防火水槽

2017年3月19日 (日)

防火水槽 181 ■ 奈良県橿原市曲川町5−5−8

 ふと覗いたお宅の玄関脇に、あるある。
Suiso181a Suiso181b  雰囲気ある家屋のその庭に実に馴染んで鎮座しています。ヤツデとの取り合わせがたまらんええ感じ。地面の湿度を吸ってる様子もまた溶け込み感があってまさにここにずっとありまっせっていう風格があります。
 もう少し近寄って現役か否かの確認をしたかったものの、不法侵入はあきまへんわ…ってことで、遠目に楽しませてもらいました。

(於:奈良県橿原市) 引き戸が少し開いてるからなぁ…

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2017年3月 6日 (月)

防火水槽 180 ■ 奈良県香芝市関屋894

 昔より「ええ一角や」と知るも、そこにあるとは最近まで知りませんでした。
Suiso180a Suiso180b  近鉄大阪線に乗ってますと関屋駅あたりにご覧の通り昔ながらな建屋があってここを車窓から眺める度にええなと思ってみていましたが、半年ほど前そこにひっそり防火水槽が置かれていることを発見。車内から何度か撮影を試みるもブレたりピントはずれてたりでしたが先日ようやく連写モードで撮影成功。よく見ると表面にひびが入っていますが、雨どいが水を供給する様に配管されているところを見ると、いまだ現役で頑張っている様で、この建物同様老体に鞭打って…って感じがします。
 しかし何です、ここはじつに妙に調和がとれていてよろしいなぁ。5本(7本でした…)の廃タイヤも、その横の騙し絵風階段もええ味だしてます。が、昔はもっと良かったんですよ。というのはお気付きの方もおられるかと思いますが、元々琺瑯看板があったと思われる“跡”がある様にその数が減ってるんです。左端に金鳥かとりせんこうのがありますが、窓の横の“跡”はキンチョールか。ほか、確実にロックペイントのそれもありましたが…どこへ行ってしまったのか。毎度言う様に、そこにあるから琺瑯看板もええ味出してるわけで、インチキレトロな居酒屋やら中華そば屋にあってもちゃうんですけどね。昭和な光景いつまでも…とはなかなかいかんもんです。

(於:奈良県香芝市) 鉄路脇の屋根瓦は大抵赤茶色に染まっていたけど…

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2017年1月19日 (木)

防火水槽 179 ■ 神戸市東灘区深江北町3−10−13

 阪神は深江駅から歩いて仕事の現場へ。しばらく北上すると…あった。
Suiso179a Suiso179b
 飾りっ気ないシンプルな物件ながら、何とも雰囲気のあるシチュエーションに置かれていてええ感じ。横を見ますれば“金魚”…左上には“金魚すくい”の文字も。と言うことはこの第179号は、でかい金魚鉢として使われているのでしょうか。残念ながら蓋がされており、中を確認できませんでしたが、ひょっとしたら夏場だけ、この蓋取って金魚すくいをしてはるんかもしれません。“防火水槽に金魚”と言えば、阪堺電車は住吉公園駅にあった第101号ですが、その後どうなったんでしょうかね。金魚は市内の中学校へ行ったと聞きましたが…
 引いてこのお店見れば上に“金魚鯉小鳥店”の看板。ちゃんとふりがなまでふってあって…よろしいなぁ。どうやらこれがこのお店の正式名称の様。そうそう、我々が子供の頃って“ペットショップ”やなくてこういうのでした。懐かしいなぁ。

(於:神戸市東灘区) 昔は金魚にジュウシマツ飼ってもらったもんや。

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2017年1月11日 (水)

防火水槽 178 ■ 東大阪市足代北2-7-7

 和泉市某所で仕事。ですが布施で待ち合わせ。で、駅周辺を探索…ありました。
Suiso178a Suiso178b
 風情ある石畳の路地の入口中央にデンと置かれている…ちょっと珍しいシチュエーション。その場所といいひとまわり大きいサイズといい、一瞬「ちゃうかもな」と思いましたが、どう見ても防火水槽で間違いなしって感じでした。この路地に面した家々を守ろうとすると、大振りのものでないと…と考えてのことなんでしょう。まぁ今日的にはこれでも“焼け石に水”かとは思いますが。
 よく知る布施のつもりでしたが、その布施は“電車から見える景色”。歩いてみたら思いのほか“濃い”街でした。

(於:東大阪市) 手前のポールは国旗掲揚…ではなく、電信柱。

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2016年11月16日 (水)

防火水槽 177 ■ 富田林市富田林町1-5

 富田林は寺内町エリアにさしかかろうかという場所に第177号はありました。
Suiso177a Suiso177b Suiso177c
 ご覧のとおり町名看板から自販機まで、妙に響き合っている一角の構成員のひとつとして堂々とそこに鎮座。右上に消火器を子分として従えつつもちゃんと水を蓄え消火活動する気満々。そらぁ富田林唯一(?)の観光資源ですからねー寺内町は。
 ですが一歩そのエリアに入ってしまうとこの手のごちゃっと生活感漂う味わいは影を潜めますわ。そらまぁタイムスリップする感じが昔ながらな町の良さでもあるわけですから仕方ないことではありますが、どうもアホげ的には…ね。
 しかしまぁ私が思っていた以上によくこんな町並みが広範囲に残っていたもんやと感心しました。市の努力もさることながら、そこで生活されている市民の皆さんの意識の高さがそうさせているのでしょう。すばらしいことです。

(於:富田林市) 両端を電柱とツンツン植物に守らせて…エラソーやな、コイツ。

※関連記事:
防火水槽 142 ■ 富田林市富田林町24』 2014年7月 記

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2016年9月 7日 (水)

防火水槽 176 ■ 西区九条1−23−11

 西区初の防火水槽。
Suiso176a Suiso176b  西区は千代崎で仕事、昼食のあと九条駅へ。少し歩こと路地に入りますればいきなり遭遇。エアコン室外機と階段の間にうまいこと挟まれ溶け込んでいました。
 遠目にええ状態で残っている様でしたが、あちこちひび割れ本来の目的は果たせぬ状態にありました。
 中を覗くと土に草茂るも全て枯れてる状態。プランター的余生を送ることもなく、何となくそこにあるだけといった感じでした。が、建物のモルタル壁に溶け込んでいてこの場のアクセントとしてそれなりに存在価値があるんかもなぁとも。面格子も含めて何となく懐かしい一角でした。

(於:西区) 無彩色で統一されてる潔さ…まぁそれも良しか。

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2016年8月23日 (火)

防火水槽 175 ■ 城東区中浜2−7−20

 ちょっとこれは一瞬見逃しそうな物件です。
Suiso175a Suiso175b
 見ての通り第175号となるこの物件、電信柱やら鉢植え植物、ゴミ箱などに囲まれてひっそりと佇んでいました。しかも横の松の木の枝ぶりがなかなか見事なもんで、もうすっかりに防火水槽も第二の人生のヤル気を失ってるって感じ。そんなことですから上にはパン箱やらカラの植木鉢なんかの置き場にされていまして…ってま、どう解釈するかですけどね。

(於:城東区)
本家本元荒川さん離日のうちに採集数追い抜いたろと思うも叶わず。そらそうでんな、お帰りなさい荒川さん。

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2016年8月12日 (金)

防火水槽 173、174 ■ 城東区東中浜3−21−16

 昨日は純粋休日。てなわけでくつろぐもエアコンレスの家の中では身も心も腐るわと夕刻2時間ほど自転車でうろうろ。まぁたとえエアコン入れて快適環境におっても「こんなんでええんか!」な強迫観念に苛まれること間違いないんですけど。
Suiso173174
 で、ここ。この環境に防火水槽があるのわかりますかね?。ひとつはわかりますわなぁ。ですが…ふたつあるんです。
 で、最初に見つけたのは、この写真ではよくわからん方。子安地蔵尊ののぼりの向こうに見えて「わっ、こんなところに」。個人宅の玄関先にあるというのがなんとなく撮りづらいなぁと思いつつ1枚2枚と撮るうちにふと向こう見れば…あ、あるやん。と。
Suiso173a Suiso173b Suiso174a Suiso174b
 とまぁふたつ同時に発見できたわけです。
 でまぁ見ての通りこれといった使われ方されるでもなく何十年も何となくそこに佇んでいるって感じ。こういう余生ってのはあんまり自分は…やりとないなぁと思うんですけど、どうですか?ONでもOFFでもない日々…なんかなぁ。
 とか思いましたけど、そういう曖昧さを含んでこそ人生って気もしてきました…って何を擬人化してるんやか。

(於:城東区) 水色のホースが夏っぽい…って、まぁ年中こんな感じかと。

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2016年7月16日 (土)

防火水槽 172 ■ 京都市東山区祇園町南側

 予期せぬところで不意に遭遇。慌てて3枚、うち1枚ブレブレ。
Suiso172a Suiso172b  八坂神社で行われる祇園祭献茶式に参加…って出遅れたわけでもないのに着けばもう拝殿満席で結局中継画像にて拝見。そのあと境内とその周辺6つのお茶席巡り最後の席でお茶呼ばれて帰路の脇見ればそこに、この第172号がありました。どんどん人流れるところで立ち止まって「邪魔やな」な空気いっぱい感じつつ撮ろと思えばモニタに何や知らん赤い警告ランプついてるけど意味わからんしととりあえずシャッター押したらちゃんと写っててよかったぁ。
 まぁご覧の通り蛇口完備でいつでも使える状況にありますが、水は張ってありません。これは…まぁ夏場ゆえ、ボウフラ湧いては困るということで水抜いてあるんでしょう。底部の湿り気が、なんとなくええ雰囲気を醸し出しています。
 いやぁしかしええお茶会やったこと。ま、本来ならそっちをメインに記すべきところですけど、基本、お道具以下茶道全般が山本龍造にとっては“猫に小判”みたいなもんですからこの辺で。お誘い頂いたまっちゃんに感謝。

(於:京都市東山区) 今日で山本龍造は9歳。(メモ:1,572,200)

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2016年6月 2日 (木)

防火水槽 171 ■ 河内長野市本町22-14

 河内長野市某所で仕事終えて帰路、長野駅界隈を探索しますればちょっと朽ちかけの家屋横に破損したコンクリ構造物発見。一瞬「なんかいな?」でしたが、やっぱりあれ。
Suiso171a Suiso171b Suiso171c  見ての通り…と言いたいところですがもひとつわからんくらいに割れてしもてますが、かつての蓋と思われる木板も残されていてこれ、間違いなく防火水槽ですね。
 コンクリごみ箱と煙突に挟まれているというそのシチュエーションが、じつに前時代的。トタン板の錆も、木蓋の剥げたペンキも、煙突の土台のレンガもええ味を醸し出しているのは言うまでもありませんな。
 やや時代に取り残された一角という風情が漂っていて…そこがまた私なんかは惹かれるんですが何なに?、張り紙見れば“ゴミ捨て場所ではありません!”。なんと失礼な輩がおるもんで…って、崩壊してしもたら防火水槽もゴミ同然。ま、ゴミがゴミを呼ぶって感じになるんでしょうなぁ。

(於:河内長野市) 何となく湿度が似合いそうな一角。

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