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2015年4月22日 (水)

昭和なプラ看板 105 ● 清酒 神鷹

 今日は年に一度の池田での仕事。午前中に終えてしばし街を散策。商店街を抜けたら落ち着いた町並みに風格のある“呉春”の酒蔵に、どことなく清楚(?)な感じの“緑一”の蔵元…このあたり、いつ歩いてもええなぁと思いますわ。
 そんなかつての銘醸地にある酒屋さん…と言ってももう自販機のみの商いの様子ですが、見上げると、そこにはこんなプラ看板。
Kamitaka1 Kamitaka2
 “神鷹”…ですわ。実質呉春だけが残る池田ですからまぁ無理もないですか。しかしながら、明石の蔵の看板があるというのもやっぱりちょっと「へぇ」な感じがします。
 「酒は神鷹、男は辛口」ってフレーズがサンテレビでCM流れていたのは…もう40年ほど前のことでしょうか。当時は小学生。ザラついた画面に知らん銘柄ということで何とも言えん遠い地方の地酒なんやろなぁって感じで、蔵元の江井ケ島酒造がまさかウイスキーやらワインやら焼酎なんかも手掛ける総合酒類メーカーやとは思いもしませんでした。
 しかしなんですな、この典型的な徳利のシルエットに“神鷹”と赤で記されていて、何とも言えん昔ながら感がよろしいなぁ。思えば…最近はあんまり徳利で燗酒呑まれん様になった気がしますが…どうでしょ?
 で…そうそう。この手のプラ看板ですが、やっぱり激減しているそうですね。ネットで“飲食店の酒銘柄入り看板激減の謎に迫る!?”と言う看板屋さんが書かれた記事を見つけまして、それによると四半世紀前に年間200本あった注文が今ではせいぜい10本とか。そうか…これだけ個人経営の店がなくなりチェーン店だらけになると、特定の銘柄だけの看板も出番なしでしょう。
 店舗がなくなれば看板もなくなる。その上琺瑯看板の様な耐久性もないわけですから、きっと急速に町からその姿を消し続けていると思われます。“昭和なプラ看板”シリーズもそれなりに価値ある記録になっていってる…かなぁ。

(於:池田市) 酒店の字体もなかなかの味わいで。

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コメント

  「神鷹」ですか、懐かしい。

 というか、最近見かけなくなっただけで、探すかネットで手に入るんですね。

 明石の酒だったんだ。

投稿: 戦後派 | 2015年4月23日 (木) 07時16分

戦後派様同様、神鷹、懐かしいです。
子ども心に、徳利に字が入ったこのマークが格好いいなあと思ってました。

投稿: 天王寺蕪 | 2015年4月24日 (金) 13時21分

●戦後派さま
確かに最近見かけませんね…って、大手以上に中堅クラスの銘柄を最近見かけない気がします。どこも…大変な様で。

●天王寺蕪さま
このマークを幼少期にご存知でしたか。それはなんとも通な。私は小判マークの金露が丸っぽくて好きでしたね。

お二人ともコメントおおきにでした。

投稿: 山本龍造 | 2015年5月30日 (土) 07時23分

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