むかし昭和町中5、いま昭和町5。
木製の町名看板は、ペンキが剥げ落ちて風化が進みすぎたヤツが多いですが、これは、ほど良い経年変化でええ感じに渋くなっています。
白地に黒ペンキで記されたものが多い中、この看板はその後出てくるアルミ製のそれの元となったのか紺色地に白のペンキという配色で書かれています。その色合いと、広告部にある“明治”の文字がそう思わせるのか、どこか牛乳箱に通じる趣きが感じられます。
新しい町名看板で上から覆い隠す様なことをせず上下に直列で掲示しているのもなかなかええ感じ。ここのお宅の方もそれなりに気に入って大事にしてはるんでしょうかね。
まぁこういったお宅でこそ馴染む物件ゆえ、建物…そして町並ごとこのままであり続けてほしい、そんなことを強く思ったのでした。
| 固定リンク
「大阪市南部」カテゴリの記事
- 童謡“サッちゃん”の生まれた幼稚園(2014.11.18)
- 防火水槽 95 ■ 東住吉区山坂1-18-30(2012.08.05)
- 昭和なプラ看板 159 ● アサヒビール(2018.04.04)
- 3月に春爛漫(2018.03.30)
- “あいさつ筋”(2018.01.20)
「町名看板」カテゴリの記事
- むかしもいまも上本町九丁目。(2018.06.27)
- むかし椚町、いま肘塚町。(2018.05.23)
- むかし永田西二丁目、いま東中浜六丁目10。(2018.04.08)
- むかし鷺洲南一丁目、いま鷺洲一丁目7。(2017.12.16)
- “豊津町32”の町名看板は手書き(2017.09.22)
コメント
暑いさなか、お疲れ様です。
良いのを見つけましたね!牛乳箱…プラスティックはよく見ますが木製はあまり見ませんねf^_^;)なんか良い趣きで素晴らしいです。最近牛乳頼んでいるお家も減ったかな。
投稿: リラックマ | 2012年8月 3日 (金) 13時19分
リラックマさま
暑て「外出たないなぁ」と思てもいざ外へ出ると、案外暑さも気にならんというか「しょ〜ないわ」と割り切れるもんですね。
ホンマ牛乳を宅配で飲んでるお宅は今やもう、ほんま少ないですね。そう言う意味ではそのうち、プラッチック製の牛乳箱でさえ珍しいと愛でる時代が来たりしてとか思います。
コメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2012年8月 5日 (日) 07時53分