防火水槽

2017年5月10日 (水)

防火水槽 185 ■ 奈良県大和郡山市柳6-26

 いわゆるそれとはちょっと趣きが違いますが、これもきっとそれやないかと。
Suiso185a Suiso185b
 近鉄郡山駅から昔ながらな街並みを行きますれば、いかにも旧家な佇まいのお宅の玄関脇この様な石で区切られた一角がありました。最初は「会所枡か何かやろ」と思いましたが、その割に地面より高くあるのも妙やなことで…もしやと思い近寄って見ますと、こんな感じ。
Suiso185c Suiso185d  あ、これはやっぱりここに水を貯めておく水槽ですね。写真ではちょっとわかりませんが、ここに一定量の水がたまり、溢れる前に流れ出す排水口が前部中央に付けられています。
 「おっ、これは防火水槽や」と思い込み、あれこれ見てましたけど…いま、思うにちょっとこの深さの水量では消火活動はできませんかね。と言うことは足洗ったりスイカ冷やしたり…そういうためのモンかもしれん気がしてきました。
 ま、それでもやっぱりそれっぽいし…えいっ!これも防火水槽にカウントしてしまいましょう。ちょっと強引ですけど。

(於:奈良県大和郡山市) 雨樋の水がここに流れ込まん配管が気になる…

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2017年4月30日 (日)

防火水槽 184 ■ 奈良県大和郡山市柳6-46

 しあわせポストに出会い、「あるんちゃうか…」と思ったらすぐそこに。
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 先日行った仕事の現場はバスもなく駅から徒歩で25分。「難儀やなぁ」と思うよりむしろ楽しいと思えるところがやっぱり春ってところでしょうか。まぁ年中歩いて楽しいんですけども。
 てなわけで郡山駅方面に旧街道と思われる道を行ってますとそこに防火水槽。その存在もたいがい古いはずですが家屋の方が風格ありすぎてまだまだ新参モンって感じに見えます。乾燥しきったその風情、上に置かれたプランターもカスカス。せっかく雨樋の横に置かれているもそこからの給水もなくただただここに佇んでいる…旧街道の落ち着いた景観の小道具としての余生を送っているといったところでしょうか。それも良しですな。
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(於:奈良県大和郡山市) 土壁の家ってホンマ見ん様になってきたなぁ。

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2017年4月 9日 (日)

防火水槽 183 ■ 兵庫県姫路市夢前町前之庄1364

  風情ある建物にはいろいろそそるもんが備わっていると言うことですね。
Suiso183a Suiso183b  “ミルク”のプラ看板に惹かれ立ち止まったこの建物でしたがふと足元見ると、ありますわ防火水槽まで。
 堂々とするも隅っこに鎮座する奥ゆかしさを秘めていてええ感じ。雨に打たれたしっとり感がより味わいを深くしてます。
 とまぁ愛でておりましたけどこれ、ちょっと防火水槽ではない気もして。と言うのは妙にゴツくて正方形というその形状がいわゆるそれではまぁ見かけんもんでして。ですがまぁ「ほな何なん?」に答えもなく…防火水槽ということにしときますわ。

(於:兵庫県姫路市) こういう店構え、最近は大衆居酒屋に見られるか。ちょっとちゃうけど。

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2017年4月 2日 (日)

防火水槽 182 ■ 奈良県桜井市大福112-2

 あぁ何ともほったらかされ感いっぱい。
Suiso182a Suiso182b  ほったらかされているというより行き倒れに近い感じ。痛々しいその姿ですが、ややくたびれたモルタル家屋の風合いと妙に溶け合っています。てなわけでこれでええような…でもやっぱりせめてちゃんと起こしてやらんとかわいそうですな。まぁそんなことどうでもええくらいにその存在が無視されてるんでしょう。こうはなりたくないなぁ。

(於:奈良県桜井市) 経年変化が味になるのとそやないのと…何が違うんかね。

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2017年3月19日 (日)

防火水槽 181 ■ 奈良県橿原市曲川町5−5−8

 ふと覗いたお宅の玄関脇に、あるある。
Suiso181a Suiso181b  雰囲気ある家屋のその庭に実に馴染んで鎮座しています。ヤツデとの取り合わせがたまらんええ感じ。地面の湿度を吸ってる様子もまた溶け込み感があってまさにここにずっとありまっせっていう風格があります。
 もう少し近寄って現役か否かの確認をしたかったものの、不法侵入はあきまへんわ…ってことで、遠目に楽しませてもらいました。

(於:奈良県橿原市) 引き戸が少し開いてるからなぁ…

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2017年3月 6日 (月)

防火水槽 180 ■ 奈良県香芝市関屋894

 昔より「ええ一角や」と知るも、そこにあるとは最近まで知りませんでした。
Suiso180a Suiso180b  近鉄大阪線に乗ってますと関屋駅あたりにご覧の通り昔ながらな建屋があってここを車窓から眺める度にええなと思ってみていましたが、半年ほど前そこにひっそり防火水槽が置かれていることを発見。車内から何度か撮影を試みるもブレたりピントはずれてたりでしたが先日ようやく連写モードで撮影成功。よく見ると表面にひびが入っていますが、雨どいが水を供給する様に配管されているところを見ると、いまだ現役で頑張っている様で、この建物同様老体に鞭打って…って感じがします。
 しかし何です、ここはじつに妙に調和がとれていてよろしいなぁ。5本(7本でした…)の廃タイヤも、その横の騙し絵風階段もええ味だしてます。が、昔はもっと良かったんですよ。というのはお気付きの方もおられるかと思いますが、元々琺瑯看板があったと思われる“跡”がある様にその数が減ってるんです。左端に金鳥かとりせんこうのがありますが、窓の横の“跡”はキンチョールか。ほか、確実にロックペイントのそれもありましたが…どこへ行ってしまったのか。毎度言う様に、そこにあるから琺瑯看板もええ味出してるわけで、インチキレトロな居酒屋やら中華そば屋にあってもちゃうんですけどね。昭和な光景いつまでも…とはなかなかいかんもんです。

(於:奈良県香芝市) 鉄路脇の屋根瓦は大抵赤茶色に染まっていたけど…

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2017年1月19日 (木)

防火水槽 179 ■ 神戸市東灘区深江北町3−10−13

 阪神は深江駅から歩いて仕事の現場へ。しばらく北上すると…あった。
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 飾りっ気ないシンプルな物件ながら、何とも雰囲気のあるシチュエーションに置かれていてええ感じ。横を見ますれば“金魚”…左上には“金魚すくい”の文字も。と言うことはこの第179号は、でかい金魚鉢として使われているのでしょうか。残念ながら蓋がされており、中を確認できませんでしたが、ひょっとしたら夏場だけ、この蓋取って金魚すくいをしてはるんかもしれません。“防火水槽に金魚”と言えば、阪堺電車は住吉公園駅にあった第101号ですが、その後どうなったんでしょうかね。金魚は市内の中学校へ行ったと聞きましたが…
 引いてこのお店見れば上に“金魚鯉小鳥店”の看板。ちゃんとふりがなまでふってあって…よろしいなぁ。どうやらこれがこのお店の正式名称の様。そうそう、我々が子供の頃って“ペットショップ”やなくてこういうのでした。懐かしいなぁ。

(於:神戸市東灘区) 昔は金魚にジュウシマツ飼ってもらったもんや。

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2017年1月11日 (水)

防火水槽 178 ■ 東大阪市足代北2-7-7

 和泉市某所で仕事。ですが布施で待ち合わせ。で、駅周辺を探索…ありました。
Suiso178a Suiso178b
 風情ある石畳の路地の入口中央にデンと置かれている…ちょっと珍しいシチュエーション。その場所といいひとまわり大きいサイズといい、一瞬「ちゃうかもな」と思いましたが、どう見ても防火水槽で間違いなしって感じでした。この路地に面した家々を守ろうとすると、大振りのものでないと…と考えてのことなんでしょう。まぁ今日的にはこれでも“焼け石に水”かとは思いますが。
 よく知る布施のつもりでしたが、その布施は“電車から見える景色”。歩いてみたら思いのほか“濃い”街でした。

(於:東大阪市) 手前のポールは国旗掲揚…ではなく、電信柱。

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2016年11月16日 (水)

防火水槽 177 ■ 富田林市富田林町1-5

 富田林は寺内町エリアにさしかかろうかという場所に第177号はありました。
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 ご覧のとおり町名看板から自販機まで、妙に響き合っている一角の構成員のひとつとして堂々とそこに鎮座。右上に消火器を子分として従えつつもちゃんと水を蓄え消火活動する気満々。そらぁ富田林唯一(?)の観光資源ですからねー寺内町は。
 ですが一歩そのエリアに入ってしまうとこの手のごちゃっと生活感漂う味わいは影を潜めますわ。そらまぁタイムスリップする感じが昔ながらな町の良さでもあるわけですから仕方ないことではありますが、どうもアホげ的には…ね。
 しかしまぁ私が思っていた以上によくこんな町並みが広範囲に残っていたもんやと感心しました。市の努力もさることながら、そこで生活されている市民の皆さんの意識の高さがそうさせているのでしょう。すばらしいことです。

(於:富田林市) 両端を電柱とツンツン植物に守らせて…エラソーやな、コイツ。

※関連記事:
防火水槽 142 ■ 富田林市富田林町24』 2014年7月 記

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2016年9月 7日 (水)

防火水槽 176 ■ 西区九条1−23−11

 西区初の防火水槽。
Suiso176a Suiso176b  西区は千代崎で仕事、昼食のあと九条駅へ。少し歩こと路地に入りますればいきなり遭遇。エアコン室外機と階段の間にうまいこと挟まれ溶け込んでいました。
 遠目にええ状態で残っている様でしたが、あちこちひび割れ本来の目的は果たせぬ状態にありました。
 中を覗くと土に草茂るも全て枯れてる状態。プランター的余生を送ることもなく、何となくそこにあるだけといった感じでした。が、建物のモルタル壁に溶け込んでいてこの場のアクセントとしてそれなりに存在価値があるんかもなぁとも。面格子も含めて何となく懐かしい一角でした。

(於:西区) 無彩色で統一されてる潔さ…まぁそれも良しか。

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