりますかね。“清酒”と酒店名は読めても肝心の酒名が劣化しすぎて…まぁ時代に合わんという点においては自粛してる奥ゆかしい看板とも言えますか。
 よく見ると読めますね“戦功”と。これ、岸和田の山手にある『三輪福』でおなじみ井坂酒造場さんの以前の銘柄。昔々、学生の頃、酒蔵まで買いに行った折にもらった印刷物に“昔は『戦功』の名で親しまれていましたが、酒の神様、三輪明神より『三輪福』の名を頂き…”といった内容のことが記されていたことが結構記憶に残っています。戦前戦中ならともかく、戦後もしばらく“戦功”で出されていたことに対して「へぇ〜」って思ったもんです。余談ですが戦前『戦力』を名乗っていた灘の酒蔵は戦後『千緑』と読みそのまま、漢字を変えたそうです。残念ながら、もう現存しない蔵元の話ですが。
 この看板、確か見つけてから30年以上経つと思います。その頃からこんな感じ。お店はもう閉じはった様子でした。ちょっとさみしいなぁとかつて撮った写真を見ますとビールのポスターなど扉に貼ってあってまだ現役。ちょうど10年前の光景。看板の劣化具合がそのまんまですから、こう並べても10年の歳月が感じられんもんですな。ずっとこのままやったらええなぁと思うも、それはないことでしょう。どんな物件も、いずれなくなってしまうもんです。

(於:和泉市) この様な酒名は復活せん方がよろしいな。

※関連記事:
清酒“センリョク”』 2011年8月 記

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