プラ看板

2019年1月25日 (金)

昭和なプラ看板 173 ● 全印工連・大阪府印刷工業組合

 前からあるのは知ってはいるも、何となく通り過ぎていました。
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 空掘の商店街あたりには昔ながらな家並みがまだまだ残っていますが、この看板もそんな町家の軒下に掲げられてあります。
 虹色であったであろう開いた本を図案化したと思われるマークの外に“全印工連大阪府印刷工業組合”の文字。そうか…何げに長年眺めていましたけど、ここは印刷会社やったんですね。ちょっとびっくり…と思うもあれこれ思い起こせば小さな印刷所って数は減った気がするも、まだまだ町のあちこちにありますね。まぁ…ここはどうも既に廃業されているみたいですが。
 キンコースとかカンプリなんかも広い意味では印刷業の一部になるんかもしれんなと思うとなかなか従来の印刷屋さんも大変なことかと思います。つい最近、ある印刷会社がなくなっていて、そこのこと調べますと鉄道会社を中心にあきないをされているとかで…行き詰まりはったんかなぁと思いましたけど、どうやら移転されたみたいで何となくホッとしたり。

(於:中央区) 日頃、日向と日陰の境目が“阪”と“府”にあるんやろな。

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2018年12月27日 (木)

昭和なプラ看板 172 ● 神州一味噌

 知らんかったわぁ、“州一味噌”やったんか。
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 最近テレビでも耳にしない“しんしゅういち♪おみおつけ”、ずっと当たり前の様に“州一味噌”なんやと思い込んでましたけど、違うかったんですね。
 同社のHPを見ますれば大正期に味噌づくりを始め、その後東京進出にあたって“信州一味噌”を登録商標にと出願するも「地名は一企業には認められない」とのことで受けてもらえず昭和13年、“州一味噌”で登録したとか。妥協した結果にも見えますけど、その時代を想うと“神州一”の方が受けが良かったんちゃうかとも思いますね。
 元々清酒“真澄”の宮坂醸造と同じ会社でしたけど、平成28年にサッポロの資本が入り“神州一味噌”と分社化、今はサッポロのグループ会社になってるそうです。こっちも知りませんでしたわ。

(於:奈良県奈良市) 味噌は近年、雨風醤油の“堺味噌”がいちばん美味いと思うわ。

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2018年10月 3日 (水)

昭和なプラ看板 171 ● 清酒 鶴の池

 何かいかにも“昭和な”な感じ。
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 読みやすい髭文字、そしてわかりよい酒名、◯に鶴のマークも可愛くて、いかにも地酒のそれって感じがいいなぁと一旦行き過ぎるも戻って撮りました。
 “鶴の池”…聞いたことないなぁと勝手にもう廃業してはるんやろなぁと見つけた時は思いましたが調べますと現存、しかも自醸してはるみたいで嬉しなりました。とは言えHPも更新してないし…ちょっと不安もよぎります。
 ここは岡山県は赤磐市。そう酒米“雄町”の栽培地。この蔵はこの看板の3キロくらい先にあった様でそらもう当然のごとく“雄町”で仕込んでいるとか。もうちょっと現地で調べて足を伸ばすべきやったなぁ。どうも“雄町”のお酒が好みみたいなんで。
 しかしながら昔はどこの町でもお酒屋さんにはこの手の看板が当たり前の様にあったのにあんまり見かけん様になりました…っていつも書いてるかも。大手のそれを含め、今のうちにせっせと撮っとかなあきませんな。

(於:岡山県赤磐市) 酒屋らしき建物が見当たらん。不思議。

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2018年9月14日 (金)

昭和なプラ看板 170 ● スバルSEEC-T レオーネ レックス サンバー

 ずっと前から目にしていたのに…って感じ。
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 青空に青い看板…そう言えばずっとここにあるわと改めて見ますればかなりええですやん。
 今でこそ軽自動車と言えばスズキダイハツかって感じですけど、その昔はホンダスバルかって時代があったと過日クルマを買った時、お店の人が言ってはりました。あーそう言えばホンダの“Nコロ”とかスバルの“てんとう虫”の頃はそうやったんでしょうなぁ。
 で、今。ホンダは“N-Box”筆頭にで再び軽にも力入れて二強に挑んではりますけど、スバルは2012年に自社生産をヤメてダイハツ製のをマーク変えて売ってはる訳で…時代は変わるんですなぁ。
 で、この看板にある“SEEC-T”、何のことかいなと調べますれば1975年の排ガス規制に対応するための公害対策技術とか。いつの頃この看板が取り付けられたのかは不明ですがまぁ30年はここで宣伝してるんでしょう。とは言えレオーネレックスも廃盤。それを思うともう使命を終えつつある様に思います。

(於:東大阪市) サンバーRRでナンボ、ハイゼットと一緒ではなぁ。

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2018年8月25日 (土)

昭和なプラ看板 169 ● 中華そば いのたに

 過日行った徳島のラーメン店でこんなプラ看板を発見。
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 あ、ラーメン店ではなく“中華そば屋”でした。そうそう、昔ながらのそれはやっぱり“中華そば”がしっくりきます。
 あんまり知らずに行ったんですけどここは超有名店らしく、出てきたそれは素朴ながらとっても美味…はどうでもよろしいか。あくまで“プラ看板”の記事ですもんね。
 あぁ美味しかったわいと外出て改めてプラ看板を見上げて…え? なんか全然違いますけど。いやその、何から何まで。
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 ほれ、ね。まぁ色褪せた看板ですから言い切ることはできませんけどこれは白湯か塩かってスープですな。チャーシューに煮抜き、葉っぱモンの野菜…あ、そもそもどんぶり鉢からして違いますわ。
 そうか…昔はこういうラーメンを提供してはったものの、徳島ラーメンがブームになってその内容を変えはったんですな…なんて言うと怒られるでしょう。なんせここは徳島ラーメンの老舗らしいですから。
 ま、考えられるのは下の屋号だけ変えたらどこでも使える“既製品”ってことなんでしょう。こんな既製品に需要があったんでしょうか。今までこの看板掲げたお店はお目にかかったことありませんけどそらそうでしょう、他所のラーメン掲げて商いするって気ぃ悪いことこの上ないでしょうしそもそもお客さんに怒られまっせ。入店前にこの事実を知っていたら、いっぱつねじ込んでいたことでしょう…なんてね。

(於:徳島県徳島市) この看板持って全国営業にまわった人がいるんやろなぁ…

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2018年8月13日 (月)

昭和なプラ看板 168 ● タナベ胃腸薬

 やっぱりプラ看板は光っててナンボですな。
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 状態良くて明かりが灯っていて「これは…“平成の”かも」と思いつつもまぁ合併前のマークもあってただの“タナベ胃腸薬”自体はもう廃盤になってるってことでこのカテゴリに含めさせて頂きました。
 調べますればこの薬、1963年生まれとのこと。そうか…同世代なんやなと思うとコイツ、こんなに若々しく輝きやがってと嫉妬心が湧いてきます(ウソ)。やっぱりアーケードで雨風そして紫外線から守られているといつまでも若々しいってことですな。それ思うと…アカンわ。紫外線対策なんか全然やってへんもんなぁ。

(於:池田市) ローションとか顔に塗ると汗かいても洗顔もできへん。それがカナンねん。

※関連記事:
昭和なプラ看板 136 ● ハイ・ベストン / アスパラ』 2016年10月 記

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2018年7月25日 (水)

休耕田でひとり…孤独な平成プラ看板。

 クルマが目立ってしもてますけど、そっちやなくてやね。
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 平成のプラ看板はなんて孤独なんでしょ。見ての通り休耕田にポツンと一本立ってます。この手の看板は店舗の袖に設置してあるもんやという思い込みがイカンのでしょうな、妙な感じながら、かなり目立ちます。こらぁ看板としてばっちり任務を果たしてる訳ですからあっぱれですな。
 しかしまぁ誰がこんなところに…と近寄って見ますれば“大工  ”とあります。が、住所も電話番号もいっさいなし。ここらで“大工の○田さん”と言えば誰もが知る大きな存在なんでしょうね。西播磨の皆さん、TOSTEM製品のご用命はぜひとも○田さんへ…って他所モンのあんたに言われたないわ、ですね。スンマセン。

(於:兵庫県上郡町) 何で合成して置いたみたいに見えるんやろこのクルマ。

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2018年7月17日 (火)

昭和なプラ看板 167 ● 神鋼の切削工具

 謹んでお詫び致します。
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 「何がお詫び?」ってちょうど一ヶ月前の記事昭和なプラ看板 163 ● 三菱の切削工具に対して。
 その記事にはまるで三菱が不二越の看板を乗っ取ったかの様な記述をしましたが、それは完全な思い込みでした。
 今回この看板を見つけ、調べますれば神戸製鋼所のHPに“切削工具事業の譲渡について”という記事を見つけました。そこには“1999年3月をメドに子会社の“神鋼ベルコツール”を三菱マテリアルに譲渡、その子会社化することで基本合意”とあります。
 ということでおわかりの通り、あの“三菱の切削工具”の看板は当然正当な工夫がなされた物件やったということで関係各位の皆さまに深くお詫び申し上げる次第でございます。
 それ知って改めて見比べますれば色合いとフォントが同じです。ですのであの“三菱”の下は“神鋼”で間違いないでしょう。ちなみにその神鋼、いま三菱の切削工具の事業所は看板を見かけた加古川市にあるということです。
 神戸製鋼所から三菱マテリアルへ、そう言えば…ですよね。共に長年品質不正を行っていた者同士。たまたまなのか引きあうものがやっぱりあったのか…同じ様な社風なんかもと勝手に思ったりしましたわ。

(於:平野区) あっちでもこっちでも日本の信用が…あ、アホげの信用も然りでした、スンマセン。
※関連記事:
昭和なプラ看板 163 ● 三菱の切削工具』 2018年6月 記

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2018年7月 8日 (日)

昭和なプラ看板 166 ● リリーの缶詰

 そう、その通り。
Lily1 Lily2  道路沿いの昔ながらな商店街に目を引く立派なプラ看板が。赤い楕円に堂々“リリー缶詰”…よろしいなぁ。
 で、何が“その通り”かって、それは“御贈答 御見舞に・・・・”のフレーズ。そう、これこれ。リリーの缶詰てのはいわゆる“よそ行きアイテム”やったんですよね。決して自宅用に買うものではない。どなたかから頂くちょっとしたぜいたく品、それがこのリリーの缶詰の存在理由でしたよね。
 世の中が豊かになってモノ溢れ、相対的価値が下がったからでしょう、すっかりひと様より頂くこともなく、かといってスーパーの棚のを取ってレジへ向かう気も起こらず…何とも忘れられた昭和の名品のひとつになってしまってます。以前の記事の様になんせ川へ箱ごとほかされる時代ですもんね。
 で、ここは“果実店”。そうそう果物屋さんにも売ってましたしそこで盛り籠作ってもらったもんですわ…って懐かしく思うもここは…そういう店ではなさそげ。時代に合わせて業転しはったのでしょう。実態は野菜、割烹材料の卸売店ということみたいです。この看板も今では缶詰の宣伝より老舗感を漂わせるといった役割を担ってるってとこでしょうかね。

(於:兵庫県明石市) ちょっと堂々と正面からよう撮れませんでした。

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2018年6月29日 (金)

昭和なプラ看板 165 ● 清酒 百万両

 茶の湯系所用で堺へ。帰路は阪堺電車でと堺東駅から西へ。この界隈はじつに昼酒呑みに優しそうな街でええ感じ。そこをこらえてさらに歩き、見上げれば…
1000000ryo1 1000000ryo2 1000000ryo3  これはもうプラ看板の味わい全開で百点満点。忘れられつつある酒名、堂々の“大衆酒場”の文字、そして赤茶けた色合い…奥に見えるタコの看板と比較するまでもなく全面的に郷愁を誘う…というかノスタルジーを発散してるって感じです。
 何となく休業中な雰囲気もありましたが、お店のことはもひとつ調べるもわかりませんでした。
 で、“清酒 百万両”ですが、地元堺とやや縁のある銘柄。堺の造り酒屋が戦中企業合同した“新泉酒造”と灘の“百万両酒造”が戦後合併、昭和50年頃まで堺でも醸していたもののその後灘に集約。続いて親会社メルシャンに吸収されメルシャン灘工場として稼働するも阪神淡路大震災で休造そして閉鎖となり、その後はメルシャンの他の工場で造られていたましたが、いつの間にか“新泉”も“百万両”も市場から姿を消した様です。
 確か開口神社の玉垣にその名残が…と向かいますればやっぱりありました。堂々の“新泉酒造株式会社”の文字。1874年の酒造家リストを見ますと大阪府下で他蔵の追随を許さずぶっちぎりの生産量を誇っていたみたいです。まぁ堺では“百万両”印は造られていなかったみたいですけど…詳しくは知りません。

(於:堺市堺区) モザイク入れ忘れ発見…見なんだことにしとこ。

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