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2014年11月20日 (木)

八尾は恩智生まれのワインいかが

 何がボジョレーや。
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 大阪には大阪の、河内には河内のワインあり…って言っても羽曳野や柏原のそれやなくて、八尾には八尾のワインあり。
 八尾のワイン…昔からその存在は知りつつもそこのトラックをかつて見た程度で市場ではさっぱり見かけることのないワインでしたが、柏原のぶどう狩りへ行った折に発見。農家の方が言うに「ここで穫れたブドウでできたワインです」とのことで購入。何となくタイミング合わず2年ほど寝かせて今秋、飲んでみました。
 まず色合い。冴えない朱色系の紫色って感じ、薄めです。オーガニック系ワインにありがちかとも思いましたが、そないにその世界も知らんのでま、適当に。
 次に味わい。そうですね…ドライっていうか辛口というか。普通赤ワインは重いか軽いかと言う風に表現するのでしょうが、どうも「辛口やな」といった風に感じます。味自体は黙って飲まされると「シェリーか?」と言った感じ。その場に居合わせた皆も「シェリーっぽいなぁ」という感想でした。そうですなぁ…なかなか個性派のワインなんではないでしょうか。4合入りで1,500円でした。
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 八尾の山間部、恩智にある醸造元の神田屋さんですが、そこの製品は市場でも見かけず、ホームページもないのでもひとつどういう会社なのかわからないのですが、どうやら業務用のクッキングワイン等がメインの会社の様です。この商品は“Viking”印ですが、昔見たトラックには“名犬ブドー酒”と書かれていた記憶があります。なかなかのネーミングですわ。
 他には甘味果実酒やリキュール、ブランデーも手掛けておられる様ですが…どこで売ってるのかなぁ。いっぺん買いに行ってみるしかないですな。
 大阪府はかつて日本一のブドウ産地やったとのこと。先日見たテレビ番組で柏原のカタシモワインフード社長が言ってはったのでは、昔大きな台風が来て、ブドウ畑が壊滅状態になり、その時に救済措置としてワインの醸造免許がたくさん出されたのが、河内ワインのはじまりとか。いまでは中河内に3社を残すのみとなりましたが、手元にある1974年度の醸造家年鑑には八尾市に3軒、柏原市に13軒の酒造家が記載されています。そのブランドは“千成・ダイトウ・バンノ・マイイ・ホケン・丸富…”などなど。どれも知りませんね。もうその時点でどこも休造状態やった様ですが、つい最近…20年ほど前まで、その酒造免許は生きていたみたいです。
 八尾は恩智にワイナリーあり…もっと広く知られて飲まれればなぁと思いつつ、この超マイナーな存在がええねんと思ったり。ま、いずれにせよ、ずっと存在し続けるだけは売れ続けてほしいもんですな。

(於:八尾市) 八尾市民でも…まず知らんのちゃいますかねぇ。

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コメント

  そう言えば「ヴォジョレ」の解禁日。

 一時ほどのブームではなくなった様ですが、円安で割高な輸入ワインより、地元のワインを店頭に並べて欲しいですね。

 最近神戸のもあまり話題に上らなくなったのか、目にも耳にもしてません。

 まぁ、どっちみちワインの味など判らん輩ですけど。

投稿: 戦後派 | 2014年11月21日 (金) 08時10分

  訂正!

 ヴォジョレではなく、ボージョレでした。

 「ヴォ」はヌーヴォーの方でした(汗)。

投稿: 戦後派 | 2014年11月21日 (金) 08時13分

 梅酒で有名な“チョーヤ”も金銅さんが駒ヶ谷で葡萄酒の醸造販売がスタートでしたネ!

かつては甲州ワインと肩を並べた河内ワインも今は見る影もありません。
で、“八尾のワイン”初めて知りました。ブドウ栽培は温暖で降水量の少ない南斜面が適してるそうですが、恩智でも作られていたんですか(驚き)。

“マッサン”にでてくる赤玉ポートワインも柏原・羽曳野のブドウが原料だったとか…

投稿: 難波のやっちゃん | 2014年11月21日 (金) 09時14分

2年前に山梨に旅行してから甲州ワインのファンになり、「国産ワインも、おもしろいかも?」な感じになりつつある我が家。和食にも合いますしね。地酒感覚で頂いたらいいやんということで、ちょこっとずつ面白いものを購入しています。が、これは知りませんでした。
そういえば、羽曳野の誉田八幡宮のお正月のお神酒は、ずーっと河内産の赤ワイン。初めてあれを頂いた30年前(って、そのころ、多分まだ未成年やん。いいんか、うちの親)なんか、神社の初詣に赤ワイン頂けるんや~と、妙に感激した覚えがあります。ほんと、難しこと言わず、地酒感覚で日本酒もワインも頂いたらいいんですよね。

投稿: 天王寺蕪 | 2014年11月21日 (金) 22時50分

長野でも特産ワインたくさんありますが 値段が高いのであまり飲んだことがありません 有名なのは松本の五一(ごいち)ワイン

投稿: tougei1013 | 2014年11月22日 (土) 07時20分

  tougei1013さん、五一の一升瓶が飲みやすくてお手頃ですね。

 ワイナリーも見学したことがあり、重くても土産によく買って帰りました。

 ところで、国産ワインでも元のぶどうジュースが輸入物だったら、防腐剤が入って無くても疑ってしまいます。

 100果汁でも濃縮還元だと何処から来たのか?

 国産が全て安全とは言いませんが、安い物にはそれなりのリスクが付いて回りますね。

 酒・煙草のリスクは気にしていない勝手者ですが(汗)。

投稿: 戦後派 | 2014年11月24日 (月) 06時44分

久々の河内ワインネタ。懐かしいですね。
一昔前は羽曳野でミゼットが現役でした。
久しくあのあたりに行ってませんが、今もブドウ畑が広がっているんでしょうか。

投稿: ぽんぽこやま | 2014年11月26日 (水) 02時58分

●戦後派さま
じつはあんまりワインに関しては“国産やないと”な気分もなく、昔はチリ、今はフランス、イタリアの6本3000円のを主に飲んでいます。国産となると…こんな価格ではまともなもんがない様に思いまして。
近年国産もおいしなったみたいですから、もっと飲んでみよと思てます。
あ、それから輸入果汁、国内発酵の国産ワインは…ちょっと論外な気分です。

●難波のやっちゃんさま
恩智でブドウ栽培がされていたのか否かは…ちょっとよく知りません。
赤玉に使うワイン、確かにその様な話を聞いたことがあります。15年くらい前まで、近鉄道明寺駅近くに“サントリー道明寺プラント”という工場があって、そこが赤玉用の原酒を作ってるということでした。

●天王寺蕪さま
私も15年ほど前、甲州のワイナリーに行ってファンになったんですが、ついつい廉価な外国産を飲み、今に至っています。もうちょっと国産ワインを飲もかと最近思いはじめています。
で、誉八のお神酒はワインですか。私はてっきりすぐ脇にあった造り酒屋の“松冠”やったんやろと思い込んでいました。ま、確かに赤ワインの方が、めでたい感ありますね。

●tougei1013 さま
私といっしょですね。もう少し廉価ならなぁと思てしまいますが、きっとギリギリの価格で出してはるのやろなぁと思います。

●ぽんぽこやまさま
駒ケ谷へは、私も長年行ってませんけど、柏原にはまだまだブドウ畑いっぱいあるなぁといった感じです。ですが、やっぱり跡継ぎなくてヤメる畑も多いとか。その事に地元では危機感を持っている様です。

皆さんコメントおおきにでした。

投稿: 山本龍造 | 2014年12月 1日 (月) 16時12分

なんか急に思い出して名犬ワインを検索したらヒットしました。

幼少期からつい20年ほど前まで、この神田屋さんの前の細ーい坂を登ったところにすんでいました。

昔のゆるゆるだった時代によく探検と称してここの工場内に進入して遊んでいました。

そんなアホ餓鬼に半醗酵の葡萄ジュース(作りかけのワイン)なんか飲ませてくれたりするいいところでしたよ。

昔は自家消費用のちょっと凝ったワインなんかも作っておられて、親父が分けてもらったものを御相伴で飲んでいました、結構美味しかったような覚えがあります。
一升瓶のワインでしたけど。

投稿: 木綿の半可通 | 2015年3月 3日 (火) 18時55分

●木綿の半可通さま
はじめましてこんにちは。ようこそアホげへお越しくださいました。
神田屋の近くにお住まいだったんですね。で、何ですか、探検と称して工場内に侵入、その上半発酵の葡萄ジュースまで
…何とも言えんええ時代の話ですね。今やったら工場の方も怒る、PTAやら教師も「未成年に飲酒とはけしからん」となるでしょう。そんなええ時代が懐かしいですね。
で、神田屋さんの自家消費用凝ったワインというのも気になるところ。ま、今はやってはれんへんでしょうね、きっと。うん。

せっかくあれこれお教えいただきましたのに、レスが激遅になりまして失礼致しました。
よければ今後ともおつきあいい頂ければ幸いです。

投稿: 山本龍造 | 2015年4月10日 (金) 10時33分

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