« 瓜破の細道 | トップページ | 3階建ビル林の中状態 »

2015年6月10日 (水)

ニチバン“セロテープ”

  元々文房具屋さんだったのか、シャッター横の柱に朽ちつつも残るセロテープの看板。
Cellotape1 Cellotape2
 そうそう、セロテープと言えばニチバン。錆びるほどの昔からセロテープはニチバンのモンで登録商標になってますけど、なぜかセキスイのそれも“セロテープ”で売ってる…不思議。
 調べますれば1960年に“商品識別力を欠く”という理由でその商標登録に無効審判をセキスイがかけたとか。それに対し特許庁はそれを認めたものの今度はニチバンがその判断に不服申し立てを東京高裁に出訴。その後“セロテープ=ニチバン”という認識を広める努力の結果、特許庁の判断が取り消されたのだとか(事業構想大学院大学“商標・意匠権は特許に勝る”より引用)
 そうかなるほど…って、それやったらやっぱりセキスイ“セロテープ”を名乗って売ったらアカンのちゃうかと思うんですが…もひとつその辺がわかりません。
 そう言えば“ボンド”。これはコニシの登録商標ですが、他社のモンもまぁボンドと言いますわ。でもまぁそれは勝手に市民が言ってるコトバかいなと思いますれば昨日、文具店で“木工用フエキボンド”と堂々“ボンド”を名乗る商品を見かけましたが…これもどうなっているのでしょうかね。
 セロテープもボンドも普通名詞化して「…しゃない」と諦めているのかどうだか。“正露丸”の普通名詞化とは意味が違うと思うんですが、どうなんでしょ。

(於:旭区) この手のテープの元祖は3Mとか。基材はセロファンにあらず。

|

« 瓜破の細道 | トップページ | 3階建ビル林の中状態 »

大阪市北部」カテゴリの記事

看板」カテゴリの記事

社会」カテゴリの記事

コメント

 ほ~う、事業構想大学院大学てなもんがあるんですナ…
なんだか屋上屋を架すネーミングだが、要は出る杭を伸ばすのが目的だとか(笑)。

商標とは自社商品と他社商品を見分ける為の目印!
例えば自動車に、“日本車”や“ハイブリッドカー”と名付けても自社・他社の識別力はありません。
これに対し「レクサス」や「フーガ」と云うネーミングは商品識別力(特別顕著性)があります。

“セロテープ”がもはや普通名称化した商品(例:正露丸)なのか、当初は識別力があったけれど同種類の商品が同業者間で普通に使用される様になった「慣用商標(例:清酒正宗)」なのか興味がありますネ。

投稿: 難波のやっちゃん | 2015年6月11日 (木) 15時04分

  「セロハンテープ」とか「セロハン紙」とか言うてましたが、今でもセロハン使ってるんかな?

 「ポリテープ」とか」「プラテープ」になってるんじゃないかなぁ?

 というのも煙草の包装を見たら何時の間にかフィルムは「プラ」と表示されてますし。

 「セロハン」も「プラ」に含まれるのかな?

 また忘れん内に検索してみよっと。

投稿: 戦後派 | 2015年6月12日 (金) 06時32分

ホッチキスもそれに近い感じですよね。

そういや学生の頃、バイト先にコピーのことを“ゼロックス”と呼ぶおじさんがいました。
「ゼロックスとっといて~」って。

当時、コーヒーに入れる粉末ミルクは何でも“クリープ”で、湿布は何でも“サロンパス”、絆創膏は何でも“バンドエイド”だった気がします(今でもか笑)

今思えばこれらは皆、普通名称になり損なった者どもですな、きっと。
後発に負けたか、ライバル多すぎたか、はたまた名前に凝りすぎたか…

投稿: おばちゃん | 2015年6月12日 (金) 10時11分

バンドエイド・・・そーいえば、小学校の時おうちでサビオを使ってる子がいて、その子は頑なに「サビオ持ってる?」と言ってましたね。今でもあるんかな?サビオ。

ホッチキス(正確にはホチキスだそうです)は、前にアメリカ人に「そこのstapler取って」と言われ「???」となり、辞書をひいて初めて「ホッチキスって、日本語やったんや!!!」と、ものすごーい衝撃を受けたことがありました。

「うどんすき」も美ヶ卯さんの登録商標なんですよね。

投稿: 天王寺蕪 | 2015年6月13日 (土) 09時58分

天王寺蕪さま
そうでしたそうでした。
絆創膏の呼び名には地域性があって、大きく「バンドエイド」圏と「サビオ」圏と「リバテープ」圏に分かれる、となんかで聞いたことがあります。
ライバル多すぎるパターンですな(笑)

投稿: おばちゃん | 2015年6月14日 (日) 09時52分

●難波のやっちゃんさま
“事業構想大学院大学”…カタカナやら柔らか路線とは違うという意味においてインパクト大。さすが仲畑貴志サンがかんでるだけのことがあるなぁと思ったり。
セロテープは…まぁもう実際普通名詞化してますね、確実に。それでもニチバンの気持ちはわかるなぁって思います。

●戦後派さま
3Mのそれは石油系で黄ばみにくいを売りとしてはりますが、“セロテープ”と名乗るものは今もセロファンを使っていて、ニチバンは“植物性だから土に帰る”みたいなのを売りにしてはりますね。
気分はニチバン派ですが、後々のこと考えるとついつい3Mのを使っています。

●おばちゃんさま
●天王寺蕪さま
はいはい私が勤めた会社でもコピーとることを「ゼロックスとって」と言ってましたょ。まぁそれは職場にコピーライターもいましたので、間違いを避けるためにその様な使われ方していたのやと思います。“コピー”…色んな意味がありすぎて、私は今もややこしそうな時は使います「ゼロックス」って。はい。
それからクリープにサロンパス…まさしくそんな感じ。最近ではポーション入りコーヒーフレッシュのこと「メドディアン」って言います。決して「スジャータ」とは言わんなぁ。ま、これ中河内民やからでしょうかね。
“うどんすき”は、何度か新聞ネタになりましたね。確かグルメ杵屋の“杵屋うどんすき”に美々卯が噛みついたけど、アカンかったとかそんなんやったと思いますが。旭ポンズはおそるおそる?「うどんのすき」と小さく“の”を入れて…いいなぁ。
で、絆創膏こと。
私ら子供の頃は「リバテープ」って言ってた気がしますがまぁサビオもバンドエイドも言ってたかなぁ。
お子は「バンエコ」って言うてますね。で「何でバンエコなんやろ?」とずっと思てましたら、ニチバンから出ている“OQバン”の徳用版があってその名が“OQバンエコ”…。なかなかええ略し方やなと思いますが…ただ“OQ”が目に入ってない様にも思います。

みなさんコメントおおきにでした。

投稿: 山本龍造 | 2015年6月16日 (火) 17時47分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/218225/61726287

この記事へのトラックバック一覧です: ニチバン“セロテープ”:

« 瓜破の細道 | トップページ | 3階建ビル林の中状態 »