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2013年4月15日 (月)

長屋解体で石垣現れ上町台地の凸凹実感。

 旧南区と東区との境にある小さな坂道、短い割に勾配のキツさが長屋の風情と相まって何となくええ感じ。
Kutuwa1 Kutuwa2 Kutuwa3
 その長屋。ほとんどが空き家状態でしたので、「そのうちなくなるな」と思って見ておりましたらついに解体。ほんと長いこと何となく残っていましたが、キレイさっぱりご覧の通りになりました。

Kutuwa4

 ここにきて動いた…これもアベノミクス効果か。かなり朽ちていた長屋の状態を思うと、これでスッキリ安全とも言えますが…うん、やっぱりちとさみしいもんがあります。
 しかしなんですなぁ、ここらは凸凹多い地形やとは思っていましたが、こんなに高低差があるんですね。更地になって見渡して尚更に実感。で、なぜこの様に凹んだ土地があるのか?。半年ほど前に読んだ『地域情報紙 うえまち』の記事によると「このあたりで昔、瓦に適した土が産出されたため、掘り起こされて凹凸ができた」といった説明がなされていました。これは…知りませんでした。私はずっと「大坂城の外堀の底やったんやろ」と思っていたのですが。
 また、『十三のいま昔を歩こう』の新之介さんの研究サイト(?)『大阪高低差学会』の記事“埋められた上町台地の谷”によると、ここらは元々は谷やったと記されています。諸説あるのでしょうか。とまぁ、学術的なことは置いといて、石垣に、こんなもんが使われているのを発見。

Kutuwa5 Kutuwa6 この石に彫られた凹みは墓石ですな。さすがお寺(宝泉寺)の石垣といった感じ。右の写真に写る石には何や漢字が記されていますが、ちゃんと読めません。右上から4文字“池屋■印”と書いてある様に見えますが…これは何の石だったのでしょうか。
 この更地、只今ボーリング調査中。終わればマンション建設にかかるとか。この土地見ると、ちょっとさみしくもなりますが、上町台地の高低差を実感できる期間限定のチャンスでもあるわけで…今のうち、よー見とこ。

(於:中央区)人気ブログランキングへ 崖の上のシュロ2本がええ味出してるねんなぁ。

※追記:空堀エリアの凸凹については、新之介さんのブログ『十三のいま昔を歩こう』2013年04月21日の記事、“ノバク・野漠の窪地”に詳しく記されています。興味ある方、ぜひご一読を。

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コメント

  上町断層も、最後に動いたのは万の桁らしいですねぇ。

 活断層の「活」ってお魚の「活〆」みたいに新鮮なものに使われるイメージでしたが・・・。

 昔あった「休火山」みたいに、また目覚めるおそれがあるんでしょうか?

 まぁ、大阪湾の海底には六甲や生駒等、大阪湾を取り巻く山々を押し上げたPOWERがあった(ある?)訳ですから
、その気になれば上町山脈位って・・・。

 自然を侮ってはいけませんね。

 
 

投稿: 戦後派 | 2013年4月16日 (火) 09時28分

とても興味深いですねー

墓石が使われているって、ちょっとこだわる人は多いかも。

お祓いをしておけば大丈夫かもしれませんが・・・

石垣部分は何らかの補強がいるんでしょうね

投稿: 阪南市テクノ森田 | 2013年4月16日 (火) 09時29分

ここは龍造さんの名前に由来する場所ですよね。たしか…^ ^ 。瓦の土はおそらく傾斜地を掘っていたのでしょうね。この辺りはもともと窪地だったと思います。その窪地が土を掘る事で江戸時代に広がっていったのでしょう。中世以前の時代、谷はもっと深かったと思います。なので諸説は繋がっているんです。たぶん。

投稿: 新之介 | 2013年4月16日 (火) 11時33分

 そりゃあ日銀が博奕相場を張り、国ぐるみで地上げしたらバブルも起こりまっしゃろ…
問題はターゲットの2パーセント制御ですわ(汗)

で 此の○造寺プロジェクト 小ぶりですが、地形が良い(整形地)ので設計しやすいですね。
お隣の“小谷山 寶泉寺”石垣に使用の墓石、無縁さんと云えいただけません。

何れ 安倍の“ミス”や“リスク”やと云われんうちに…
個人投資家の皆さん! ○バ掴まんよう手仕舞いしときなはれや(笑)

投稿: 難波のやっちゃん | 2013年4月16日 (火) 13時19分

墓石転用、ちょくちょくありますね(笑)

大阪高低差学会、へぇ、新之介さんが主催かぁ~
参加させてもらおうかな。

投稿: ぷにょ | 2013年4月17日 (水) 00時30分

●戦後派さま
“活”の持つ印象もほんますっかりかわりました。なんやほんまますますもって地震だらけで…「そのうちまたエライ地震くるで」と思いつつ、それでもまだどっかで「生きてるうちはないやろ」なぬるい意識も残っていて…いやほんま、なめたら飽きませんね。

●阪南市テクノ森田さま
今まで墓石は見えんところにありましたから、それでよかったでしょうが、こう見え見えになってしまうと…お寺さんもちょっと気にしはるかもですね。石垣で崩壊せんのが不思議な気がします。だからといって、コンクリでやりなおしたら、これまた味気ないし…ですね。

●新之介さま
二番煎じみたいな記事をスンマセン…って、出来が全然違いますが。
諸説は繋がっている…なるほどね。いやぁさすがは新之介さん。また色々御ブログで勉強させてもらうことにします。

●難波のやっちゃんさま
たしかにスクエアな土地故、設計しやすそうですね…って素人ですが。
墓石はどうしはるんでしょうね。当代の住職も今回はじめて知りはったのではないでしょうか。これからもチェック続けときます。

●ぷにょさま
墓石の転用、一個くらいならかわいいもんですね。えげつないほど使ってある壁とか、横倒しにして階段に使ってるところもありますし…階段代わりは、笑えませんでした。
で、早速“学会”へ入られたとか。研究成果、楽しみにしときます。

皆さんコメントおおきにでした。

投稿: 山本龍造 | 2013年4月19日 (金) 17時22分

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