防火水槽 27 ■ 都島区内代町3−7
賃貸マンション前の歩道でこんなん見つけました。歩道との調和を考えたのか焦げ茶色に塗られた木箱に堂々『防火用水』の文字。横手には設置元でしょう“○○マンション”の表記も見られます。「木製で水…漏らんかぁ」と思い中を覗くと、四角いバケツの様な軟質プラスチック製であろう容器に水が貯えられていました。イザ!と言うときは、上部のフタを開けて使うみたいです。そう記していていま気付いたのですが、街路樹のネキに大きめの柄杓が置いてありますので、これですくって火を消すという算段なんでしょうね。
当初、この物件は“防火水槽 番外編”とするつもりでしたが、書いているうちに「水も貯めてあるし…これこそ防火水槽や」という思いが強くなってきましたので防火水槽第27号に認定することにします。荒川防火水槽研究会さんには、「別モンですね」って言われそうですが…
(於:都島区) マンションに防火用水…なかなか粋な大家さんやこと
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コメント
柏原の物に続き二つ目の「木製」ですね。これもまたええ感じで。
でも中がプラスチックだそうで。
荒川さんのコメントを伺いたいところですね。
投稿: ナムダー | 2010年3月20日 (土) 21時38分
この“木製”もなかなかええ風情でしょ。こういうものを作って設置するという感覚がそう思わせるのか、何ともホッとするもんを感じました。
で、荒川さんの寸評、ホント欲しいですよね。でも氏は東京で超激忙の日々をお過ごしの様ですね。今の時代、めちゃ忙しいかめちゃ暇かどっちかな人がほとんどで「ちょうどええ仕事量」の人が少ないみたいに思います。
元気に日々仕事をこなしてはることを願うばかりですわ。
ナムダーさん、いつもコメントおおきにです。
投稿: 山本龍造 | 2010年3月21日 (日) 08時48分
最近はほぼ1ヶ月に一度しか出現できず、大変申し訳ないです。
遅くなりましたが、「かくれたええとこ」入選おめでとうございます。
27号を製作された人は、私たちが収集しているタイプの防火水槽のイメージを念頭に作ったのでは?と思うくらい、雰囲気が出ていますね。
投稿: 荒川防火水槽研究会 | 2010年3月27日 (土) 11時16分
荒川さん!元気にやってはりますかー
きっと超激忙でヘボヘボになりそうな日々かと想像しておりますが…そんな中コメントおおきに有り難うございます。
で、本題。
確かにね、言われてみればそうですね。
「火の用心」が主たる目的ならば、この様なモノを作らないようにも思いますね。
心のどっかにあの我々が思い描く“防火水槽”があって「実用的である“あの世界”を再生しよう!」という心意気が感じられますもんね。
さっすが“荒川防火水槽研究会”さんです。いつもホンマ的を得た寸評、有り難うございます。なかなかそうはいかんかと思いますが、心身共に健康に注意してくださいね。
投稿: 山本龍造 | 2010年3月28日 (日) 20時25分