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2016年10月

2016年10月31日 (月)

琺瑯タンクの余生 31 ● 和歌山県有田郡広川町唐尾359

 白崎海洋公園から御坊湯浅道路までの景色はほぼミカン畑。そして「もうええわ」と言いたくなるくらいに琺瑯タンクがあちこちに設置されていました。「一挙まとめて…」と行きたいところですが、地区別に分け3回に。
Horo31a Horo31b
 小高い丘にはミカンの木、そして琺瑯タンク。多くのそれ同様緑色に塗られていますので大きいモンとは言えそれなりに景観に溶け込んでいます。木とナミイタのフタを鎖で十文字に締め上げてある様子は、結構厳重に中身を保管しているといった感じ。肥料やら農薬が入っていて盗まれることもあるのか…ってあくまでも想像ですが。

(於:和歌山県広川町) ストリートビュー見ればすぐそばにも密閉型のそれが…気づかなんだ。

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2016年10月30日 (日)

南紀白浜は青々。

 土日で一泊旅。共に晴天でどこ行っても青々。昼食に訪れた秋津野ガルテンも車窓に見えるミカン畑も空は青々。そして着いた白浜は…もっと青々。
Nksh1
 海も大阪のそれとは全くちがう青さ。広々とした穏やかな秋晴れの風景見ると、スカッとしますわ。黄金色(?)に光るバブルの面影もまぁそれなりにここ白浜のシンボルタワーとなってええ感じ…なのかどうなのか。まぁ「気持ちええ景色やこと」と素直な気持ちになれん要素かもと思いつつ、話題には事欠かん存在であります。ま、全国どこの温泉地へ行ってもあの時代のモヤモヤがどっかに漂っているのでしょう。
Nksh2 Nksh3 Nksh4  2日目はグラスボートに乗っての海底探索。お子は乗る前とても楽しみにしていましたが乗船して「え?横の窓からも見えるんとちゃうん?」と言よります。「それは潜水艦や」に一応納得。あとはタブレットの連写モードで魚撮りまくってましたけど…まぁあれ全部ゴミですな。気持ちはわかるけど、後の取捨選択にかかる時間を思うと…絶対しよらんし、見もせんことでしょう。
 旅先でもよく寝れて…家では熟睡できんというのもどうかと思いますけど、やっぱり日常忘れる時間をつくらんと、なかなかリフレッシュできんもんなんやなと改めて思った次第。さ、明日からまた頑張らんとな。

(於:和歌山県白浜町) 協直売所でみかん各種食べ比べ。その味の違いにびっくり。

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2016年10月29日 (土)

民家の壁に忍ぶ虎の子

 明石は港の方を探索。木造家屋の壁の一部がちょっとトラっぽいなと近寄りよく見れば…
Ninjakanban1 Ninjakanban2
…琺瑯看板が隠されてますわ。べっとり黒に塗りつぶすより、この様に塗ることで、逆にうまいこと溶け込んで…なかなかやりますなぁ。
 左のが“タマノ井酢/すしのこ”、右のは肩こり・ねんざ…たぶんフジサワ薬品の“フジハップ”。後者のはブリキ製かもしれません。
 しかしまぁそこそこの高値で売買されているらしい琺瑯看板やというのになんでまたこんな状態に?って、そうか、まさしくここのお方の“虎の子”ってことなんかもしれませんな。うまいこと隠して、まさしく“秘蔵”って感じ…なんてね。

(於:兵庫県明石市) 案外「譲ってほしい」と人が来るのがうっとしぃて、こうしはったとか?

※関連記事:
“ポリゾール”って書いてるんやが…』 2008年5月 記
塗りつぶされたハエonキンチョールの琺瑯看板』 2008年1月 記

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2016年10月28日 (金)

石臼、胴に歯車。

 路傍に手水鉢やらの石器が置いてあるのをよく見かけます。
Usugiza1 Usugiza2
 これもしかり。石ころ詰め込まれてはっきりとはわかりませんがこれは石臼でしょう。ですがこれ、見ての通りちょっと変わっていて、鉄のギザギザ輪っかが胴体に付けてあります。まぁ歯車でしょう。
 あれこれ調べますと水車で使われている石臼にこのタイプのもがあるみたいですが、そのほとんどは木製のそれでした。
 水車かモーターか動力源はさだかにわかりませんでしたが、石臼と言えば杵つきのそれとか、手で回すモンの家庭用の物しか見たことがなかったので、工業用途のそれはこないに大きくてイカツイものやったとは…と、ちょっとした驚きがありました。

(於:泉南市) 何十もの石臼がモーターで回ってる抹茶工場の光景は圧巻やったな。

※関連記事:
石臼いっぱいの塀』 2016年5月 記
やっぱりこれは“石臼”でした。』 2015年9月 記

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2016年10月27日 (木)

昭和なプラ看板 136 ● ハイ・ベストン / アスパラ

 過日仕事で訪れた堺の某所。阪堺の電停ひとつ分探索やと歩きますればそこにアーケード。軽く期待しつつ行きますれば…やっぱりありますわ。
Hibeston1 Aspara1
 ここ数回の物件同様、雨風から守られたプラ看板はやっぱりほぼ劣化なしでええ状態。“アスパラ”は知れど、“ハイ・ベストン”は、全然馴染みないブランド。調べますればビタミン剤で“新ハイ・ベストン”に引き継がれ2005年に終売とか。それよりその下にある十字マークの“MSC”、こっちの方が懐かしいなぁって感じ。こちらは“Maker、Seller、Consumer”の頭文字でボランティア活動のサロンとか。説明読むも…もひとつわからんなぁ。
 一方の“アスパラ”はアスパラガスから…ではなく疲労回復に効く“アスパラギン酸”の略でしょう。アスパラガスとアスパラギン酸…似て非なるモンと思てましたけど、アスパラガスにはアスパラギン酸たっぷりとか。へぇ、知らなんだ。で、そうそう、幼少期に“アスパラC”ってのがよくテレビのCMで流れてまして、それをもじって「シーシー、ええかっこシー」っていきってるヤツ見つけては、はやしたててましたわ…って、なんのこっちゃわかっていただけませんでしょうけど。
Hibeston2 Aspara2
 で、この看板があった商店街は…こんな感じ。なんとも言えん取り残され感が漂ってました。まぁあるべきしてあるプラ看板ってところでしょうか。ショッピングモール全盛の昨今、商店街復活の可能性は…ないんでしょうかね。まぁわたし的には、大型ショッピングセンターに次いで、ショッピングモールもちょっと終わりに差し掛かってるんちゃうかとも思うんですけど。

(於:堺市堺区) 幼少期、旅館の冷蔵庫にある“赤まむしドリンク”に反応してたなぁ。

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2016年10月26日 (水)

ツルガセメントの鷲

 青空に、鷲が飛ぶ。
Tsuruga1 Tsuruga2  郡山の風情ある町並みで営まれてる金物屋さん。逆光気味の西日に照らされてええ具合に陰影がついてますわ。見上げるとそこに“ ツ ル ガ ◯ セ メ ント ”の文字。どの文字も剥がれることなく残っている状態がこのお店の、敦賀セメントの信用度を高めてますわ。
 しかしながらええマークですなぁ。“風格”や“威厳”が漂っていて…そうそう、そこに“信頼”ってもんが宿ってるって感じ。昔の社章は概ねそういう重厚感があったもんですわ。バブル期に流行った“コーポレート・アイデンティティー(C.I)”とか“ヴィジュアル・アイデンティティー(V.I)”、あれって何やったんでしょ。でもまぁ確かにその頃には「シャレてんなぁ」と思ったもんですが。時代の空気ってオモロイもんです。
 で、敦賀セメント。さすがにもうこんなマークは捨ててるかと思えばなんのなんの、今も現役。鷹か鷲か知りませんけど…と記しつつ、鷹と鷲の違いって何なんと調べましたら“鷹の大きいヤツを鷲と呼ぶ”か。知らなんだ。ま、何となく「ツルガやのにを社章にせなんだんやなぁ」と…まぁそらそうか。

(於:奈良県大和郡山市) 大阪セメントのライオン同様、やっぱり強い動物やないとな。

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2016年10月25日 (火)

たまには純粋に立派な木を愛でようか。

 アホげを飾る植物は妙な状況がそこにあるのが常ですけど、これは違います。
Utsubo1 Utsubo2
 仕事の現場近くに靱公園。少し歩くとそこに立派な木。たぶんクスノキ。ゴツゴツした質感、かっこええ枝ぶり…雨あがりの湿度がそうさせるのか緑いっぱいのこの公園でひときわ何とも言えん存在感を発していました。ってまぁ、今日の気分にピタッと来るもんがあったということかなぁ。何や書けば書くほどよくわからん様になってきました。要するにコトバはイランということですな。

(於:西区) 大阪市HP内“靱公園の歴史”の写真見たら、なおさら立派に見えてくるわ。

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2016年10月24日 (月)

切り株に腰掛け

 街路樹にユッカ…あんまり見かけまへんなぁ。
Koshikake1 Koshikake2
 どことなく南国風なそのツンツン植物が見ての通り腰掛けになってまっせ。
 切り株のまんまでは痛々しいだけですけど、こうやるとなんかプチなリゾート感が出るモンやなぁと感心しました。

(於:浪速区) ついそこにサーファー向けのお店とかありましたけど…たまたまか?

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2016年10月23日 (日)

コンクリブロック30段以上の壁に囲まれた壺空地。

 ま、時折見かける光景ではあります。
Blocks
 以前も同じ様な状態のをネタにしたなと調べますれば2015年4月に記した“昭和ビルなくなり両隣の壁面あらわに。”にありました。それ見れば今回のは負けマケ。前回のそれに比べると湿度なく能天気な空気がそこに漂っていてこれはこれでそれなりにええなって感じ。空の青さに草の緑、そこに鉄骨の赤い縦線…コレが案外ええ仕事してまんな。ま、そんな細部まで現場では正味のところ観察してませんでしたけれども。

(於:中央区) 思えば“ブロック塀”って昭和なモンになりつつあるかも。

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2016年10月22日 (土)

超錆びサビ、止水栓のフタ。

 ここまで錆びるんか…
Ikoi1 Ikoi2
 歩道に錆びサビのフタ。止水栓のそれと思われますけど…ここまで錆びるんかって感じ。
 マンホールのフタとかこういうのはごっつくて錆びるも変質してるのはあんまり見かけませんけど、まぁ時折見ます。たいていは水をじゃぶじゃぶ使うお店の前ですわな。
 で、ここはと言えば、割烹とも言われているお寿司屋さんの前。そうか…酢のチカラのしわざですな。
 しかしながらこんだけ錆びて、フタの開閉できんのかって感じ。ガンガン叩いたら開きそうに思うも、そんなんしたらバラバラに砕けそうにも思います。ま、どうでもええか。

(於:中央区) 塩分もええ仕事してるんでしょうな…って悪い仕事か?

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2016年10月21日 (金)

ちと古い団地の電柱に錆びた看板こびりついたまま。

 堺市北区某所で仕事。御堂筋線は新金岡駅で待ち合わせの前にちょろっと探索。行く前から「ここらは期待薄」と思いつつちょっとは何かありそうかもと南へ横断歩道渡って団地の方へ行きますしたが…やっぱりって感じ。まぁしゃないと暇つぶしに歩いてますれば、こんなもんが。
Shimonoike1 Shimonoike2 Shimonoike3  まぁあるかもなぁな光景…と思うもちょっと風情ありすぎな感じ。そもそも電柱やら電信柱に巻いてある看板には契約期間があってそれに従ってるハズですわなぁ。やというのにいくつか錆びて味わいをアピールしてまっせ。
 光まわりのええのを見つけて撮りますればこんな感じ。「ホンマにやってはんの?」な感じ全開。
 屋号やら電話番号チェックして調べるもことごとくヒットなし。てなわけでこの看板は今となっては“トマソン”ってことですな。
 てなこと思いつつ看板下の小さな文字読みますれば…何なんって感じ。劣化で見づらいその文字読めば“交通標語看板につき取り外す場合はお電話下さい”とありますやん。錆びサビになってもここにある…と言うことは今だ関西電力と広告看板の契約してるってことなんや。
 その割に屋号やら電話番号やら最寄りのバス停(一条通)をたよりに調べてみましてが…どうも現存しない様です。つまるところ「剥がすのめんどくさいしほっとけ」で今こうあるということなんですかね。
 “交通安全”とか“横断注意”と書いておけば少々ゲリラ的であっても許される…そんな時代もはるか昔の思い出になったんとちゃいますのん?。

(於:堺市北区) ま、関電か電話局か知らんけど関係者には折衝も撤去もめんどくさいことなんでしょうな、この手のそれは。

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2016年10月20日 (木)

看板避けてナナメに立てられた電信柱

 必然があって、斜めに立ててます。
Naname5 Naname6
 しかしまぁへぇって感じ。「こんなとこに電信柱立ててもろたら看板付けられへんやろが」に、電話局も「…」となってこうしはったんでしょうけど、店舗に柱かかってこれも嫌でしょうなぁ。そもそもやっぱり斜めという不安定感を日々感じるのも精神衛生上よろしくないんと違いますかね。
 スッキリするも何や雑然とした味わいが街からなくなるのに一抹のさみしさを思う“電線の地中化”ですけど、こういう状態を見ると、やっぱり何とかせんならん思いますわな。

(於:中央区) そもそもそろそろ加入電話が不要になりつつあるなぁ。

※関連記事:
ナナメに立つ純粋柱は…アカンのちゃう?』 2015年6月 記

ナナメに立つ電柱』 2016年6月 記
富田町三丁目11に立つ純粋柱』 2015年12月 記
ただの柱、NTTの。』 2015年7月 記

ナナメに立つ電信柱』 2009年5月 記

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2016年10月19日 (水)

業界団体の会館 89 ◆ 大阪府洋菓子会館

 まだまだ身近にあるもんで。
Yogashi1 Yogashi2
 気がつけばえらい髪の毛ボウボウになってるなぁってことで心斎橋まで髪切りに。気候もええしと行き帰り歩きますればこんな会館。洋菓子会館…いつも思うもどんな業界にも会館があるもんで。
 ここは大阪府洋菓子協会、大阪府洋菓子工業協同組合大阪府洋菓子技術専門校が事務所を構えるビルの様です。
 そもそも洋菓子を志す人々にも組織があったんかって感じもします…ってもっと一匹狼な人たちが洋菓子を作ってるってイメージがあっただけですけど、そらまぁ文明開化から何年経つねんと考えてみたら当たり前ですか。
 洋菓子会館の後に付く“・原ビル”も気になるところ。これは製菓機器の原製菓機さんのビルということの様です。

(於:中央区) あんな店こんな店も加入してはるんですな。へぇ〜って感じ。

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2016年10月18日 (火)

平成28年10月18日の内久宝寺町二丁目7の様子

 時折見かける光景も、立ち止まって見るとあんがい妙。
Yp1 Yp2
 見ての通りマンションまるごとメンテの図。黒いシートで覆われているから妙なんでしょうってまぁ、手前の木造建屋が最高の引き立て役になってる訳ですけど。電線も、そうそうちょろこいアンテナも地味ながらええ仕事してからに。 天皇様の生前退位やらテレビのネットでの同時配信が語られはじめたこと思うとなおのこと、これ、平成の光景ってもんですなぁ。

(於:中央区) ビル陰はテレビは映るも、AMラジオはザラザラや。

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2016年10月17日 (月)

エンゼルマークの天使綿

 先日の仕事の帰りは郡山から乗車。その前に街を行きますとこんな光景。
Angel3
 見ての通りちょっと懐かしい雰囲気の残る街。まぁここらは街中こんな感じです。一部観光地を目指して(?)風情ある雰囲気にしているところもありますが、アホげ的にはもひとつかなぁ…とか。
 とまぁなにげに通り過ぎそうになりながらよく見たら、それはやっぱり琺瑯看板。線路沿いならともかく、街で見るには大きすぎて当初気付きませんでした。
Angel1 Angel2
 ネーミングといい字体の雰囲気といいどっかバタ臭い風情漂うもこれ、“脱脂綿”のブランドやったとか。広島にあった藤野綿業さんのものやったそうです。
 で、現存する同業者、だるま綿でおなじみ“ダルマックス”のサイト内に“製綿業界他社の看板”なるページがあり、そこの情報によると、この看板はその天使のマーク、すなわちエンゼルがかわいいと人気でよく盗難にあってるとか。なんとわからんお人がおるもんで。そこにあるから…ええっちゅうのがわからんか。
 それはさておき、このエンゼルの商標ですが、後にあの森永製菓に商標権を売ったとの記述があります。まぁ同業者による話ですからホンマなんでしょうけど、なんかけったいな話にも思いますね。
 ここは現役のお店の袖、管理が行き届いていることでしょうから安泰かなぁ。くれぐれも盗難だけはやめていただきたいもんです。たとえどんなヤツでもね。

(於:奈良県大和郡山市) 左横のカメヤマローソクのちっちゃいこと…って、天使がデカすぎ。

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2016年10月16日 (日)

クスノキの根っこトロけてはみ出して

 今日は開口神社のお茶会へ。阪堺電車は大小路電停を降りるとドンチャンドンチャンの大にぎわい。堺まつりのパレード真っ只中。「えらい時に釜懸けはんねんなぁ」と向かいますればそこの境内もまつり会場。厳かとか静寂とは無縁の空間からお席に行きますとそんな喧騒もどこえやら…で、お茶。
 胃の具合最悪の身には薄茶二服は…ヤメとこ。で、まぁ次の用事へと神社を後に今度は宿院の電停目指して歩き出しますと…トロけてまっせ。
Aguchi1 Aguchi2  クスノキの根っこトロけてはみ出して、玉垣ひび割れじっと耐え抜く…この神社、今まで何度も来てますけどこんな状態になってるとは今まで全然気付きませんでした。いつもは裏口みたいなところからしか入らんからでしょうな。
 しかし何です、玉垣に彫られた字の感じからすると、そないに昔からそこにある様には見えませんね。ということはクスノキの生長って思いの外早いということですか。しかしまぁええ味というかなんというか。あ、今日のここ、ホンマはえらい人の往来激しかったんですけどうまいこと撮れたもんやなぁ。

(於:堺市堺区) 大小路電停では自動改札がホームに臨時増設…あんなんあるんですな。

※関連記事:
フェンスで分断され2本になった1本の木』 2016年5月 記
エアコン室外機、木に取り込まれる。』 2015年11月 記
軟体動物の様な象の鼻の様な木』 2015年11月 記
根っことろける石垣の木』 2015年7月 記
樹木に呑み込まれた記念碑』 2009年7月 記

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2016年10月15日 (土)

草ぼうぼうの空き地をオーシャンブルーが花添える

 仕事で降り立った結崎駅は二度目の下車。ニュータウンでもないのに何かもひとつピンと来るもんがないなぁと歩いてましたらこんな感じの空き地が。
Oceanblue7
 見ての通り雑草まみれ。今までさんざん「何やあれ」と嫌っていた朝顔似のオーシャンブルーが程よく草の中で咲いていて…これはこれでキレイやとも思いますわ。
 青空もサーモンピンクの家もええ仕事してますわ。なんてことない秋晴れの日のいち光景。こんな過ごしやすい気候は…あっという間に過ぎてしまうんですなぁ。

(於:奈良県川西町) セイタカアワダチソウに負けじと、ススキやエノコログサも頑張ってまっせ。

※関連記事:
街路樹とええ関係のオーシャンブルー』 2015年11月 記
朝顔似“オーシャンブルー”、10月下旬にしてこの茂り様。』 2011年10月 記
朝顔似。けど似て非なるもの“オーシャンブルー”』 2009年6月 記

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2016年10月14日 (金)

桜川の“桜”は、

 浪速区は桜川での仕事が終わり、難波まで歩き始めますればまぁそれなりに立派な桜の木がそこに。「おっ、これぞ桜川の桜」ですがな。
Sakuragawa2a
 まぁそうには違いないんですが根元見ればこの通り。関電の設備ふたつのちょうどええ隙間に「これはええで」と置いたのがはじまりでしょうかなぁ。
 “鉢”…いやプランター見ればかなりの大きさ。「これだけ大きければ大丈夫やろ」ってところやったんでしょうけど、なんのなんの。鉢の横からも枝(幹?)出てますからもう数年もすれば立派な街路樹となることでしょう。
Sakuragawa2b Sakuragawa2c
 裏に回ればこの通り。もう完全にコンクリの隙間から大地に根を下ろしてます。しかしながらすごい生命力…というのもありますけど、プラスチックのプランターって全然あてになりませんな。って、そもそもこんなもんに木を植えることが間違ってますか。しかしながらこれ、市民が勝手に置いたものなのか市なり府なり自治体の緑化活動なのか…ま、何十年か先には「この桜の力強さと美しさにあやかって“桜川”と名付けられた」てなことになるでしょう…とか記していますけどこれホンマに桜?。幹や葉の形状は限りなく桜っぽいんですけど。やっぱり春に再チェックせんとあきませんな。

(於:浪速区) 夜は今季初の“鍋”。寒なって燗酒なお旨し…ってパック酒ですが。

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2016年10月13日 (木)

歩道の下で何ぞ宿ってる風

 納品で京都へ。一ヶ月も待たせて…悪いやっちゃ。出町柳→西陣→北山→出町柳…ついでに展覧会見てと歩きましたでぇ。
 植物園あたり、石風コンクリブロック(?)の歩道を行きますれば、ちょっとした隆起が。
Konmori1 Konmori2  別にどぉってことない光景。ですけどこのこんもり感、なんや妙に“ええなぁ”があって。
 まぁ何が“ええなぁ”なのかは、ブロックのひび割れ感にあるんでしょう。この下に謎の生物が宿っていてそのうち…いやまだまだ先でしょうけどなんぞ出てくるきっと。そんな感じ。
 ま、見ての通り街路樹の根っこによるいたずら。でもまぁこのあたりではここしかなかったからやっぱりなんぞいまっせ。てな空想広がるだけのモンがあったんやけどなぁ…伝わらんか。

(於:京都市左京区) 会場で天才塗師と遭遇。ひと味違う人柄に作風…ええなぁ。

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2016年10月12日 (水)

侘しい盆栽

 歩道の脇に植物いっぱい。
Wabibon1 Wabibon2  まぁ時折見かける“勝手に緑化”な光景。誰がこんあことを…はまぁどうでもええかと思いつつふと見ますれば…“…”。
 何と侘しい盆栽やこと。まぁ盆栽通やないのでこの枝ぶりがええのか否かはわかりませんけどそれなりにちゃんと盆栽してるというのにこの扱いは…ないんちゃうんって感じ。発泡スチロールのトロ箱に伏せられたプラの漬物桶というシチュエーション…どことなく“貧乏侍”って感じに思いますが…どうでしょ?
 盆栽がそれなりにインターナショナルなモノになって久しいわけですけど、これって…ある意味平成のニッポンを表してる様に思えてきました。土台を覆う発泡スチロールのもろさを思うと…なおのことですわ。うん。

(於:住之江区) 他に“植木鉢コンクリ結合”なんかもあり。あんまり載せるとぼやけるから…まぁ想像で。

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2016年10月11日 (火)

山肌の絶壁

 昨日のとことんドライブ、南端の新宮の少し手前で熊野川越しにこんな光景が目に入りました。
Shingukiho_2
 改めて見るとそれは採石場の跡かもとも思えてきましたが、これは数年前に紀伊半島を襲った大雨で起こった崖崩れの跡かもしれんなぁと思いまして。
 道すがらこういう状態のところがそれはそれはいくつもありまして…新聞やニュースで見てその恐ろしさはわかっていたはずでしたがなんのなんの、実際に見るそれは想像を超えた規模で、自然災害の恐ろしさをリアルに感じたのでした。
 しかしながらこういう状況ってスギやヒノキを植林することで被害が深くなったということはないのでしょうか。雑木林なら…どうやったんでしょう。
 自然の実態と言えば…昨日の野迫川村での温泉からの帰りしな、ふと道のカーブを曲がったところで鹿の群れ(…と行っても4匹親子)と不意に出会ってびっくり。ヘッドライトに照らされ山の崖をゆっくり登っていく様はサファリパークさながらの臨場感…ってそらそうですな。ほかにはウサギも数匹見かけました。こっちは一瞬「エサもらえるんちゃうかな?」な期待を持ってる様な動きと目線でしたが、まぁこっちの勝手な解釈でしょう。
 いわゆる京都や奈良、そして神戸が大阪人にとってちょっとした非日常と思ってましたが、紀伊半島のそれはこれまたかなりの非日常なわけで…思いの外様々な顔をみせる近畿圏に生きていることがますます幸せなことやなぁと思ったりました。

(於:和歌山県新宮市→三重県紀宝町) やっぱり実地見聞することは大事や思うわ。

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2016年10月10日 (月)

何でナショナル?

 三連休最後の日は久々の完全OFF。「久々にドライブ行こか」とトコトン走行。奈良は大塔でアユ食べてサンマの丸干し買おと和歌山は新宮まで頑張るも…これは行ったもののスーパーには千葉産やら北海道産のものしか見つからずで無駄足。ま、ドライブが目的ですから、それでええんです。その道すがら、道端にこんなん発見。
Hsa01 Hsa02 … “何でナショナル”でもありますな。
 見ておわかりなお方はまぁそれなりの年数を生きてきた人だけかもしれませんがはい、ナショナルの“”マーク。ですがちょっと変。戻って改めて見ますればこれ、ヘアサロンの看板ですわ。てなわけでしょう、“”を図案化してあるみたいです。
 調べますればここ、十津川村でお店をされている様で“立地は田舎ですが、常に高いレベルの仕事を目指して”頑張っておられる様です。しかしまぁ…なんと申しましょうなかなかユニークな看板やことで。
 で、ドライブ。夕方は野迫川村の温泉へ。これがあんた崖崩れ跡残るえげつない細道を延々30km以上走って…面白いけど怖いなぁ。そこでアマゴ定食たべて…思えばここ、卒業旅行で来たところ。懐かしなぁ…ってそれより、何て地味なところへと思いまんな。

(於:奈良県十津川村) “ドライブ”ってコトバ自体が死語になりつつある気がするな。

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2016年10月 9日 (日)

木にコケ、ノキシノブ。ほか

 まぁ見かけると言えば見かける光景。
Chakusei1 Chakusei2
 表面がザラついてるところが気に入られたのか隣の木に比べるまでもなく他の植物のすみかになってますわ。
 これ森林にあるとそんなもんやと見過ごすことになるんでしょうが、住宅地(千里ニュータウン)で見ると、ちょっとギョッとします。
 ノキシノブにこれ、ギンゴケかなぁ、あと、薄緑色のヤツもこれコケかなぁと思いますれば“地衣類”という菌類の一種。見た目似るもコケとは全く似て非なるものとか。でもまぁ日本ではコケと同一視され“◯◯ゴケ”と言う名が付いているものもたくさんあるそうです。これは…“コナイボゴケ”。知りませんけど。
 これらみな“着生植物”であって“寄生”しているのではないとのこと。ですからまぁ木自体にはなんら影響を与えているわけではないそうですけど…嫌なことでしょうなぁ気色悪いことでしょうなぁ。ま、それは人間の感覚で、あんがい皆で楽しいやってるのかもしれませんが。

(於:豊中市) 好かれるのも考えものや。

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2016年10月 8日 (土)

“2R/K”は“R1/F”と一緒か否か?

 先の姫路での仕事の帰路、乗せてもらったクルマの車窓からこんな広告塔が目に入りました。
2kr1 2kr2  そこは市内を流れる市川にかかる阿保橋のほとり…阿保と書いてもそのまま読んだらアキマヘンで。ここは“アボ”、“ボ”やそう。
 ま、それはどうでもよろしい。それよりこの“2R/K”、これが気になって。
 字体は違うもその色あいに表現、これが…はい、わかりますよねわかるひとには。そう、神戸コロッケでおなじみロック・フィールドの惣菜“R1/F”に似てるなぁと思って。
 ま、似てるどころかロック・フィールドの工場なんやろなと思い込んでましたが帰宅後調べても、全然出てきません。ほな、ここ何なんでしょうかね。そしてこの“2R/K”は何を意味するのか、それも気になるところ。でも…わからん訳ですわ。
 こうなったら空想で楽しむしかないか。横には“Seafood Innovation”…“R1/F”の流儀で解釈すると“二番煎じでカネテツもリベンジや”…無理あるなぁ。なんぞええ解釈おまへんか。

(於;兵庫県姫路市) GoogleMap見てもストリートビュー見ても最近できたみたいでわからなんだ…

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2016年10月 7日 (金)

昭和なプラ看板 135 ● 大阪日産 協力販売店

 東大阪市某所で仕事。吉田駅降りて少し探索。碑と解説文読めばここらがあの大和川付け替えで河内ではおなじみ中甚兵衛さんが住んでおられたところとか。へぇ知らなんだと思いつつ少し行きますればこんなのが。
Osanissa1 Osanissa2
 懐かしいのに新しい…やっぱり雨風凌げるところにあるプラ看板はみな上質ですな。
 純粋に形と色あい、字体が懐かしと思って見ましたけど、ブルーバードってもう廃盤になってたんですね。2001年で終わりって…かなり前のことですけど。“日産と言えばブルーバード”と当たり前の様に思っていましたが…って、古い人間になってしもてるわけですな。
 バイオレットはとうの昔に、大阪日産は2010年に合併により消滅…ということでこの看板は今では意味をなさん訳で…なのにキレイなまんまとはなんと健気なことか。ま、ここのお店がどこのメーカーのどのどの車種も取り扱ってまっせとアピールするためのアイテムとしては充分に仕事してるとも言えますが。

(於:東大阪市) なんとなく飴ちゃんみたいな光沢がある…美味しそう。

※関連記事:
昭和なプラ看板 52 ● 日産サービス』 2011年9月 記

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2016年10月 6日 (木)

午前8時10分、山陽電車車窓から加古川を望む。

 今日は朝はやくに姫路駅で待ち合わせ。JRで行くとなると…大阪駅から座れん可能性大。ってことで阪神〜山陽電車で行くことに。座れたのはええものの1時間40分…長いわぁ。とか言いいつつもそれなりに車窓からの眺めを楽しみながら。
Kakoriver
 久々にええ天気。もうじき高砂駅というところで加古川越え。河口見ればじつに気持ち良い朝の光景。
 右に見える煙突は三菱製紙高砂工場のもの。あぁ懐かし。大学出て就職。紙の製造工程を研修の一環でここに見学に来たのは…いつの日のことやったか。その時はこんな日々を送りつつこの工場を眺めることになるとは思てもいなんだ。かと言って具体的ビジョンがあったわけでもなく。あれから30余年、生き方もアホげ同様出たとこ勝負やったってことか。

(於:兵庫県高砂市) これが許されている現実に大感謝、ほんま。

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2016年10月 5日 (水)

昭和なプラ看板 134 ● ペリカン便

 電飾なき物件ゆえ、ちょっとこのくくりに入れてええかと思いつつも、まぁええでしょう。
Pelican1 Pelican2  お米屋さんの軒下にひっそりと吊ってありました。これも日除けに雨除けがあるからかキレイな物件。実際そないに古いもんでもないかと思うと、なおのことこのカテゴリに入れてはアカン様にも思いますが、まぁ実際すでに存在せんブランドということでひとつお許しを。
 “ペリカン便”…言わずと知れた日本通運が手掛けていた宅配便のブランド。ですがヤマト運輸佐川急便の大手2社に歯が立たんで郵便局のゆうパックと統合の末、ブランド消滅。その名がなくなったのが2010年ということですからもう6年にもなるんですね。
 しかしまぁ何というか、消滅して当然とも思います。と言うのは、不在で配達できなかった荷物を営業所まで引き取りに行こ思って連絡しましたところ、何や西成区やったか浪速区やったか、中央区から遠い遠いところまで行かなならなんだ上に、その場所がまたわかりにくいところ。おまけに“素人お断り”な空気全開でどこで尋ねたらええんやろ状態。その頃にはもうすっかり宅急便のヤマト運輸やと徒歩圏内のセンターへ行けば荷物もらえるという状況やったというのに。「あぁやっぱり元々国が関わっていた会社やこと」と思ったもんです。
 思えばフットワーク便とかこぐまの名鉄宅配便とか西濃運輸のカンガルー便とか色々ありましたけど…今もやってはるんかどうやか。しかしなんです、どんな業界も二強体制に移行してるなぁと感じますけど…なんかそれでええんかいなと心のどっかで思いますわ。

(於:中央区) 私は本家本元の宅急便派。

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2016年10月 4日 (火)

いまもむかしも桜之町西一丁。

 堺の広告入り町名看板と言えば“金露”が定番かと思ってましたら、こんなんも。
590a 590b  すっかりサビ上がり焼き杉板の塀に溶け込んでますが、読もと思えば読める状態でまぁそれなりに役に立ってるものと思われます。
 とは言え下部はかなり劣化が進んでこれでは広告効果はなしに等しい状態。そこにあるのは“なるほどよい酒 長龍”。そうそうこれこれ。以前にも記しましたけどこのスタイルの町名看板は幼少期よく八尾市あたりではそこここで見かけたもんなんですがほんとに全くと言ってえええほど見かけん様になりました。そらまぁ琺瑯製のそれとは違ってブリキ製ですからどこのも錆びサビになって用を成さんわとほかされていったんでしょうなぁ…って以前の記事と同じこと書いて…嫌やわぁ。
 “長龍”…八尾の酒やと思っていたのに奈良は広陵町に本社移ってなんや寂しい限り。さみしい言うと本家筋の天理の“長龍”は昨年廃業したとか。この看板みたら「もう消滅した酒やろ」って思われそうですけど、まぁ半分当たってるわけですな。

(於:堺市堺区) ええなぁ、ヒゲ文字。

※関連記事:
いまもむかしも百舌鳥梅北町五丁。』 2013年12月 記
龍の年…『長龍』の懐かしラベルふたつ。』 2012年 1月記
東大阪市若江南町五に残る錆びた昭和』 2011年2月 記

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2016年10月 3日 (月)

星組 北翔海莉さん退団公演“桜華に舞え/ロマンス!!”・千秋楽

 我が贔屓の北翔海莉さんもいよいよ退団。てな訳で堪能しましたで最後の出しモン“桜華に舞え/ロマンス!!”ちょっとトコトン。
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 まぁ、こっちも決めてるんですよ“これでしばらくヅカ観劇は卒業や”と。てな訳で当初より数回観にいくつもりでまずは9月1日に。
 何事も前知識なしで楽しむのを良しとしている私でも今回のはそのポスターを見るまでもなく和モノと知り…正直あんまり好きやないんですよね、和モノ。これで卒業かとちとがっかり。
 で、いざ鑑賞。えぇ…チャンバラもんか。ひと殺しシーンもなぁ。おまけに薩摩のコトバまみれでもひとつ何言うてはるんかもわからんし。あぁ…
 で、二幕目のショー。これ古風というかオーソドックスな感じ。あんまり弾けた感ないし…と数回見る予定やったものの「もう、あと1回くらいでええわ」。
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 てなこと思いつつも9月17日にも観劇。端っこの席といっても袖舞台真横のええ席から見た二回目は「…ん、ええんちゃうん」。
 いやいやなんのなんの、一回目の印象を完全に覆してますわ。なんかね、初回に感じた北翔さんの“疲れてはるんか?”みたいなモンが全然なくてスカッとした仕上がりに感じられて。もちろん私見です。方言のセリフもだいぶわかってきてストーリーもほぼ理解できて「これはええ出しモンや」と。そう言えば何かで目にしたか耳にしたな「千秋楽まで進化し続ける」とこの公演を説明してはった北翔さんのコトバを。
 そう感じたら当然二幕目も違って見えてくるもんです。オーソドックスな出し物には違いない訳ですけど“まさに王道”な堂々さ加減が北翔さんのヅカでの現位置にぴったりに思えてくるんですなぁ。この時…いや、ここは初回からかなぁ、ちょっと気になったのが女性役に扮した礼真琴さん。これがね…くるんですよグッと。何がそう思わせたかってあれこれ考えると…そうか、いわゆる“娘役”は色気出したらアカンのでしょうけど、男役が女性衣装でやるときには許されると。それでですわ。ま、こういう見方はいかにも“男目線”で、すんません。それから、歌が上手いのがそれ以上になにより魅力的やというのを付け加えておきます。
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 もうそう感じたらなんとも楽しい舞台でして。3回目は10月1日、ほぼ中央前の方。北翔さんを間近で見ることができる最後のチャンス。でね、よ〜く見させてもらいましてん、お顔を。そしたら思いました「この人、タヌキ顔やわぁ」と。もちろん褒め言葉。そうなんですよね、やっぱりこの人かわいいもんがある。それがおもいっきり顔にも出てはるんですよね。やっぱり全身からラブリーなもん出してはりますわ。対して二番手、次期トップの紅ゆずるさんは“キツネ顔”。このコントラストがたまらんこの舞台を面白くしてるなぁとも思いました。あ、もちろんキツネ顏もオッケーオッケー。それぞれの個性です。
 あ、どのタイミングで書けばええかとついつい後回しになってますけど、この出し物にかなりの深みと味わいを添えてはるのが西郷隆盛役の専科からの美城れんさん。殺伐としたシーンが多くある中、なんとも言えんほっこりした安心感がずっと根底に流れているのは、この人の持ち味によるところが大きいなぁと思います。それから初日観たとき、私の2つほど前の席の肘掛に腰掛けはってビックリ。なかなかうまい演出でしたわ。
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 そうそう、北翔さんと言えば“加美乃素”。その日の15時公演が加美乃素さんの貸切公演。なんや噂ではアドリブ満載の人気ステージとか。入場したとこにはこの様にデーンと加美乃素製品を紹介する棚が置かれていました。それはまぁそれでええんですけど何なんでしょ、この商品棚に大勢の人々が集って写真撮ってはりました。何やわからんまま私も撮りましたが…北翔ファンは、加美乃素ファンでもあるんですかねー。
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 入場前から北翔さんにお出迎えしてもろて…なのももう最後。そうか…ついにその時が来たか。
 てなわけで4回目は10月3日、日めくり見ますれば今日は“大安”。あぁなるほど、そういうことやったんですね。
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 千秋楽。そらもう大劇場全体がもう異様な…は言い過ぎかな、熱気で溢れかえっていました。白装束の人たちもいっぱい、席に行けばおきまりのペンライト。やっぱりこの日は独特のモンがあります。
 拍手もそらぁいつもより特大。皆でええ公演にしよという雰囲気の中で始まりました。
 4回も見てると、少し筋書きが変わってることに気付き、うちのひとにその話をすると「そらアンタが理解してへんかっただけ、最初から一緒」と一笑。へへ、ま、そんなもんで観れば観るほどあれこれ見えてくるんですね。同じ出し物4回観るというのは、紫吹淳さん退団公演“薔薇の封印”以来のこと。今までヅカ観劇で「おもろないわ」と切り捨ててきた数々の公演も、回を重ねて観ると、どれもそれなりに面白かったんやないかという気がしてきました。
 てなわけで北翔さんトップ就任まで、ほとんど馴染みなかった星組ですが、それぞれのジェンヌが様々な魅力を備えてはることも見えてきて…あぁ、やっぱり観劇やめられへんのかいなという気に。生え抜きの次期トップ紅ゆずるさんは胡散臭い役どころが魅力的。礼真琴さんはシュッと今日的ながらそこそこクセもんっぽい雰囲気を漂わせて…気になる存在。麻央侑希さんも背が高くて頭小さいちょっとキザと…どんな人なんやろ。そうそう、同じく退団しはる娘役トップ妃海風さんもね、変幻自在に色んなを面を持ってはってかなりええ感じ…あぁ気づくのが遅かったぁ。
 全体通じてカッコええ一本気な主人公に出会えて…あぁなるほど、この出し物で辞めはるのも理解できましたわ。
 普段飲まん焼酎ですけどせっかくのことやと幕間にカクテルとソーダ割りを。二部の間にええ感じで酔いが回って幕降りて…さ、おまちかね。
Ouka13 Ouka14  サヨナラショーが始まりました。同じく今回で退団される専科・美城れんさんの美声も堪能できてもちろんええショーやこと。そうそう、この美城れんさんへの拍手は、北翔さんを上回ってるんちゃうかというくらいにどの回も凄かったですね。知れば元々ずっと星組やった人やと。そらぁやっぱり大拍手となりますわ。もちろんそんなこと以上にやっぱり安定したええ味わいに対して惜しみない拍手を皆送ったわけですけど。
 最後に美都くららさん、 美城れんさん、妃海風さん、北翔海莉さんの順で退団者ご挨拶。それぞれに個性あふれる挨拶をしてはりましたが、ここで持っていってはったんが妃海風さん。自ら「タカラヅカ大好き!」全開なその挨拶。天然ボケの連発…ええ意味で崩してくれはりました。そんな人ですから、惜しまれつつも“男役トップと同時退団”という王道を選びはったんかもしれませんな。で、北翔さんはやっぱり努力の人やったんやと思いました。“最大のライバルは己の中にある弱い自分、それに打ち克ってやってきました”的なコトバに…そやろなぁと。ご苦労さんでした。
 盛り上がり、惜しまれつつの退団。幕が降りたり上がったり…計6回。ま、お決まりといえばお決まりなんかもしれんなと思いつつ、みなファンは熱いなぁと思ったのでした。もちろん私もですけど。
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 すべてが終わり日が暮れて…いよいよお見送り。なんかね、白装束の皆さんがとっても多くて遠慮気味に立った場所があんた、何にも見えませんがな。「霧矢大夢さんの時は外からながら中を見渡せたし、紫吹淳さんの時は…そや!中で見送ったで」と思い、そんな話をしてましたら「昔こんな立派な“門”あったかなぁ?」と、うちのひと。そんなん、あったんちゃうんと帰宅後ストリートビューでチェックしますと、確かに以前はない!。知らなんだなぁ気がつかんなんだわぁ。どうやら100周年の時に、鉄の門扉みたいなもんからこれに変わったみたいで…見とらんもんやなぁ。
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 てなわけで去っていくシーンはこんな感じ。先のふたりはろくに撮れなんだんですが、その失敗を生かしてトップふたりはなんとか撮れたぁ。
 夕刻には雨上がるも1日雨やったこともあるのか…オープンカーを使わなんだのがちょっとがっかり。それより…ですわ。きょうびの退団では高級車やないんですね。4台ともみんな私には大衆車に見えたんですけど。これが時代を現しているのかたまたまなのか。ちなみに北翔さんの乗ったクルマは“千葉ナンバー”。郷に帰るという意味合いを持たせた粋なはからいやったのかも。やりますな、ファンクラブの人たち。
 「おっ、この人ただモンやないわ」と思ったのが紫吹淳さん時代の月組公演“薔薇の封印”のときの乞食役(正しくは浮浪者、ニコラ)。調べればその公演が2004年ですから…そうか、12年楽しませてもらったわけですか。大空祐飛さんに次ぐトップになるまでの長い道のりでしたけど、ほんまにおおきにご苦労さんでした。なんでも乗り越えてきはったお方ですから、次のステージもちゃんと自分のモンにして堂々と世に出てきはることでしょう。ですが引退して二世に期待するもよし、とも思ったり。ま、まだ東京公演のことで頭ん中いっぱいなことでしょう。ずっと楽しませてくれはって、有り難うございました…って本人読まはるわけでもないのに誰にいうてんねん。
 てなわけで、しばらくこのくくり“宝塚歌劇”の更新は…ないでしょう。知りませんが。最後に、なかなか手に入らんチケット購入に尽力してくれたうちの人にも感謝せなあきませんな。

(於:兵庫県宝塚市) ここ数日で急に白髪増。マリーアントワネットの白髪話は嘘やないな。そろそろお世話になろかな加美乃素。

※関連記事:
月組 霧矢大夢さん退団公演“エドワード8世/MistyStation”・千秋楽』 2012年3月 記

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2016年10月 2日 (日)

業界団体の会館 88 ◆ 兵庫土建会館

 道に迷い、約束の時間に遅れそうやというのにこんなん発見。仕事優先、素通りしたらええものを…そうはいかんわなぁ。
Dokenkaikan1 Dokenkaikan2  てな訳でちゃちゃっと2枚撮ってまた走り出して…アホげ命もええ加減にせんと。
 で、この会館ですが、読んで字のごとく兵庫県下で土建屋をしてはる人々が昭和22年に集い、建設職人・労働者の“砦”として設立された労働組合“兵庫県土木一般労働組合”が事務所を構えており、またその上部組織“兵庫県建設労働組合連合会”もここに事務所を置いている様です。
 大急ぎで2枚撮っただけでちょっと全体像を撮ることができませんでしたが、ストリームビューで見る限り、このふたつの組織の事務所以外は、どうも賃貸マンションとして使われている様に思われます。未確認ですが。

(於:神戸市兵庫区) ただの紹介で終わってまんな。スンマセン。

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2016年10月 1日 (土)

かむなびさんの“谷町小茶の湯”へ

 10月1日は日本酒の日、ですが“日本茶の日”でもあるとか。へえ知らなんだ。てなわけで行われていた味酒かむなびさんで開催されていた“谷町小茶の湯”へ。
Kochanoyu  まず、いつもながらな工夫こらした美味なる肴にサラッとしたもんから醤油以上の色合いと化した熟成酒味わいひと息ついたところでお菓子頂き、お店の一角を仕切った“お茶室”で亭主の点てる薄茶一服よばれて…というのが一連の流れ。説明すればそれだけですけど、なんともね「いやぁまいったななぁ」と思って。“行きがかり上茶の湯習ってる”の私にしたらあれこれ目から鱗。いやね、でも気持ちはすごいわかるんです。“平成の世、自分にとっての茶の湯って何なん”はよく思うところ。ですけどそこそこの年月習ってると「あぁ、勝手なこと、目立つことせん方が得策や」と自分なりの取り込み方なんかもうええわとなるんですけど、ここの大将は何でもやってみはる。石橋を叩き割らないその潔さにね、いつも“たいしたもんや”と教えられるんですけど、今回も「ええでええで、どんどんやってや」と思いました。
 まず酒と肴から始まるというのがね、茶会にあらず、ですよね。お茶事のエッセンスを取り込みつつ“日本酒の日”をも思わせる。で、その次に出されるお菓子、これが女将の自家製ですわ。白い表面のひび割れたところから見え隠れする赤がマグマの様で…もうちょっとちゃんとお話しするべきやったと後悔。もちろんお味もかむなび特製の味わいで美味。目の前で作らはったもんを頂く…贅沢なはなしです。
 そして“お茶室”へ。布で仕切られた普段8人掛けくらいのテーブル席の机上にゴザが敷いてあって、そこに風炉釜水指。立礼席の様で頂く我々客もそのゴザの上に出されたお茶を飲む訳ですからいわゆる“立礼席”とも違う…限られた空間がちゃんと“茶の湯”の場に。そうそうそうなんやと。いやいや、素人の私はそう思い、惜しみない拍手を心の中で送っていたのでした。
 なんかね、ありますやん、いろいろと。取り合わせがどうやとかこれとこれは一緒に使わんとか道具の格がとか。それ考えたらがんじがらめに…先にも書きましたけど「もうええわ」になって「お茶は茶人のしはること」、とか「貧乏人は茶すんな」との思いに陥ってしもてましたが、私は…ええと思いますね。うん。
Nophoto 大将だけでなく女将も関わってはって、自分たちが良しと思ってる道具を使って…あ、特に今回入れ込んでおられたのが杉桶の水指。大桶職人集団“ウッドワーク”さんに特別に作ってもらわはったそうです。少しでも伝統文化が理解され、日常にも使われるものとなる様に願って皆に見て感じてもらってるとのことでした。
 あれこれ写真で説明したいところですが、やっぱりパチパチは無粋ということで外観のみ。ま、想像でお楽しみください。

(於:中央区) 褒め殺し…ってコトバもあったなぁ。いやいや記事はいたって本気。

※関連記事:
某お店の料理雑感。』 2013年5月 記

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